里山人雑記

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今度は海で餌釣り

2011年04月30日 21時06分28秒 | Fishing <釣行>
今日は、以前から予定していた海釣り(堤防)に行ってきました。
弟が、ブログ名を「里山人雑記」じゃなくて「釣●バカ日誌」にしろとか言ってきます…

ガラカブです。昨日は長い竿を使っていたので、今日はルアーロッドに餌釣りのしかけをつけて釣りました。結果、ガラカブ祭りでした。もちろん、父と弟は長い竿でクロ釣りをしていました。あ、ちなみにガラカブというのは地域的な名称で、正式名称はカサゴです。魚は、地域ごとに様々な呼び方があるんです。

↑これが、今日最小サイズのガラカブです。6cmくらいですかね。これ、水槽で飼育したら絶対面白いですよ。まぁ、海水の水槽は、淡水と比べていろいろと手間がかかるので、あんまり自分で飼育しようとは思いません…

↑にしてもガラカブは口がでかいです。小魚などを捕食するため、こんな口になっているんです。魚を食べるためには、それが通るだけの大きな口が必要ですもんね。だって魚は、魚を食べる時に人間みたいに切り分けたりせず、そのまま丸飲みにしますから。また、写真をよく見ればわかると思いますが、口の縁には、細かい歯がたくさん生えています。これは、くわえた魚を逃がさないためのものです。魚は体表がぬるぬるしていますから、このような歯をもつことで、捕らえた魚をしっかり固定し逃がさずに飲み込むことができるんですね。

↑ガラカブって綺麗な模様と色をしてます。海水魚って、淡水魚と比べるとやっぱり綺麗ですよね。あ、もちろん淡水魚も大好きです(笑)

ホシササノハベラです。外道です。ベラの仲間には性転換するものがいます。この魚も性転換します。つまり、メスがオスになったり、オスがメスになったりするんです。群れ(スクール)のオスが死んだときにメスがオスになったり、その逆の現象が起こったりするわけですね。多くの子孫を確実に残していくための能力です。すごいですよね。

↑ホシササノハベラは口が小さいですが、鋭い歯をしています。これは、底生生物を食べるためです。顔、恐いですね…

↑弟がスズメダイを釣りました。外道ですけど。今日はスズメダイばっかりいて、クロは少ししか釣れてませんでした。

そしてしまいには雨が降ってきて…
今日はそこで釣りは終わりにしました。

個人的には、大量にガラカブ釣って面白かったです。
まぁ、大半が小さなガラカブだったので、ほとんどは逃がしましたけど。

さぁ、明日は立田山定例探鳥会。雨が心配ですが、期待は大きいです。この時期の立田山は、いろんな生き物が観察できてとても面白いですから。雨降らないといいなぁ~…

また餌釣り(笑)

2011年04月29日 22時20分24秒 | Fishing <釣行>
再び餌釣りに行ってきました。
いつも通り川虫を採ってから目的の川に向かい、釣りを始めます。

↑釣りをしていると、ミヤマカワトンボが近くに飛んできました。綺麗ですよね~。ところで、今日はラフティングをやってる人が多かったです。ラフティングというのは、ラフトという小型のボートに数人で乗って川下りをするレジャースポーツ(写真右奥に小っさく写ってます)です。きっと面白いんでしょうね-。

↑最初にウグイが釣れました。今日はでかいウグイ(熊本ではよくイダと呼ばれます)を狙って行っていたので良かったです。まぁ、目標よりは小さかったですが…35cm+αくらいだったかなぁ。

オイカワはやっぱり釣れますねー。少しずつ婚姻色が出てきてますね。いつか婚姻色のはっきり出た個体を捕まえたら、またアップします。あ、婚姻色というのは、主に繁殖期に入った個体に出てくる色のことで、オイカワの場合は♂個体に顕著に出ます。この色は、本能行動(生殖行動)を誘発する鍵刺激として作用したり、種間での雌雄の識別に利用されるものでます。
次は"鍵刺激"について説明します。これは、本能行動を起こすきっかけとなる刺激のことです。有名な例では、"トゲウオの攻撃"につながる"鍵刺激"があります。高校で生物を選択した人は知っていると思いますが、繁殖期の♂のトゲウオは、腹が赤い色をした個体(つまり繁殖期の他の♂個体)を見るとすぐさま攻撃します。これは、"赤い腹"が鍵の刺激となって、本能行動の"攻撃"が誘発されるからです。このように、本能行動を起こすきっかけとなる刺激を鍵刺激と言います。説明が下手くそですね、すみません。

