里山人雑記

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アマサギが食べていたもの

2020年09月22日 22時23分37秒 | 2019 GWの回想
ちょっと前に、食べ物を探すアマサギの写真を載せました(過去の記事『食べ物探し』参照)。
今日はその続きを。

アマサギ Bubulcus ibis
放り投げて丸のみにしたのは、なんと ケラ Gryllotalpa orientalis
ファインダー越しに見た感じではヤゴに見えたので、色や雰囲気的にもギンヤンマの羽化直前かそのあたりのヤゴかと思っていたのですが、捕食~捕食前の写真を眺めてみると…

↑やっぱりケラ。
アマサギの足元は少し水の残る田んぼだったのですが、運悪く通りかかってしまったのでしょう。

そうそう、一枚目の写真を見返してみてください。
アマサギの瞬膜が閉じかけていて、半分だけ閉じていました。
わかります??
瞬膜についてはまた今度。

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コムクドリがたくさんですね。
観察したいのですがイマイチ時間がとれません。
果たして間に合うのか。乞うご期待(笑)

締めはシメ

2020年09月18日 20時22分26秒 | Field Note<観察>
さて、昨年2019年9月18日から始めた毎日投稿。
今日で丸一年です。まあ、日数的には377日ですけど笑
ということで締めは…

シメ Coccothraustes coccothraustes
昨日のアトリと同じく、嘴はペンチのような形。
そしてアトリよりも太く分厚いため、硬い木の実などをかみつぶして食べるのにより適した形をしているのかもしれませんね。
シメの特徴は嘴だけでなく、風切り羽にも。
シメの一部の風切り羽は、先端が滑らかな円弧状ではなく、ちょっとカクカクした形をしていたりします。

↑こんな感じ。わかります?
感度の関係で画質がちょっと無理してますが、こんな感じなのです。実におもしろい。

ちなみに、シメと似たような形をしている鳥に、イカルという鳥がいます。
このイカルは、どちらかというと群れで行動し、シメはどちらかというと単独で動いている印象です。
このあたりも意識して観察すると、同定しやすくなるかもしれませんね。

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さて今後のお話を。
今後は、ちょっとだけ投稿頻度が減るかもです。
しかし継続的に投稿はしていきますので、引き続きお楽しみに。

パチパチという音の雨

2020年09月17日 21時08分22秒 | Field Note<観察>
春の終わり~初夏に撮った写真を漁っていました。
その中にあったのがこの写真。

アトリ Fringilla montifringilla
枝についていた新芽をちぎって食べているところです。
スズメ目アトリ科のアトリ。
ちょっとした林から農耕地まで見られる身近な鳥ではありますが、探すと意外といなかったり、探さなくても出遭えたりと、イマイチ掴めておりません(笑)
姿も見てみましょう。
太いペンチのような嘴が特徴的で、硬めの木の実もパチパチとかみつぶして食べることができるのです。
そのため、アトリの群れが止まっている木の周辺には、「パチパチッ…パチパチパチッ…」と、かみつぶす音が響き渡っていることも。
それはまるで、木の上から降る音の雨。
もしフィールドを歩いていて、そんな音がたくさん聞こえてきたら、そこにはアトリの群れがいるかも。イカルの場合もありますが…
そんなときは、周囲の木々をじっくり探してみたいですね。

そうそう、オレンジ色もきれい。
オスの繁殖羽はさらに派手で、黒い羽根と濃いオレンジ色の羽根のコントラストが強烈です。
観察して見てほしい鳥の一種だったりします。

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昨年2019年の9月18日から連続投稿を始めたので、連続投稿に関しては、ちょうど明日で丸一年です。
まあ、日数換算すると、18日を含めて明日で367日なんですけども…笑

コーダ・ヨーコさんの原画展

2020年09月16日 22時33分31秒 | お知らせ<その他>
先日、熊本市現代美術館で始まったコーダ・ヨーコさんの原画展。
早速足を運んできました。
撮影OKとのことだったので、写真付きで、勝手にちょっとだけ紹介させていただきます。
尚、会期等の情報は最後に載せています。

↑原画展が開催されているのは、熊本市現代美術館のギャラリーⅢと井手宣通記念ギャラリー。
なんと無料で原画を見ることができるのです。原画ですよ!ありがたやー。
展示の構成は、地球上のいくつかの地域に住む生き物の絵を、地域ごとにわけて展示されていました。キャプションは動植物園の方が書かれているそうで、簡潔でかつわかりやすく、読んでいてなかなか勉強にもなります。

↑コーダ・ヨーコさんは、熊本県出身&在住のイラストレーター&絵描きさん。
熊本市動植物園のパネルの絵も描かれているんです。
他にも、こども向けのワークショップも開催されるなど、熊本県を中心に活躍されています。

↑ギャラリー内には、原画に加えて、キリンの頭骨を含めいくつか動物の骨格も。
生物に興味のある身としては、骨格が見れるのはとても嬉しい。

こんな感じで、とても豪華&素敵な展示。
館では感染対策も徹底されている様子でしたので、個人でできる感染対策を徹底した上で足を運んでみてはいかがでしょうか。会期等の情報は、以下にまとめておきますね。

