以前から宣伝していた『坪井川遊水地公園バードウォッチング』、無事終了しました!
この観察会は、(公財)日本野鳥の会熊本県支部の主催で、当日のメインガイドは私でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/20/57c899907173156491a01e25333f8123.jpg)
↑私はいつも通りこんな感じです(笑)
ちなみに写真は"こらどうし"様が撮影してくださいました。紹介はこの記事の最後にあります。ぜひブログをご覧ください。
さて、話を戻します。
今回は、10名ほどのこどもたち、5名以上の高校生と大学生を含む、合計40名ほどの方が参加してくださいました。
観察できた鳥も合計39種と、賑やかな観察会となりました。
参加してくださった皆様、協力して下さった皆様、ありがとうございました。
それでは、ちょっとばっかり報告を…
今回の見たい鳥(観察会ごとに決められています)は、キジでした。
キジは、『桃太郎』にも出てくる有名な鳥で、皆様ご存知ですよね。
国鳥にも指定されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/41/07ccde42c025917fbfaa79f3035b963d.jpg)
↑キジ Phasianus colchicus です。
オスはこんな姿をしています。今回の観察会でも、間近にオスとメスの両方が現れ、おそらく多くの方が観察できたかと思います。
顔の様子、体の形や足の形にも注目です。オスの体の全長は、図鑑(日本野鳥の会 熊本県支部, 『くまもとの野鳥 写真図鑑』, 2009)によると80cmですが、体重は1kg程度。そうそう、鳥の体重は……て書くと長くなるのでこれはまた別の機会に…笑
あ、こんな姿をしていますが、ときどき飛びます。まるで矢のように滑空するので、漢字表記は"雉(きじ)"なんだと聞いたことがあります(飛ぶ姿勢が矢のように見え、飛び上がったあとに滑空するのがポイントで、決して矢のようなスピードで飛ぶわけではないです。大事なのは姿勢と形と飛び方です。)。キジが飛ぶ姿勢と飛び方、興味の出た方は調べてみて下さい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/52/17180970f8f1722f9dee9a6474f608e0.jpg)
↑ちなみにキジのメスはこんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/82/89543c0b599598fe6e6eb3057028fa63.jpg)
↑ウグイス Cettia diphone もけっこうさえずっていました。
立田山の個体と比べて鳴き方が下手でした(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/8a/e6aae342b787f30852ec9c6a4e82f030.jpg)
↑ツリスガラ Remiz pendulinus もたくさん。
ガマの穂をつっついていました。「チーュッ、チーュッ…」と、鳴き声のフレーズの末尾「ュ」に向かってキーが下がるような独特な鳴き方をします。
鳥自体は非常に小さく見つけづらい場合もあるので、この声をもとに探すと群れごと簡単に見つかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/40/48ec4564b38e6d3a90cb53e7e426da4a.jpg)
↑同じくツリスガラ。オスはこのように目の周りの黒い帯が濃いので、正面から見ると、アイマスクを付けているみたいに見える…かも(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/6d/4a9711a0d886154194b70a5570045760.jpg)
↑こちらはツリスガラのメスです。メスは、アイマスク(と呼んぶとわかりやすい…?)が淡い色をしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/d8/59001acb1f106d011b9b5a321a0aa1c1.jpg)
↑ホオジロ Emberiza cioides も、ヨシ原に生えた木の高いところにとまってさえずっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/30/89bc47d4b9553d28cfcb882fd36d0088.jpg)
↑同じくホオジロです。
地面に降りて草の実をついばんでいるものもいました。この角度だと、頬が白いのもわかりやすいですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/91/4399cd492635c2b567249016db7d36fe.jpg)
↑モズ Lanius bucephalus もまあまあいました。
"百舌(モズ)"の名前通り、いろんな鳴き声で鳴いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/5c/7274c27341da7a328c16dff086ceb046.jpg)
↑こんな感じで観察しました。
いやー、しかし、うちの支部の観察会としては、平均年齢がめちゃめちゃ若い探鳥会でした(笑)
もしや30歳代前半いったんじゃ……笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/8b/97c8911c6773c9809d71be946eac2958.jpg)
↑最後に"鳥合わせ"と呼ばれる観察会のまとめ。全員で、その日出た鳥を確認します。
紹介した以外にも、ベニマシコにアリスイに…いろんな鳥が出て楽しい観察会でした。
さて、あんまり書くと支部報に提出する原稿に支障が出るので、今日はこの辺で……笑
*今回の記事に使用した鳥の写真は、キジ以外すべて、観察会前日の下見の際に撮影したものを使用しています。キジの写真はそれ以前に撮影したものです。また、当然ですが、すべて坪井川遊水地で撮影したものです。
また、観察会風景などの写真は、同じ会員のこらどうしさんが撮影してくださいました(←本名は伏せてブログのハンドルネームで書いています)。
こらどうしさんのブログもご覧ください→http://koradoushi.seesaa.net/
ちなみにこらどうしさんのブログには観察会の様子も掲載されています→http://koradoushi.seesaa.net/article/435361205.html