ギギです。今日の釣りで、ギギに希少価値はないことがはっきりしました。たくさん釣れましたから。釣りあげた時、つまり陸に上げたときに「ギッギッ…」と音を出すので、ギギという名前になったそうです。確かに今日もそんな音を出していました。そういえば、ギギは国内外来種とも呼ばれ、漁業被害などが報告されています。本当はギギだけが悪いわけではないんですけどね…なぜかというと、ギギが九州に広まってしまった原因は、アユなどの放流に伴う混入だからなんです。どうして混入が起こるのか。それは、放流に際して、たくさんの稚魚~幼魚などを放流するからです。つまり、小さな個体を大量に移送するため、当然他の魚も混ざってしまうわけなんですね。だから、無闇に放流した人間も悪いんじゃないかなぁ…ちなみに、ギギによる漁業被害の主なものは、ひれにある鋭いとげによって定置網が破られること、網にかかった魚が食べられたりすることです。

↑餌にしたカワゲラの仲間です。以前も紹介しましたね。フライをやる人は、ストーンフライなどとも呼びますね。こいつが…

↑こうなります。カワゲラの成虫です。陸に上がって羽も生えて、飛べるようになってます。目がきれいです。たまたま岩にとまっているのを見つけたので撮っときました。
↑もちろん周辺には、カワゲラの抜け殻がたくさんありました。

↑最後に、父が釣ったオイカワです。こいつはずいぶん婚姻色が出ています。まだまだ完全ではないですけど。こいつ、20cm+くらいでした。オイカワにしては、やや大きめ(?)です。このくらいになってくると、体高が出てきて、ごつく見えますね。
他に、カワムツも釣れました。


↑そういえば、今日釣りを始めたときに、SL人吉が近くを走って行きました。以上です。

強めの雨で調査中止…

2011年04月27日 21時02分31秒 | お知らせ<観察会>
今日の調査はと言うと…
雨のため中止でした。雨が上がったのは18:15で、もう手遅れ。

↑雨雲との境界がはっきりわかりますよね。調査予定地の横から撮った写真です。そのうち俺一人で調査しようかな…(笑)

↑クスノキです。このクスノキは本当に重要な木なんです。毎年ムクドリ、ハシブトガラスなど、様々な鳥が営巣木などとして利用しています。近所に住んでる(住んでた)人は、どこにあるのかご存じですよね、多分。

↑ノイチゴです。まだまだ青いですが、時期が来れば赤くなって食べれるようになります。意外と美味しいですよ。目についたので載せておきます。
結局調査は中止になって残念でしたが、生物部員数も随分増えたので今後に期待します。まぁ、今日現役部員に会って来たわけですが、十分期待できました。みんな頑張ってねー

さぁ、そろそろGWが始まりますね。
観察会などもいくつか開かれるので、興味のある人はバンバン参加してください!!今後のスケジュール確認です↓↓
立田山定例探鳥会」-5月1日-
(詳細は4月11日の記事"観察会のお知らせです"をご覧ください)

新緑の野鳥観察会in阿蘇野草園」-5月5日-
場 所:南阿蘇ビジターセンター
案内者:南阿蘇ビジターセンター職員・阿蘇地区パークボランティア・日本野鳥の会熊本県支部
参加費:100円(保険料です)
予 約:不要です

こんなとこです。ここに書いたのは僕が参加する観察会だけですが、他にも観察会などは開かれています。左のブックマークのところから、日本野鳥の会熊本県支部のページに飛んでご確認ください。
それから、近所での観察なら少しは案内できると思います。僕の連絡先を知ってる方などで、案内してほしいという方、おられましたらご連絡ください。都合が合えば、また天気が良ければご案内いたします。多分…

今日は暑かった…

2011年04月26日 19時52分22秒 | Field Note<観察>
大学が早く終わったので、立田山と高校の生物室、そのあと坪井川緑地に行ってきました。

↑立田山はバッチリ夏です。ということは、夏鳥が…!?

