南の島の回想です。
ここにいる生物たちは、どの種もユニークで興味深く、魅力あふれるものたちばかり。
私にとって、その中でも特に際立つ存在がイシカワガエル。
前回滞在時は見れずじまい。しかし今回は、ありがたいことに初めて観察することができました。
↑アマミイシカワガエル Odorrana splendidaです。
「日本一美しいカエル」と呼ばれるその姿。この目で見た最初の印象は、「美しい」と言うよりただただ「すごい…」そんな感じでした。
緻密な凹凸に、この色、この模様。神々しさを感じるほどでした。
すごいなぁ、こんな生物がいるんだなぁ…と生物への興味が深まり、その世界に引き込まれていった頃の気持ちを思い出しながらの観察でした。
何だろうこのワクワク。楽しいのか、嬉しいのか、好奇心をそそられているのか、もうわけがわかりません。
実物の持つ力ってすごいですね。
それからこの個体、掌くらいの大きさがありました。
大きいでしょう??
たしかに図鑑には、そのくらいの大きさにはなり得るといった表記があります。しかし、図鑑で眺めていた限りでは、イマイチ実感がわかなかった。
実物を見て驚き。でかっ。えっこんなでかいの!?
↑掌くらいと書きましたが、もちろん指一本触れていません。オットンのときにも書きましたが、天然記念物である本種には、指一本触れただけでお縄です。
さて他に観てほしいポイントは、目。特に金色の虹彩です。
あとは指先の吸盤の部分。これまで、このブログでもいくつかのカエルの仲間を紹介してきましたが、吸盤がついているものは少なかったですよね。
それから鼻先についている何かの虫。これは足が外に開いているので、クモの仲間…ですか??
そういえば、ここで見たカエルの仲間、けっこうトビムシが乗ってるような気がしました。
まあ、地面にいるので、トビムシの仲間が体表に乗っちゃうのは当然かもしれませんが…
ちなみに、ここまで見えたのは、マクロレンズを使ったからこそ。それだけではなく、手持ちでボディ内深度合成もできちゃうわけだから、細部がくっきり見えて楽しいです。
これも、M1mark2に60マクロで手持ちボディ内深度合成。このように、図鑑写真的に撮るのにもぴったりです。
今日は行動について書く時間がありませんでした。また別の機会に。
--------------------
どうしても、移動は車になってしまいます。
しかし、南の島の夜の路上は、生き物であふれているのが常。
そのため、ロードキルも絶えないようです。
路上や路肩に目を凝らし、とにかく注意してゆっくりゆっくり移動。
路上に生き物が多くいる場所では、車を停めて、外に出て、一旦生き物たちには移動してもらってから通行するなど、距離の長短に関わらず、とても気を遣ったし、とても時間がかかりました。
あとは車のライト。悩ましい…
ここにいる生物たちは、どの種もユニークで興味深く、魅力あふれるものたちばかり。
私にとって、その中でも特に際立つ存在がイシカワガエル。
前回滞在時は見れずじまい。しかし今回は、ありがたいことに初めて観察することができました。
↑アマミイシカワガエル Odorrana splendidaです。
「日本一美しいカエル」と呼ばれるその姿。この目で見た最初の印象は、「美しい」と言うよりただただ「すごい…」そんな感じでした。
緻密な凹凸に、この色、この模様。神々しさを感じるほどでした。
すごいなぁ、こんな生物がいるんだなぁ…と生物への興味が深まり、その世界に引き込まれていった頃の気持ちを思い出しながらの観察でした。
何だろうこのワクワク。楽しいのか、嬉しいのか、好奇心をそそられているのか、もうわけがわかりません。
実物の持つ力ってすごいですね。
それからこの個体、掌くらいの大きさがありました。
大きいでしょう??
たしかに図鑑には、そのくらいの大きさにはなり得るといった表記があります。しかし、図鑑で眺めていた限りでは、イマイチ実感がわかなかった。
実物を見て驚き。でかっ。えっこんなでかいの!?
↑掌くらいと書きましたが、もちろん指一本触れていません。オットンのときにも書きましたが、天然記念物である本種には、指一本触れただけでお縄です。
さて他に観てほしいポイントは、目。特に金色の虹彩です。
あとは指先の吸盤の部分。これまで、このブログでもいくつかのカエルの仲間を紹介してきましたが、吸盤がついているものは少なかったですよね。
それから鼻先についている何かの虫。これは足が外に開いているので、クモの仲間…ですか??
そういえば、ここで見たカエルの仲間、けっこうトビムシが乗ってるような気がしました。
まあ、地面にいるので、トビムシの仲間が体表に乗っちゃうのは当然かもしれませんが…
ちなみに、ここまで見えたのは、マクロレンズを使ったからこそ。それだけではなく、手持ちでボディ内深度合成もできちゃうわけだから、細部がくっきり見えて楽しいです。
これも、M1mark2に60マクロで手持ちボディ内深度合成。このように、図鑑写真的に撮るのにもぴったりです。
今日は行動について書く時間がありませんでした。また別の機会に。
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どうしても、移動は車になってしまいます。
しかし、南の島の夜の路上は、生き物であふれているのが常。
そのため、ロードキルも絶えないようです。
路上や路肩に目を凝らし、とにかく注意してゆっくりゆっくり移動。
路上に生き物が多くいる場所では、車を停めて、外に出て、一旦生き物たちには移動してもらってから通行するなど、距離の長短に関わらず、とても気を遣ったし、とても時間がかかりました。
あとは車のライト。悩ましい…