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コーダ・ヨーコ原画展 どうぶつえんのどうぶつたち
会期 :2020.9.2(水)~2020.10.25(日)
↑開館時間は午前10時〜午後8時、基本的に火曜日休館
場所: 熊本市現代美術館 ギャラリーⅢ & 井手宣通記念ギャラリー
観覧料: 無料

イトトンボたち

2020年09月15日 22時22分49秒 | Field Note<観察>
小さいけど様々なイトトンボ。
なかなか同定すんのが難しい…

アオモンイトトンボ Ischnura senegalensis
尾の先にやや緑っぽい青い模様、節の模様、目の上の青い模様、そして前胸の模様など特徴的ですね。
もちろんちゃんと同定するにはもっと見なきゃいけないポイントはあるのですが、数も多いし、まあここだったらアオモンイトトンボかな?という感じ(笑)
そっくりなトンボにアジアイトトンボもいますが、場所とか個体数とか、そんな情報も使って同定するのがコツかも。

まあたくさんいますねアオモン。ぜひ探してみてください。田んぼでも池でもけっこう目にする印象です。

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そろそろ365日ですね。あとちょい頑張ります。

泳ぎも上手

2020年09月14日 21時41分01秒 | Field Note<観察>
素早く動き、河川をも横断する。しかも流れに逆らって。

アオダイショウ Elaphe climacophora
力強く川を泳ぎ横断するアオダイショウ。あの形で自在に動き回るもんだから、ヘビってすげえー。と、見るたびに思います。
まあ、身体は筋肉の塊ですしね。

ヘビの体はロープのような形をしていますが、常に円筒状の形をしているわけではなく、時には少し縦長になったり横広くなったりと、けっこう様々に形を変えます。
泳ぐときにもきっとそうやって形を変えているんでしょうね。

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実は先日引っ越しまして。
しばらくはバタバタしつつの更新になりそうです。

ステッカーがもらえる!笑

2020年09月13日 23時44分10秒 | ふつうの日記
はい。ネットの広告で知ったんですが、今だけセブンイレブンでステッカーがもらえちゃうんですよね(笑)
レッドブルレーシングのステッカー。
ちょうど欲しかったのでありがたい(笑)

↑缶のパッケージはフェルスタッペン。
ステッカーがまだ残っている店舗であれば、レッドブルの缶購入と同時にもらえちゃいます。
嬉しい。

はい。今後とも楽しみです。
今日はこの辺でー。


食べ物探し

2020年09月12日 22時38分27秒 | Field Note<観察>
以前も少し話しましたが、サギの仲間は目の動きが比較的観察しやすい印象。
そのため、顔を観察しているだけでも「あ。今あっち向いた。次はこっち向いた。今度は下向いた。」といった具合に視線を容易に追えるので、なかなかにおもしろい。

アマサギ Bubulcus ibis
この写真のアマサギも、明らかに前方斜め下方向を見ていますよね。
食べ物を探すときのサギ、ぜひ観察してみてください。
アオサギやダイサギなんかは体自体も大きいので、特に観察しやすいかも。
そうそう、目がぎょろっとして大きく見えるゴイサギも良いかもしれませんね。

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そのうち食べているところもアップします。

お気に入りのルアー

2020年09月11日 23時51分10秒 | Fishing <釣行>
昨年撮った写真の中に、お気に入りのルアーを撮った写真がありました。


↑こどもの頃に目にして以降、なんだか雰囲気が良いなぁー、好きだなーと思っているルアーたち。コットンコーデルのスーパースポットです。
雰囲気がとても好きで、見つけるとすぐ購入。綺麗だー。

尚、用途は鑑賞&実釣。
私が好む釣りは、フライと海ルアー。
実はシーバスがちょいちょい釣れるのです(笑)

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おしゃれでレトロな雰囲気のルアー、良いですなー。
バルサシリーズを始め、Heddonのルアーなどもついつい買ってしまいます。
そして海で使うという…笑

フィールド出たい…

2020年09月10日 23時10分14秒 | Field Note<観察>
なかなか出られない日が続きます(笑)
フィールド出たいよー…
はい、気を取り直していきましょう。

ミサゴ Pandion haliaetus
今や身近な猛禽類。簡単に見れるがゆえに、しっかり観察してないなー…という印象。ちょい反省。

ミサゴは、ホバリングの後に水面へ急降下する捕食行動が特に有名ですが、その他の行動や形も実に魅力的な猛禽類。
魚食性の鳥って見ごたえあるよなー。と、サギの仲間もろもろも思い出しながら写真を漁っておりました。
しかし、写真のストックが厳しい。

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フォトコンテスト、結局今年は1度しか応募しておりません。
水中フォトコン。もちろん引っかかりもしませんでした…笑
やばい。このままではまずいぞ…