↑はい、夏鳥のキビタキです。手前に枝がかかって写真としてはどうしようもないですが、綺麗な鳥ですよねー。探鳥会に参加したりすれば、初めての方でも見ることができると思いますよ~。
にしても今日は、鳥を見つけるのに苦労しました。風がとても強かったので、耳が使えなかったんです。風の音と木がざわめく音しか聞こえませんでしたからよって目だけで探すことになって…
歩いた割には見えませんでした。

↑これも夏鳥のオオルリです。ちょっと暗い写真になってしまいました。日本三鳴鳥のひとつです。ちなみにあと2種は、ウグイスとコマドリです。しっかり探せば、立田山でも見つかるはずです。ていっても、コマドリは厳しいかなー…

↑そういえば、アオゲラが2羽で追いかけっこしていました。縄張り争いなのか求愛行動だったのかはわかりませんでした。この写真のは♀個体です。頭の後ろの赤い部分の大きさなどで♂か♀判別できます。ほかにアカハラなどもいました。


↑にらみ合っています。キジです。坪井川緑地にはキジが本当に多いです。個体数はしっかり把握してますけど。この写真、縄張り争いをしているところです。♂同士の縄張り争いは見た目、結構激しいです。飛び上がったりします。あいにく、飛び上がったところの写真は撮れませんでしたが…

↑相手を見たまま、少し場所を移動して…

↑また喧嘩します。ただ気になったのが、こいつら、にらみ合っている最中にしょっちゅう地面の植物をついばむんです。そして食べるんです。どうしてなんですかね。気になります。なんでかなー…

明日は生物部の調査を手伝う予定です。
なんと現役部員は新入部員を合わせて8人
俺たちの時は2人で奔走していたのに…
新入生勧誘よく頑張ったね
明日はよろしく。

以上、まぁ暑い日でした。

ガンカモ類 渡り鳥飛来状況調査

2011年04月23日 21時01分20秒 | Field Note<調査>
今日は江津湖で、"ガンカモ類渡り鳥飛来状況調査"というのをやってきました。この調査は、NPO法人バードリサーチの依頼で行われているもので、その名の通り、渡り鳥の飛来状況を調査して、渡り鳥の動きを把握することを目的としています。

↑はい、調査を始めましょう(11時10分)。
曇ったり晴れ間が出たりと、きわどい天気でした。
にしてもカモ類がいない…この時期はほとんどのカモ類が北に渡ってしまっているため、当然ですけど。

ミシシッピアカミミガメとアオサギです。こいつら、アオサギを怖がらないんですかね。アオサギって、ときどきカメに食いついてますけど…

カイツブリです。ネコに襲われていました。助けるかどうかかなり迷って近づいたら、ネコが逃げたので、結果的に助けた形になっちゃいました。ネコがねこパンチでたたいたり、くわえて投げたりしていたんですが、カイツブリも応戦していました。飛び上がってつついたりしていました。ただ、やはり足が陸上での移動には向かない種類なので、一瞬ネコから逃れても、ほとんど逃げることができず、ネコにもてあそばれていました。陸上では、全然と言っていいほど移動能力がありませんでした。陸に上げられたらひとたまりもないわけです。水中での移動に特化した代償なんですよね…

↑目立った外傷はなかったので、手で持って行って池に逃がしました。しばらく呆然として動かなかったのですが、その後潜水して少し遠くまで行きました。しかし、そのあと再び呆然とした状態になって、このように草の陰でじっとしていました。よっぽどショックが大きかったんでしょうね。ネコに襲われた上に、人間にも襲われた(少なくともカイツブリはそう感じたはず)んですからね。手に持ったとき、カイツブリの鼓動が手に伝わってきて、何とも言えない気持ちになりました。いくら小さくても、やっぱり生き物なんですよね。

