里山人雑記

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近すぎたヤマガラ

2020年05月31日 21時04分48秒 | Field Note<観察>
近い近い(笑)
そして暗い暗い…

ヤマガラ Poecile varius
この個体は成鳥ですが、森の中には巣立ったばかりのカラ類の巣立ち雛がたくさん。
じっとしているとあたりはカラ類だらけ。そこら中で賑やかに採餌していました。

この時期は、カラ類に限らず、様々な種の巣立ち雛が動き回る時期。
近くに来ても、手に取ったり餌付けしたりすることはせず、静かに見守ってあげてください。
ちょっと気を付けて観察してみると、なかなかにおもしろいですよー。

巣立ち雛に関する注意事項などは、日本野鳥の会のサイトや日本鳥類保護連盟のサイトに掲載されています。
以下に、日本野鳥の会のサイトへのリンクを参考として掲載しておきます。
ぜひご確認ください。

日本野鳥の会「野鳥の子育て応援キャンペーン」


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膝が痛くて階段がとてもつらいです…

囀るオオヨシキリ - Acrocephalus orientalis

2020年05月30日 23時34分37秒 | Field Note<観察>
YouTube側の高画質処理はまだ終わっておりませんが…
新しい映像をつくりましたのでアップしました。一定時間たてば、高画質(1080p)でも再生できるようになるはずです。
ぜひ、画面右下の歯車マークをクリックし、画質を1080pに設定してからご覧ください。あ、でもデータ使用料にはご注意を。
画質が悪い場合は、少し時間を置いて再度お越しください。

オオヨシキリ Acrocephalus orientalis
映像は、ヨシ原でさえずるオオヨシキリです。
最初から最後まで、ほぼ囀っています。
バックグラウンドでは、ウグイスなども鳴いていますね。

オオヨシキリは、主に初夏の頃に日本に渡って来て繁殖する鳥で、一夫多妻で繁殖することも知られています。
一般的には、ヨシ原と呼ばれるヨシの仲間やオギなどを中心とする植生に依存して生活しています。
ギョギョシギョギョシ…とも聞こえる賑やかな声でさえずるので、見つけるのはけっこう簡単。
しかし、ヨシ原に依存しているが故に、ヨシ原がなくなると…と、一見たくさんいるように見える種でも、特定の環境に強く依存する種は意外と脆いとも言えます。
河川改修などに伴うヨシ原の消失があれば、もろに影響を受けるんじゃないかなぁ…
そういった種が繁殖できる環境は、どうにか残していきたいものです。

Great reed warblers ( Acrocephalus orientalis ) are singing from the beggining to the end of this video.
This species usually visits Japan to breed in summer.

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実は先日、平日のある日が休みだったので、真っ昼間に、散歩ついでに近所のヨシ原で撮ってきました。
マスクをつけたまま炎天下を歩くのは、けっこうきついものがありますね…笑

きっかけ

2020年05月29日 22時26分33秒 | Field Note<調査>
いろいろなきっかけがあり、様々な生き物に興味を持つようになった私。
淡水魚に流域性の水生昆虫、鳥類に昆虫などなど、それぞれにきっかけとなるできごとがありました。
20年ほど経った今も、意外と覚えているものです。

サンコウチョウ Terpsiphone atrocaudata
鳥に興味を持ったきっかけはいくつかあるわけですが、そのひとつがこの鳥の存在。
超ユニークなさえずり、長すぎる尾、超きれいなブルー…実物を見た時には感動したものです。
まあ、初めて見た個体は尾が長くないオスでしたけども…笑

さてこのサンコウチョウ、「月・日・星」と聞こえなくもない声でさえずるため、「三光鳥」という和名がついたんだとか。
でも正直なところ、「月・日・星」のあとに続く「ホイホイホイホイホイホイホイホイ…」という声のインパクトがすごすぎて、ホイホイチョウにしません?と思ったことも…笑
しかし昨年、ボルネオに行ったときに、サンコウチョウの「ホイホイホイホイホイホイホイホイ…」に実によく似た「ホイホイホイホイホイホイホイホイ…」を連呼する鳥に出遭いまして、サンコウチョウという和名の方が良いじゃん。と思ったのです。井の中のかわずでした。うん。しかし…いややめておきましょう。サンコウチョウはサンコウチョウだ。

あ、それからサンコウチョウって、口の中が超トロピカルな色合いなんです。
トロピカルな色合いって、自分で言っておきながら意味わかりませんけど。青緑から黄色にかけてのグラデーションみたいな色なんです。
口の中ですよ。口の中がそんな色なんてもうどうなってんすか。
それに長い尾をひらひらさせながら飛ぶ姿なんてもう不思議すぎて…
言い出すとキリがありませんね。
小学生だった自分にとって、そして今の自分にとっても、変わらず魅力的な鳥です。
家から徒歩圏内で見れる鳥だったことも大きいですけど。



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徒歩圏内の森を散歩してきました。
久しぶりに森の匂いを楽しみました。
森には長らく足を運んでいなかったため、なんだか懐かしく感じました(笑)

