里山人雑記

PCからの閲覧をおすすめします

日没後の干潟のクロツラヘラサギ

2021年01月27日 19時17分13秒 | Field Note<観察>
日没直後の干潟。
潮も関係しますが、干潟の鳥たちにとってはまだまだお休みの時間ではありません。
活発に採餌するシギ・チドリの群れの奥で、クロツラヘラサギもまた積極的に採餌していました。
I uploaded another movie to my YouTube. It's about Black-faced spoonbills.

クロツラヘラサギ Platalea minor ほか
途中からフレームインするクロツラヘラサギたち。独特なヘラ状の嘴を右に左に振りながら、どうやらボラの幼魚?を追いかけているようでした。
大きな画面で見てみると、駆け回るクロツラヘラサギの間を、小さな魚が跳ね回りながら逃げているような様子が確認できるかと思います。ぜひご覧ください。

ニホンアカガエルの産卵映像

2021年01月25日 19時21分03秒 | Field Note<観察>
ニホンアカガエルの産卵が各地で始まっているようですね。
今日は私のYouTubeチャンネルに、ニホンアカガエルの産卵の様子の映像をアップしました。
埋め込み形式ですがここにも貼っておきます。
Japanese Brown Frogs (Rana japonica) were gathering and spawning in the cold winter stream.
I uploaded a movie of them to my YouTube.

ニホンアカガエル Rana japonica
他にもいくつか動画があるので、興味を持たれた方はぜひご覧ください。

サイトリニューアル

2021年01月16日 22時13分47秒 | お知らせ<その他>
里山人雑記とは別に写真メインのサイトを持っておりまして、先日少しリニューアルしました。 新たに数ページ追加し、写真も若干入れ替えております。
また、サイトからInstagram、YouTube、里山人雑記にも飛べるようにしました。
写真にも興味のある方はぜひお越しくださいー
I updated my gallery.

https://satoyamajin.wixsite.com/k-okamoto

束の間の雪

2021年01月12日 19時11分13秒 | Field Note<観察>
いつものフィールドには珍しい雪。
じき三十路の私ですが、こどもの頃と同様、やっぱり楽しい気分になります (笑)

ジョウビタキ Phoenicurus auroreus
いつものフィールドに到着すると、車のすぐ近くに小柄な鳥。
ちょっと期待して見てみると、ジョビコことジョウビタキのメスでした。
あ、"ジョビコ"って呼称、聞いたことありますか…??
身近なジョウビタキは、親しみを持って"ジョビオ"や"ジョビコ"と呼ばれることがありまして、私も含め、鳥に関心のある人たちの間でときどき使われる呼称です。
"ジョビオ"はジョウビタキのオス、"ジョビコ"はジョウビタキのメスのこと。
他にもいろいろな鳥にいろいろな呼称があって、けっこうおもしろいんですこれが…笑

さて、雪の降り始めから観察していたこのジョビコ、雪が降り始めると、ちょろちょろと動く頻度が増えた様子。
よく見ると、空から落ちた雪をついばむようなしぐさも見せていました。
もしかして、虫か何かと思ったんでしょうか?
そういえば以前も、別の鳥でそんなシーンを見たような。また雪が降ったら注意して観察してみたいところですね。できれば写真も。

レレレのレ

2021年01月07日 19時07分17秒 | Field Note<観察>
地面をチョロチョロと走り回る小鳥。色は白っぽくて尾羽は長め。
そんな鳥を見たことはありませんか?
種名をよく尋ねられる鳥の1つでもあるのですが、その鳥はおそらく…

ハクセキレイ Motacilla alba lugens
身近なところで観察できるセキレイの仲間には、他にセグロセキレイやキセキレイなどがいますが、白っぽければたいていの場合このハクセキレイかセグロセキレイです。
川沿いの道路、身近な公園、スーパーの駐車場など様々なところに現れ、地面をテケテケテケテケッと走り回っていたりします。
足を動かすスピードは、レレレのおじさんよろしく残像が見えてしまうほど。
それでいて体はブレないのだから、すごいやらおもしろいやらで、じっくり観察してみてほしい鳥の1つでもあります。

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おっと…
アイデアが…

身近な猛禽

2021年01月06日 18時20分21秒 | Field Note<観察>
今年の鳥初めはスズメでした。鳥撮り初めはカルガモ。
身近な鳥が見られる日常からのスタートで、2021年もぼちぼちやっていきたいところです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて今日は、この時期に観察しやすい身近な猛禽を1種ご紹介。

チョウゲンボウ Falco tinnunculus
冬になると多く見られるようになるハヤブサの仲間の猛禽で、コツをつかみさえすれば、比較的容易に発見できる鳥でもあります。
ある程度の広さのある草原や、耕作地の広がる干拓地などが探すべき場所の代表格かなと思います。地図アプリの航空写真で開けた場所を探して行くのもアリです。

↑以前アップした写真ですが、これくらい車通りの多い、つまり人の生活と近いところにも割といたりしちゃいます。
大きさは、ハトくらいかハトよりちょっと大きいくらいに見えるため、何気なく眺めていると「なんだハトか」と見落としてしまいがちかも。
写真のような逆光の状況や、遠くてシルエットしか見えない場合には、ハトよりは頭でっかちに見える点や、尾羽が比較的長めに見える点などを元に見分けましょう。
ある程度見分けることができるはずです。とはいえ私もたまに間違えますけど…笑

そうそう、飛ぶのはやはり上手なようで、羽ばたきながら空中の一点に停止する「ホバリング」も度々見せてくれます。
ホバリングの後に地面に急降下したときは、昆虫などをつかんで食べていることも。
主な食べ物は昆虫などとされていますが、スズメなどを襲って食べているところもときどき観察されます。

そういえば、冬にもバッタのような昆虫を捕って食べているところを観察することがありますが、あれって何なのでしょう。
この辺りで成虫越冬するバッタらしき形の昆虫といえば、たしか、ツチイナゴやクビキリギスくらい…?
あたたかい日にうろうろ動き出して捕まっちゃった…というような感じなのでしょうか。

ちなみに、「成虫越冬」というのは読んで字のごとく成虫のまま越冬するということ。
「成虫」とは昆虫の大人の姿のことで、「越冬」とは冬越しすることですから、大人の姿のまま冬越しすることを「成虫越冬」などと表現するわけです。
成虫越冬するものは、昆虫ではどちらかというと少数派のようで、冬のある身近なところでは、多くの昆虫が卵または幼虫または蛹の状態で越冬しているはずです。

以上、鳥の話か虫の話かわからなくなっちゃいましたが、チョウゲンボウ、ぜひ探してみてくださいね。

Happy New Year

2021年01月01日 21時17分15秒 | ふつうの日記
あけましておめでとうございます。
昨年もたくさん見に来てくださってありがとうございました。
昨年の鳥撮り納めは、

オオバン Fulica atra でした。
オオバンがいればとりあえず楽しいですね。
今や身近な水辺の鳥の代表格。ぜひ、身近な水辺で探してみてください。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。