↑場所を動くと、クイナがのんきに散歩していました。回りに花がたくさん咲いていて良いですよねー。レンゲとヘビイチゴの花です。豆知識ですが、クイナって、人が極端に近付くと、逃げるよりも隠れることが多いようです。この体色、枯れたヨシなどの間では、保護色として、ものすごい威力を発揮するんです。下手したら、目の前にいても気づきませんよ。って言い過ぎかな…
↑今度はヒクイナ。クイナパレードですね。ほかにクイナ科のバン、オオバンもいました。実は「水鶏(クイナ)の戸をたたく音」っていうのは、クイナの声じゃなくて、ヒクイナの声なんです。以前から、国語の資料集とかの写真にケチつけたくてしょうがありませんでした。だって、資料集の写真、クイナなんですもん(笑)

↑ところでこれ、下江津湖にて新しく造られたブラインドです。木の色から、できたてホヤホヤであることがわかりますね。

↑この窓

↑こうやって使うんです。ま、望遠鏡じゃなくて双眼鏡で覗いてもオッケーです。鳥に与えるプレッシャーを最小限に抑えることができるので、ここから観察すると、湖上の鳥をより近くで、より自然な行動を観察できるんです。下江津湖に行く時は、利用してみて下さい。

レンゲ、きれいですね。そこらじゅうに咲いていました。

↑再びミシシッピアカミミガメです。外来種です。こいつらは魚食性なだけでなく、他の生物の卵なども食べるんです。在来種にとってはやっぱり脅威です。気持ち良さそうに日光浴してました。こういうのを見ても、何とも微妙な気持ちになりますよね…
ということで調査終了(14時10分)!!
鳥が少なくて、逆に疲れました。どこか見落としてるんじゃないかと、調査終了まで気が気じゃなかったですからね…


↑はい、サワガニです。せっかく江津湖に来たので。DA型ですね。RE型も見つけたかったですけど、あいにく水に入れる恰好じゃなかった…

帰り道に坪井川緑地を通りました。

ナナホシテントウも本格的に活動はじめたようですね。

↑でっかいシロツメクサの花…ゴルフボールくらいあります。あ、シロツメクサって、クローバーのことですよ。

↑なんか夏っぽくなってきました。コナラの葉です。ちなみに僕の感覚では、5月はばっちり夏です。

↑池が…干上がっちゃうじゃん。わかる人はわかると思いますが、僕たちが以前、集中的に調査した池です。まさかここまで水が減ってるとは…

以上やたらと長い記事になってしまいましたが、最後まで読んで下さった方々、ありがとうございました♪

立田山まとめて2日分

2011年04月18日 21時10分20秒 | Field Note<観察>
まずは、今日の立田山。風邪気味で山を走る気はしなかったので、夕方30分くらい見てきました。

オオルリ見たいなぁと思っていたら、ルリビタキの♂が出てきました冬鳥なのに、まだいたんかい= そういえば、アカハラもいました。

ソウシチョウも出てきました。カラフルですよね。でも、これ野鳥じゃないんです!!通称"外来種"。観賞目的で日本へ持ち込まれたものが、野生化したものなんです。つまり、飼育放棄のため野山に逃がされた、または飼い主の不注意で逃げた、などしたものが野山に定着してしまったんですね…
今では繁殖もしていて、近年、熊本をはじめとする各県で、その異常な個体数の増加が問題になっています…
こうした外来種は、同じような環境を生活の場とする在来種との競争により、在来種の生活に大きな影響を与えています。たとえば、餌不足や生活空間の不足など、在来種にとって深刻な問題を起こしてしまいます。たまったもんじゃありません。悪いのは、観賞という目的のためだけに、安易に外来種を移入してしまう人間なんですけどね…
ところでこの"外来種"、近年急激に生息域を広めているとする報告があります。他にガビチョウなども問題ですね。もちろん、鳥に限らず、植物や節足動物、魚類、爬虫類、両性類に至るまで、実に様々な外来種が急増中です。外来種が野に帰ることのないよう、皆さんくれぐれもご注意願います。

