里山人雑記

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春は終わりかな??

2013年04月17日 23時16分04秒 | Field Note<観察>
またちょっと期間が空いちゃいました…
先週の立田山です!
もうそろそろ、春も終わりかな??
Summer will be coming soon.

コガタスズメバチ Vespa analis Fabricius も出てきました。
これからの時期、屋外に出る時は注意しておいてください!
This is a kind of dangerous hornet. Be careful!!

↑桜も散っちゃいましたね…
Cherry blossoms have fallen.

エナガ Aegithalos caudatus もそろそろ子育てシーズンです。
エナガってのは、とっても小さいカラ類の仲間です。
尾羽が長いのが特徴です!
This bird has long tail-fethers.
They are always moving quickly!

アオサギ Ardea cinerea です!
翼を広げると、自分たちの身長くらいになります!
ここの湿地状になっている場所で、食べ物を探しているようでした。
ときどきこのように頭をあげて周囲を警戒していました。
This bird is big!
They usually eat fish, frogs and so on.

↑こっちをちょっと警戒していますね…
It looked at me.

↑何かを捕まえて食べました。
何かわからなかったなぁ…
It caught a creature. But, I couldn't find out what the species it got.

↑歩きながら食べ物がいそうなところを探しています。
Where's a food??

フジ Wisteria floribunda がきれいでした。
桜のあとは、フジのシーズンです。
This blue flowers are "FUJI(Japanese name)".
It'll be in bloom after the cherry blossams has fallen.

コナラ Quercus serrata です。
葉っぱを透過してくる光が好きです(笑)
I like the sunlight that permeated some leaf.

アトリ Fringilla montifringilla です。
これはメス個体です。この時期のオス個体は、胸のあたりが鮮やかなオレンジ色になっていて、綺麗です。
群れで行動するので、見つけたらぜひ観察して見てくださいね♪

ツバメ Hirundo rustica も頻繁に見るようになってきました。
まぁ、熊本では越冬する個体もまぁまぁいるんですけどね(笑)
ただ、越冬している個体と夏見られる個体は…って、書くと長くなるので今回はパスします……
It's a swallow! They usually come to Japan in summer.

オドリコソウ Lamium album var. barbatum もたくさん咲いていました。
この特徴的な花、ぜひ探してみてください♪
It's in bllom now.
We call these kind of plants "ODORIKOSOU(Japanese name)".

以上、ちょっと散歩した時のお話でした~
Thank you for you visiting this blog!

野焼きetc.

2013年04月08日 00時24分54秒 | Field Note<観察>
先週、ちょっと阿蘇をぶらぶらしてきました。
I went to Aso last week.

↑桜が綺麗だなぁと思っていると…
Cherry blossoms were in bloom.

↑桜と野火と煙の組み合わせって不思議な気がします(笑)
この光景でたくさんの人も見えるってことは…
We were able to see fire,some smoke and cherry blossoms at that time.

↑そう、野焼きです。
野焼きって、放牧のためだけでなく、生物多様性にとっても良い一面を持っています。というのは…
The people who live in Aso burn off the fields every spring. We call it "NOYAKI" in Japan.
(This time, "NO" means "the fields" and "YAKI" means "Burning off".)
It's very meaningful for farmers and biodiversity.

↑毎年草が焼かれることによって、この場所に生えている生命力の強い植物・背の高い植物が排除され、これによって、背の高い草が生えていると生きていくことが難しいような小さな植物でも、ここで生きていくことができるようになるんです。したがって、背の高い特定の植物だけになってしまうはずの場所に、複数種の小さな植物が生えることができるようになり、多様性が向上すると言うわけです。といっても、これ、正しい説明じゃないです。
"簡略化"しようとしてこういう文章になっているため、けっこう誤解が生じかねません…
細かく知りたい方は、コメント欄に質問ください!
簡単に説明しようとするとちょっと難しいですね…笑 もうちょい文章力を養います…
それにしてもこの写真、炎の形が動物か何かのような感じに見えま………せんか?笑
Thanks to the burning off the fields, the biodiversity will be wealthy.
This's because.....I can't describe it correctly in English. Sorry....
By the way , the fire looked like some animal. For example....the Dragon!?!?

↑この時期特有の野焼きの景色、見ることができて良かったです♪
I was lucky to see the scenery of the burning out the fields.
We can see it only in spring at the place.

ノスリ Buteo japonicus がいました!
タカの仲間で、阿蘇ではけっこうな数見られます。
色がずいぶん白いし飛んだ時のお腹の模様も独特だったので"ケアシノスリ!?"と思ったんですけど…やっぱノスリかなぁ(笑)
We call the hawk "NOSURI" in Japan.

↑数個体のノスリがいて、片方の個体をモビング(追いかけたり攻撃したりすること)していました。
One individual attacked other individuals.

アブラナ Brassica napus と小っさな。コントラストが綺麗です。
We're able to see little cherry blossoms and yellow flowers. The contrast was very nice.

