前回の投稿から、少し間が空きました。
たびたび見て下さっている方には申し訳なかったです…すみません
では本題です。以下の大会を見に行ってきました。
↑昨日(10/23)、"第62回 熊本高等学校生徒理科研究発表会-サイエンスコンテスト 2011-"が開催されました。
この大会は県内の高校の多くの理科系部活にとって、重要な大会の1つです。県内の高校の先生方をはじめとするたくさんの方々の努力で、今年でとうとう62回目の開催となりました。関係者の方々の努力には、本当に頭が下がります。これだけ続いているっていうことは、とてもすごいことですよね!!
部門は物理・化学・生物・地学の4部門にわかれており、自分たちが研究している分野の部門で他校と研究の成果を競います。
そして、1~3位になった部活には最優秀賞が贈られます。さらに、その1位には全国総文出場権・九州大会出場権・熊本総文出場権、2位には九州大会出場権・熊本総文出場権、3位には熊本総文出場権が与えられます。
済々黌生物部、もちろん生物の部門に参加しました。
テーマは"坪井川遊水地の自然V トンボ池のトンボ相"です。坪井川遊水地の研究を始めてからもう5年ということで、坪井川遊水地の自然
Vになりました。僕たちが高校1年だった時は、この研究がこんな形で続いていくとは、あまり想像していませんでした。後輩たちが、ありがたいことにこの研究を引き継いでくれているんです…
データを蓄積するにつれて、新しい発見が少しずつ出てきて、この研究は形を変えながら続けられてきました。
継続して貯めたデータはばかにならないです!!
↑「きおつけ、礼」で発表開始です(写真はS藤先生撮影)。スライドのクオリティもなかなかで、見ていて結構楽しかったです。
済々黌生物部特有の良さが、いい感じに出ていました。みんなよく頑張りました。
発表はちょっと早口でしたが、それも一つの作戦だったようです。発表時間は13分で、2分オーバーすると発表点が0点になってしまうんです…
短すぎても良くないし、長すぎてももちろん良くないということです。なかなかシビアなんですよー。
内容を削りに削ったため、S木部長が言いたかったことも全部は言えなかったようです。ここが研究発表の難しさでもありますね…
内容については、後日、要点をちょっとだけ紹介しますね。それまでお待ちください…
書きたいことは他にも山ほどあるのですが、文章力がないのでこの辺にしておきます。
簡約化して伝えることになるため、誤解が生じそうで怖いですし…
もっと文章力をつけなければいけませんね。あ、話がそれました…
では結果です。
済々黌生物部は、2位で
最優秀賞を獲得!!
九州大会の出場権も得て、嬉しい結果となりました。
ちなみに1位は東稜高校"落下する昆虫の飛翔する条件"で、3位は氷川高校"直翅目昆虫と食草の紫外部における色調と色素の定性"です。
1位の東稜高校の研究発表は、確かに面白かったです。うまくいかなかった結果についても説明の仕方を工夫していて、その勢いがなかなか楽しかったです。研究の内容自体もおもしろく、自分の中でも「最優秀賞には乗って来るだろうな…」と思えました。結果、やっぱり最優秀賞でしたね…
順位的には一歩及ばずとなってしまいましたが、済々黌生物部も十分健闘しました!!素晴らしかったです。
1年生部員たちをしっかりまとめた
S木部長、そして、フィールドでの調査を積極的に頑張った部員たち、本当によく頑張りました。みんなが協力して頑張ったからこそ、これだけの結果を残せたのだと思います。おめでとう♪そしてお疲れ様。
これからもしっかり研究を続け、自分たちが興味のあるテーマについて、アグレッシブに取り組んでいってください。応援しています。
あと、わからないことがあったらいつでも聞いてね。
それから、忘れてはいけないのが顧問のT松先生です!!
こういった形で5年も研究が続けられ、大会で評価されるだけのものになったのは、先生のご指導なくして考えられません。
"・・・・・・・・・・・・・・・企業秘密(笑)"という素晴らしい方針で、僕が部員だった時も研究するのが楽しかったです。
ありがとうございました。今後もよろしくお願いします。
あ、それからS藤先生、行きと帰り、また大会中もいろいろとお世話になりました。ありがとうございました♪
…いろいろ面白かったです(笑)
以上、生徒理研の報告でした。