↑最後はコジュケイ。縄張り争いをしていたようで、他の個体を飛んで追っかけていました。コジュケイは、じっとしていると意外と姿を見せてくれます。"ちょっとっ来~い"と聞きなしされる山全体に響き渡るほどの大声で鳴くため、鳴き声を聞いたことがある人は多いはずです。たまぁに耳を澄ましてみて下さい。

さてここからは、おとといの立田山情報…

↑暗くて見づらいですが、マヒワです。これの写真を撮ったのは初めてでした。これは、クヌギの花柄(?)を食べているところです。

トラマルハナバチです。一瞬スズメバチかと思いました…そういえば、数日前からオオスズメバチを見るようになりました。冬眠明けたんですね…山などに行かれる際はご注意ください。

↑水浴びに来たヒヨドリです。くちばしに付いている黄色いのは、花の花粉です。ミツを吸ったときに付いたんでしょうね。

↑その後水にダイブ。といっても、ただ水浴びしているだけですけど。鳥って頻繁に水浴びします。

↑日光浴をするルリタテハです。石の上で羽をしっかり広げていました。変温動物にとって体温の維持は、生命の維持に不可欠です。にしてもルリタテハ、身近な昆虫ですが綺麗ですよね。注意して探してみて下さい。きっと見つかります。

フデリンドウ。まさか立田山にもあったとは…見つけた時はびっくりしました。

以上、立田山まとめて2日分でした。

菊池の里の野鳥たち-安藤博人さん写真展-

2011年04月17日 20時11分09秒 | イベント<自然関連>
今日は、安藤博人さんの写真展「菊池の里の野鳥たち」に行ってきました。
この写真展は、菊池市隈府の"わいふ一番館"で開催されており、安藤さんが撮影された写真や、奥様の絵画や書が展示されています。

安藤さんと、写真展会場です。
写真展には、野鳥の生態をとらえた素晴らしい写真がたくさん展示されていました。これからも、たくさんの興味深い写真を撮影されてください。楽しみにしています。それから、安藤さんのお話もおもしろいものばかりでした。特に、ニホンミツバチに関するお話は、初めて聞くものばかりで、とても楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました!!
またどこかでお会いした時は、よろしくお願いします。

↑地図です。行ってみたいと思われた方、行ってみてください。この地図ではちょっと見つけ辛いかもしれませんが、ご勘弁ください。場所は「わいふ一番館」で、菊池高校の横です。

バードウォッチングin野草園

2011年04月16日 22時28分53秒 | 観察会報告
観察会報告です。
今日は、以前紹介した観察会(9:00~10:30)に参加してきました。
南阿蘇ビジターセンターで開催されるこの観察会は、毎回とても充実した時間を過ごすことができる、素晴らしい観察会です。特に初心者の方や、自然観察全般に興味のある方には最適です。

↑なんと、ビジターセンター館内に、ヤモリ(幼体)がいました。冬眠明けです。目がくりくりしてるんですが、この写真じゃわかり難かったですね…

ヤマエンゴサクです。ケシ科のこの植物は、淡い青色がとてもきれいな花ですよね。

ジロボウエンゴサクです。これもケシ科の植物です。形がヤマエンゴサクと似ていますよね。独特な形が面白いです。エンゴサクって、漢方としても用いられると聞いたような…

フウロケマンです。これまたケシ科の植物です。以上3種、色違いみたいな感じで、並べてみると面白いですよね。実際に見ると、もっときれいですよー。

↑ちょっと目線を上げると、ミヤマウグイスカグラもあります。スイカズラ科の落葉低木とのことです。花が小さくてかわいいですよ。

フデリンドウです。小さく綺麗な花で、個人的にはけっこう気に入ってます(笑)実は、意外と身近な自然環境にもあったりします…

コガネネコノメソウです。果実が"猫の目"のように見えるから、ネコノメソウなんだそうです。まだ果実は見たことがありません…

↑バードウォッチングなのに、鳥を撮るのを忘れていました(笑)ヤマガラです。いろんな場所に生息している、かなり身近な鳥です。ちょっと注意して見れば、簡単に見つかると思いますよ。今日も盛んにさえずっていました。

↑展望所付近からの景色です。にしても今日は、大気が随分ガスってました。遠くの景色が全然見えません。近くでさえ…外にいて、鼻や喉の調子が悪くなってしまいました。ということは黄砂ですかねー。

今日は、コサメビタキなどを含む、鳥類15種が確認できました。オオルリなどの夏鳥はまだ確認できませんでしたが、きっと近い内に確認されると思います。楽しみですね♪
以上、"バードウォッチングin野草園"でした。

想定外の事態で足止め(笑)!?