↑やっぱ桜きれいだなぁ…
Cherry blossoms were very very beautiful.

フクジュソウ Adonis ramosa です。
フクジュソウって、数年前に数種にわかれたけど、イマイチどの種なのか把握できてないです。
ここのフクジュソウはたしか……ミチノクフクジュソウだったかな??
The plant's Japanese name is "FUKUJUSOU".
"FUKUJUSOU" has three different kind of species.

シダも伸び始めてました。
It's the one kind of the fern. It appeared from the ground and were growing.

ジロボウエンゴサク Corydalis decumbens です。
ムラサキケマンとぱっと見似ていますが、一株につく花の数は少なく、花の色も少し赤色が濃いめです。ただ、枯れかけてえいるムラサキケマンはこんな雰囲気に見えることもあるため、識別に一応注意が必要です。

ミツマタ Edgeworthia chrysantha です。
枝が途中から三又になっているため、この名前で呼ばれるようです。
This plant's branches were separated to three parts. And each part of the branches have one flower on the top.
So, the plant is called "MITSUMATA" in Japan.
In this case, "MITSU" means "three" and "MATA" means...."separated shape??". Sorry, I can't describe it correctly in English.....

ツタ植物のなかま。
ツタ植物の仲間には、右巻きのもの、左巻きのもの、まっすぐ這っていくものなど、いろんなタイプがあります。それに、"右巻き"や"左巻き"の捉え方も、人によって正反対だったりするのでおもしろいです(笑)
興味のある方はコメント欄等にどうぞ。

ネコノメソウの仲間です。
"ネコノメソウ"って名前の由来は、花が終わると、お椀状のがくの中に種子が貯まり、それを上から見ると"猫の目"のように見えるからなんです。
って、言葉で説明するのは難しいですね…今度写真撮れたらアップします…
We call this plant "NEKONOMESOU" in Japan.
In this case, "NEKONOME" means "Cat's eyes".
When the seeds of the plants are gathered on the top, it looks like cat's eyes.
So, we call this "NEKONOMESOU".

↑新芽がどんどん出てきています。
The trees were coming in to leaf!
The color of light green were very nice.

タネツケバナ Cardamine scutata もありました。
ナズナの仲間で、ナズナ(通称ぺんぺんぐさ)にも似ています。

ヒメオドリコソウ Lamium purpureum です。
オドリコソウよりは小さく、花の形も違っています。

↑コケの仲間と木。

ヒメウズ Semiaquilegia adoxoides もところどころで見られました。
平地ではもう花が終わりかけてるものも見たような。

フウロケマン Corydalis pallida だと思います。
黄色いケマンソウの仲間には2種類?あって、どっちかちょっと自信ないですけど…

フキ Petasites japonicus もこんなに伸びていました。
通称フキノトウ、伸びるとこんななります。

ヒトリシズカ Chloranthus japonicus 、きれいです。
小さな花で、注意して見ていないと気づかないこともしばしば。

アズマイチゲ Anemone raddeana
この時期の阿蘇、小さな春の花がたくさん見れます。

↑ちょっと離れたところにハシリドコロ Scopolia japonica も咲いていました。
紫色の独特な花が特徴的です。

↑えっと、こいつは………なんだっけ(笑)
ごめんなさい、名前出てきません…

↑そして最後は、ツクシショウジョウバカマ Heloniopsis orientalis
ちっちゃい花ですが、花の形はとても特徴的で、色もきれいです。この時期に阿蘇などに行かれる方は、ぜひ、探してみてください!

以上のように、この時期の阿蘇には特徴的なかわいい花がたくさん咲いています。
植物を観察するにはもってこいの季節です。
ただ、阿蘇などたくさんの貴重な植物が生育する場所では、未だに盗掘が後を絶たないようです。
"自分1人くらいいいかな"といった気持ちで盗掘する人がたくさんいると、ものすごい数の株が持ち去られてしまうことになり、翌年同じように野生の植物を楽しむことができなくなってしまうかもしれません…
観察した植物はそっとその場に残してあげてくださいね♪
それから、もし植物を持ち去ろうとしている人を見かけた場合は、声をかけて、こういったことを優しく教えて頂けるととてもありがたいです。"盗掘"と呼ばれる行為を行ってしまう人には、それがどのような影響を及ぼすのか知らない人がたくさんいるんです。知って納得して頂ければ、少なからず現状は変わるのではないかな…と思っています。
これからも、植物との再会を楽しめるような環境を残して行きたいですね♪
Thak you for your visiting to this blog.
See you soon♪

桜のシーズン

2013年04月04日 22時59分59秒 | Field Note<観察>
久し振りの更新です!お待たせしました…
いつも見て下さってる方、ありがとうございます♪
今回は、家の近所で撮影した桜をはじめとする、いろんな生き物を紹介します!
Thank you for your visiting to this blog! I'll introduce you some creatures with the photos that I took.