そろそろ deadline

2020年05月28日 20時36分23秒 | Field Note<観察>
昨年撮った写真を整理していたのですが、まあやはり、目に着くたびにやべぇ…となるわけですよ。
まあその話は一旦置いといて…

ササゴイ Butorides striata
一般的に、日本には夏に渡って来る鳥で、わりと身近に観察できる鳥でもあります。
みなさまの近くにもきっといます。いないかもしれませんけど(笑)

この鳥…おもしろいんですよ。
何週間か前に某ラ〇ク…じゃなくてダー〇ィンが来る番組でちょっとだけ出てきましたが、撒き餌代わりにいろんなものを用いて魚を捕ったりもするわけです。
日本の事例は Higuchi 1986 などにまとめてあったかと思いますので、英語がいける方、またはGoogle翻訳マスターの方は読んでみてください。
あ、でもあの文献、pdf読めたっけ…
まあとりあえず、日本での研究について興味の湧いた方は、Google scholar(←論文を探すときに使える検索エンジン)で「Higuchi」、「Ardeola striata」、「bait fishing」あたりのキーワードで検索してみると、いくつか出てくるはずです。
たまには英語の文献にも触れてみましょうー。なんつって。

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さて…
もうですね。まとめ終わってから〇年ですよ。
言い訳がましいのはやめにしていい加減やります。今年中にどうにかします。
先日とある方とお話をしたことで、現実と向き合うことにしました(笑)
毎日ちょっとでも時間をとります。
相変わらず仕事でバタバタしてはおりますが、残りはちょっと。
さっさと書き上げます。

あー…宣言しちゃいましたね。これはもう、やるっきゃねえ…

鳥瞰図

2020年05月27日 23時49分14秒 | ふつうの日記
数年前に空から撮った写真や映像。
絶賛選別中であります。

岸から見れば深く見えた海が、上から見ればそうでもないような感じがすることに気づけたり…
こういうとこも、ドローンを飛ばして撮る面白さのひとつかなーと思います。

とはいえ、最近はドローンの規制も以前より細かくなり、安易に飛ばせないのが苦しいところ。その中で、200g未満かつ使えるスペックのドローンの存在はありがたいですね。
まあ、持ってませんけど(笑)
あ、ただ、200g未満だからといってどこでも飛ばしていいと言うわけではないのでご注意ください。


鳥の視線

2020年05月26日 21時50分13秒 | Field Note<観察>
鳥の視線って追えますか?

キセキレイ Motacilla cinerea
綺麗な眼ですね。しかしこの個体、どこを見ているのでしょう。
正面をまっすぐ見つめているのかな、と思ってシャドウを持ち上げてみると、どうやら眼球は前を向いていない様子。

実は、一般的な鳥の眼球って、ヒトの眼球のような球状の形ではなく、紡錘型に近い形をしています。
その形ゆえに、ヒトよりも眼球の動く範囲に制約が大きく、眼球を広範囲に向けて動かすことができないのです。
おそらくそれも一因となり、眼球を観察してみてもイマイチ視線の方向が読めなかったりするのでしょう。

ただ、中には、フクロウのように正面に目がついている種もいます。
また、ササゴイでは、顔の側面寄りに目があるにも関わらず、眼球をぎゅっと正面に向けるている状態を観察できちゃうことがあります。
何事も、ひとまとめにして語れないのが世の常ですね。何の話だ(笑)
ちなみに、多くの鳥は、目を大きく動かせないこともあり、頻繁に頭をくるくる回すことで広範囲に目を向け、周囲を見ています。
上空を確認するときなんて、普通に上を向くこともありますが、首をかしげるようにして片目で上を眺めたりしている場面も観察できます。

まあ、そんなこんなで、鳥ってこっちを見ていないようでも実はこっちを凝視しているときがあったり、またその逆の場合もあったりします。
鳥を観察するときには、「もしかしてこっち見てる?プレッシャー与えちゃってない?」と視線を頑張って追ってみるのも良いかもしれませんね。
というか、私は観察するときそんな感じにして気をつけています。
まあ、それでも、見られていることに気づいていない時もあるだろうし、見られていると思っても実は見られていないこともあるでしょうけど…笑
いや、でもやっぱり、気にしてみるだけでも違うかな。と思います。
そのうち、何となくくらいはわかるようになるはずです。

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えーっと、文章わかりにくいですね。
なぜこうなった…
あ、今日の写真は、2月ごろに撮った写真です。

俯瞰視点から

2020年05月25日 22時49分19秒 | ふつうの日記
く…
フィールド出なさすぎて&写真の整理をサボっていたせいで、早くも息切れ(笑)
使える生き物の写真が手元にないっす。振り返ってみるとヘボい写真ばっかりで…

さて。またまた気を取り直して、今日の話題に。
実は先日、仕事の関係で俯瞰視点からある動画を撮っていました。
そのとき重宝したのが、物干し竿!