2011年04月15日 20時46分31秒 | Field Note<観察>
makimakiさん、前々回の記事にコメントありがとうございましたっ!
「トラツグミが立田山で見れるかどうか」ということだったので、大学が終わってから、PM6:00ごろにちらっと見に行きました。
ま、正確に言うと、そこに行き着く前に日が暮れたんですけど(笑)
ということでトラツグミの確認まで手が回りませんでした…すみません…
"足止め"したもの、それは夏鳥なんです(笑)
自分で「最近ネタが鳥中心になってきて…」とか言っておきながら…
世話ないですよねじきに、またいろんな生き物アップします。

オオルリです。ついに来ました(笑)
自転車でトラツグミポイントに向かっている最中のことでした。何気なくちらっと横を見ると…青いなんかが。「あ~、カワセミね」と思いながらさっさと通り過ぎながらも、ふと見返してみると、腹が白い…オオルリじゃん!!で、ラッキーってことで、トラツグミの前にちょっと証拠写真を撮ることにしました。しかし、シャッタースピードが1/4で、とても粗い画像になっちゃいました…写真からもわかるように、オオルリは水浴びをしています。その目的は、体に付着したダニなどの寄生虫を落とすことです。そのため、もちろん他の鳥たちも水浴びします。生きていくうえで重要な意味をもつ行動なんですね。ちなみに、スズメなど一部の種は、砂浴びもします。カモメなんかは煙浴びもします(これをする理由ははっきりわかっていません)。あ、余談に走りかけていました
話を戻します→ちょっと観察していると、シロハラやヒヨドリがオオルリを追い払ってしまって、オオルリは右の方に飛んで………って長くなりそうなのでやっぱり省略します

キビタキじゃん!!自分が今まで観察してきた中では、もっとも早い時期での確認となりました。どうやって見つけたかと言うと…やっぱり長くなりそうなので省略します。このあと、キビタキはシロハラに追い払われました。シロハラ、態度でかすぎ

↑これがシロハラです。水場にだいたい5羽くらい、また、ヒヨドリがさらに5羽くらい集まっていて、みんなでピーピーギャーギャー騒いでいました(笑)そして奴ら、強いんです。いちいち飛んで来た鳥を追い払って、水場を独占していました。やっぱり体が大きい奴が強いんですよね…

そうこうしているうちに……日が暮れました


ネタ切れ…

2011年04月14日 21時37分37秒 | Field Note<観察>
大学が始まってから、より近場の立田山での観察がメインになっているので、記事のネタが鳥中心に…

↑ということで植物を。今日通りがかりに見たタンポポ(セイヨウタンポポ)です。多くのタンポポが種子をつけていました。と言っても、まだまだ綺麗に花を咲かせたタンポポもたくさんありますよ。

ところで、今年はまだツグミが残っています。いつぐらいになったら渡って行くんでしょうね。
「昨日いたツグミが今日いない!!」というようなときは、宜しければ教えて下さい。まぁ、調査とか言うわけではなく、単にツグミの飛去時期を知りたいというだけなので、気づいたときだけでいいですけど。

それからまた鳥ですが、熊本県では野鳥の情報不足地域が以下のように挙げられています。観察などで見た鳥があったら教えて下さい。
阿蘇地域(南小国町・一の宮町・産山村・波野村・西原村・長陽村)
芦北地域(田浦町・芦北町・津奈木町)
球磨地域(相良村・錦町・須恵村・深田村・免田町・岡原村・水上村・湯前町・多良木町)
天草地域(大矢野町・姫戸町・龍ケ岳町・有明町・栖本町・倉岳町・御所浦町・新和町・牛深市)