をまともに見たのって、ほんと何年振りだろう…
写真では表現できない美しさがあるんですよねー…
The Spring has came in Japan. I took pictures of cherry blossoms near my home.
We call cherry blossoms "SAKURA" in Japan. We Japanese traditionally love the plants. Cherry blossoms are very meaningful for us.

コガモ Anas crecca と桜です。
桜のシーズンは背景に桜が入るため、なんとなく撮影しただけでもまぁまぁ決まるんですよね~(笑)

クサガメ Chinemys reevesii の黒化個体が日光浴をしていました。
クサガメの中には、成熟するにつれて体色が黒化する個体もいるそうです。

ゲンゲ Astragalus sinicus です。
"レンゲ"と言う呼び名が有名ですが、正式名称はゲンゲなんです!

ムラサキケマン Corydalis incisa です。
この時期、いろんなところで見られると思うので、ぜひ探してみてください!

ハヤブサ Falco peregrinus が上空を飛んで行きました。
タカの仲間やハヤブサの仲間って、実は意外と身近にいるんですよ♪
A falcon was flying. Falcon's Japanese name is "HAYABUSA".

↑この雲、飛んでいる鳥みたいに見えませんか??
These clouds look like a flying bird, don't it??

ヒヨドリ Hypsipetes amaurotis と桜です。
桜が咲くシーズンは、いつも見ている生き物も、なんとなく違って見えるような気がします…笑

↑ホオジロの仲間のクロジ Emberiza variabilis です。
この種の鳥は、地面付近で餌を探すことが多いです。このときも、地面をうろうろしながらのんびり餌を探しているようでした。
The ground were covered by the petals of cherry blossoms.

カムルチー Channa argus です。
ライギョって行った方が伝わりやすいかもしれないですね。外来種で、主にカエルや魚を食べるようです。
他の外来生物と同じく、在来種への影響が懸念される生き物です。
外来生物の対策としては"駆除"がメジャーのようですが、個人的には、"拡散の防止"をもっともっと徹底すべきじゃないかなぁと思ってます…

ミシシッピアカミミガメ Trachemys scripta です。これも外来生物として在来種への影響が懸念されています。
かなり甲羅が泥で汚れていたので、もしかすると、遅めの冬眠明け個体かもしれません。土に潜って冬眠しますもんね。

フデリンドウ(?) Gentiana zollingeri です。
林床にひっそりと咲いていました踏まないように気を付けないと…

ジロボウエンゴサク Corydalis decumbens です。
ムラサキケマンにちょっと似ていますが、一株に付いている花の数はムラサキケマンと比べて少ないです。色も赤っぽいです。

ビロードツリアブ Bombylius major です。飛んでるんですが、わかりますか??
口吻(蜜などを吸うときに使うストローみたいなもの)が前にまっすぐ伸びていて、体は毛玉みたいです。
"アブ"というと、刺されそうなイメージがありますが、この種は大丈夫です。花の蜜などを主食とするアブの多くは、刺しません。

クサイチゴ Rubus hirsutus です。
通称"ノイチゴ"。花弁が落ちて実が赤くなると、ちょっと酸味もきいて美味しく食べることができます。
After its petals fall, we can eat it.
This's because, this plant is the one kind of strawberry!!

↑羽化したばっかりのようで、ほとんど飛べていませんでした。
種類は…ちょっとわかりません。今度ちゃんと調べときます…
看板に描いてある"虫めがねを持った人"の正面に止まっています。絶妙だなぁ・・・笑
シオヤトンボ Orthetrum japonicum japonicum の未成熟個体だそうです!
batsumaru様が、名前を教えてくださいました。ありがとうございました♪
batsumaru様のウェブサイト"飛ぶ宝石・トンボの世界"はほんとオススメです。
左のバナーにリンクと説明を貼っていますので、ぜひご覧ください!!
今後もよろしくお願いします。

LOOK! The man on the board was watching the dragonfly! Can you understand what I say????haha

↑キノコの仲間かな…?

ミヤマホオジロ Emberiza elegans です。
頭の黄色い模様が1つの特徴です。ちなみにこれはたぶん…メス個体。

↑こっちも見ないと(笑)
この時期は桜色に注目しがちですが、新芽もたくさん出ていて、全体的に緑がきれいです!

ヒヨドリと桜です!
実はヒヨドリって気が強いので、他の鳥をすぐ追い払おうとするんです…

ミヤマホオジロ Emberiza elegans のオス個体です。
頭の黄色、冠状の羽(冠羽と呼びます)、頬の黒色、喉の黒色が特徴です。小規模な群れで行動することが多いです。

↑手前にはもみじ、背景には桜。コントラストが美しいです♪
There are maples(front) and cherry blossoms(behind the maples).
The contrasts of their colors were very nice.

以上、一番最近の観察記録でした!
順番は錯誤しますが、これまでの観察記録なども、ぼちぼち更新して行きたいと思っています!
楽しみにしていてくださいね♪
If you have some interests in the Japanese cultures or creatures, please ask me♪