いやーこれがまた使い勝手良くてハマりそうです。
組み方次第で、割と安定していて安心感もありました。

それにしてもこのカメラ、今や仕事カメラになってしまっております。
M1mark2だからこそ仕事でも活躍できるんですが、できることならもっとこう、フィールドで使いたいんだ俺は…笑

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今日は何曜日ですか?
金曜日ですよね?
…え?月曜日?
ちょっともう今日ハードすぎて疲れ具合が金曜日です。
百歩譲って木曜日。パトラッシュ、僕はもう疲れたよ。なんだかとても眠いんだ。
おやすみなさいzzz

2020年05月24日 22時53分38秒 | Field Note<観察>
鳥撮り用のカメラに挿しっ放しになっていたXQDカードを久々に取り出し、読み込んでみました。
ひと月以上前に撮った写真がいくつも出てきました。こんなに撮ってたんかい。あー…鳥撮り行きたいゼ!笑

気を取り直して、今日はその中の1枚を。

ハシボソガラス Corvus corone
カラスを見ると、ハシブト?ハシボソ?気になりますよね。
…え?なりません??笑

外見からハシブトガラスとハシボソガラスを見分けるのであれば、嘴の先からおでこにかけての輪郭線が滑らかかどうかなどで見分けます。うん、文が下手すぎてわかりませんね。なんのこっちゃ(笑)
まあ、参考程度にしかならないこともありますのでわかんなくてもOKです。というのが、2種の中間的な特徴を持つ個体もいたりするから…
鳴き方とか、その他行動とか含めて同定した方がいいんじゃないかー?と個人的には思います。

あ、そうそう、カラスは漢字で「烏」と書きます。
字は「鳥」によく似ていますね。違い、わかりますか??
そういえば、烏口骨(うこうこつ)にもこの字があてられています。
どうして「鳥」じゃなくて「烏」をあてたんでしょう。音ありきだったのかな…?
ご存知の方いらっしゃったら教えていただけると嬉しいです。

ところで、烏口骨ってなに?と思われた方は調べてみてください。
鳥類を象徴する骨とも言えるものですが、実は、鳥の骨だから「烏口骨」という名前になったのではなく、形が鳥のくちばしに似ていたから「烏口骨」になったんだとか。
偶然とはいえおもしろいですね。

カラスってあらゆる面で興味深いですけど、やっぱり強調しておきたいのは行動なんです。行動!笑
捕食行動とか有名ですね。カレドニアガラスとかハワイガラスとか、論文読んでてとても楽しいですよ。例えばカレドニアガラス、「木の中に住んでる虫を引っ張り出して食べる」行動がよく取り上げられますが、実はその前段階もすごいんですよね。パンタナスって植物の一部を切り取って、先っぽを鉤状に曲げて、フックみたいな道具的な何かを作ってからその行動に入るんです。つくってるんですよ。落ちてたものを拾うならまだしも、ちぎって曲げて…実に興味深いですね。
えーっと、論文の名前なんだっけ。今度探して書き足しときます。出展は必要ですよね…笑

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ありがたいことに、どうやら最近はとても若い世代にも見てくれている人がいるようです。ありがたやー。いやまじでありがとうございますお楽しみに。
さて、そんなこんなで既出の話題もまたちょいちょい出てくるかもしれません。昔から見に来てくださっている常連のみなさまも、あたたかい目で見守っていただけると幸いです。常連のみなさまもありがたやーありがとうございます。今後ともよろしくです。

お料理動画を撮影

2020年05月23日 23時59分05秒 | ふつうの日記
今日は自宅で、料理動画を撮っていました。
といっても、目玉焼きを焼くだけですが…笑

Crack crack crack the egg into the bowl !
いや、なんでもないです。
目玉焼き、おいしいですね。ちなみに私はお塩派です。

今回は、わけあって卵白の部分が白く変わっていく様子と、卵黄が変色していく様子のカットが必要だったため、蓋を用いずに撮影。
これが曲者で、普通にやろうとすると卵黄のてっぺんまで火が通らんのです…笑
火力をこまめに調節しながら余熱も使ってじわじわやったりしましたが、それをすると余計な動作が写り込んでよくないし。と、非常に困難でした(笑)
目玉焼き1つにどんだけ苦戦したんだと。結局、思うようにはいきませんでしたが、最低限のカットは撮れたかな?という感じ。

しかし卵の構造っておもしろいですね。
ちゃんと見ると、「殻」、「卵白」、「卵黄」というおおざっぱなつくりではなく、もうちょい複雑な構造になっていたりします。
まあ、細かい名前は憶えていないのでサササっと書けませんけど…

どれ使おう

2020年05月22日 23時10分58秒 | ふつうの日記
昔のフォルダーを眺めていました。
すると、昔のフォルダーをスクショした画像が出てきました。

そうだ。ドローンの映像アップしよう。
しかしどれを使ったものか…笑
悩ましい…

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外をうろうろしにくい日々。
鳥用のカメラなんてもう全然使っておりません。
そろそろメンタル面がおかしくなってきました(笑)
どうせ使えないしもう売っちゃおうかな…