この観察会は、(公財)日本野鳥の会熊本県支部の主催で、当日のメインガイドは私でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/20/57c899907173156491a01e25333f8123.jpg)
↑私はいつも通りこんな感じです(笑)
ちなみに写真は"こらどうし"様が撮影してくださいました。紹介はこの記事の最後にあります。ぜひブログをご覧ください。
さて、話を戻します。
今回は、10名ほどのこどもたち、5名以上の高校生と大学生を含む、合計40名ほどの方が参加してくださいました。
観察できた鳥も合計39種と、賑やかな観察会となりました。
参加してくださった皆様、協力して下さった皆様、ありがとうございました。
それでは、ちょっとばっかり報告を…
今回の見たい鳥(観察会ごとに決められています)は、キジでした。
キジは、『桃太郎』にも出てくる有名な鳥で、皆様ご存知ですよね。
国鳥にも指定されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/41/07ccde42c025917fbfaa79f3035b963d.jpg)
↑キジ Phasianus colchicus です。
オスはこんな姿をしています。今回の観察会でも、間近にオスとメスの両方が現れ、おそらく多くの方が観察できたかと思います。
顔の様子、体の形や足の形にも注目です。オスの体の全長は、図鑑(日本野鳥の会 熊本県支部, 『くまもとの野鳥 写真図鑑』, 2009)によると80cmですが、体重は1kg程度。そうそう、鳥の体重は……て書くと長くなるのでこれはまた別の機会に…笑
あ、こんな姿をしていますが、ときどき飛びます。まるで矢のように滑空するので、漢字表記は"雉(きじ)"なんだと聞いたことがあります(飛ぶ姿勢が矢のように見え、飛び上がったあとに滑空するのがポイントで、決して矢のようなスピードで飛ぶわけではないです。大事なのは姿勢と形と飛び方です。)。キジが飛ぶ姿勢と飛び方、興味の出た方は調べてみて下さい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/52/17180970f8f1722f9dee9a6474f608e0.jpg)
↑ちなみにキジのメスはこんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/82/89543c0b599598fe6e6eb3057028fa63.jpg)
↑ウグイス Cettia diphone もけっこうさえずっていました。
立田山の個体と比べて鳴き方が下手でした(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/8a/e6aae342b787f30852ec9c6a4e82f030.jpg)
↑ツリスガラ Remiz pendulinus もたくさん。
ガマの穂をつっついていました。「チーュッ、チーュッ…」と、鳴き声のフレーズの末尾「ュ」に向かってキーが下がるような独特な鳴き方をします。
鳥自体は非常に小さく見つけづらい場合もあるので、この声をもとに探すと群れごと簡単に見つかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/40/48ec4564b38e6d3a90cb53e7e426da4a.jpg)
↑同じくツリスガラ。オスはこのように目の周りの黒い帯が濃いので、正面から見ると、アイマスクを付けているみたいに見える…かも(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/6d/4a9711a0d886154194b70a5570045760.jpg)
↑こちらはツリスガラのメスです。メスは、アイマスク(と呼んぶとわかりやすい…?)が淡い色をしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/d8/59001acb1f106d011b9b5a321a0aa1c1.jpg)
↑ホオジロ Emberiza cioides も、ヨシ原に生えた木の高いところにとまってさえずっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/30/89bc47d4b9553d28cfcb882fd36d0088.jpg)
↑同じくホオジロです。
地面に降りて草の実をついばんでいるものもいました。この角度だと、頬が白いのもわかりやすいですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/91/4399cd492635c2b567249016db7d36fe.jpg)
↑モズ Lanius bucephalus もまあまあいました。
"百舌(モズ)"の名前通り、いろんな鳴き声で鳴いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/5c/7274c27341da7a328c16dff086ceb046.jpg)
↑こんな感じで観察しました。
いやー、しかし、うちの支部の観察会としては、平均年齢がめちゃめちゃ若い探鳥会でした(笑)
もしや30歳代前半いったんじゃ……笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/8b/97c8911c6773c9809d71be946eac2958.jpg)
↑最後に"鳥合わせ"と呼ばれる観察会のまとめ。全員で、その日出た鳥を確認します。
紹介した以外にも、ベニマシコにアリスイに…いろんな鳥が出て楽しい観察会でした。
さて、あんまり書くと支部報に提出する原稿に支障が出るので、今日はこの辺で……笑
*今回の記事に使用した鳥の写真は、キジ以外すべて、観察会前日の下見の際に撮影したものを使用しています。キジの写真はそれ以前に撮影したものです。また、当然ですが、すべて坪井川遊水地で撮影したものです。
また、観察会風景などの写真は、同じ会員のこらどうしさんが撮影してくださいました(←本名は伏せてブログのハンドルネームで書いています)。
こらどうしさんのブログもご覧ください→http://koradoushi.seesaa.net/
ちなみにこらどうしさんのブログには観察会の様子も掲載されています→http://koradoushi.seesaa.net/article/435361205.html