数年ぶりに、金峰山で観察しました。
といっても、時間の関係により、道路沿いだけの観察となりました。
↑アザミの1種(ポイントがよくわからず同定できませんでした…)で吸蜜(蜜を吸うこと)中のチャバネセセリたちです。たくさんのチャバネセセリがいたため、ところどころ個体差があることなど、いろいろ観察できました。
↑こっちは、キンミズヒキで吸蜜中のチャバネセセリです。
↑草の葉で休んでいたチャバネセセリを、正面からドアップ撮影してみました。故障していた"1cmマクロ撮影"が可能なコンデジが修理されて帰って来たので、やっとこの類の写真が撮れるようになりました。これからバンバン"マクロ撮影"していきます!
↑1枚目の写真で紹介したアザミの1種、種はこんな風になっていました。タンポポとかと同じ原理で、綿毛に種子をくっつけて飛ばし、より遠くに子孫を残すというわけです。いつも思いますけど、生き物って、ほんとによくできていますよね…
↑キツネノマゴで吸蜜中のツバメシジミです。この時期、いろんなところでキツネノマゴが花を咲かせています。小さな植物ですので、よく探してみて下さいね♪
また、このツバメシジミ、後翅の一部が突起のようになっていますよね。これが名前の由来になったっそうです。鳥のツバメって、尾羽の両端が突起のように突き出していますので、そこから名前をとったというわけです。
名前の由来を知ると、識別する際の手助けになりますし、名前も覚えやすくなるので一石二鳥ですね♪おもしろい名前の生き物や、覚えにくい名前の生き物がいたら、ネットや図鑑でいろいろ調べてみて下さい。
↑このツバメシジミが翅を開くと、こんな感じになっていました。この色はメス個体の特徴のため、この個体はメス個体だと判明しました。ちなみにオス個体は、ブルー系になるようです。
↑生き物たちにとって平穏な草むらに見えても、危険は常に存在します!ナガコガネグモです。チャバネセセリやツバメシジミが飛び交う中に、大きな巣を張って、獲物を待ち構えていました。自然界は厳しいです…
ところでこのナガコガネグモ、近所でよく見るジョロウグモなどに比べると、かなり大きいです!色・模様もクッキリしていて、とても印象に残りました。クモだからって敬遠しないで、よく観察してみると面白いですよ~♪
↑地面をよく見ると、フキバッタの仲間がいました!久しぶりに見ました。
あ、これでも成虫(成熟した個体)ですよ!!通常は成虫っって翅が発達しているものなのですが、フキバッタの仲間は発達していないんです。これまた面白いですねー。もしこのことを知らなかったら、何か他のバッタの幼虫かな?と思っちゃったりしますよね…覚えておいてください。
↑ゲンノショウコも咲いていました。右上には、その種も見えますね。この槍の先のような形をした種も特徴的なので、ここから識別してもいいかもしれません。草花など、生き物を観察する時は、1点だけでなくその周辺もよく観察してみて下さいね。もしかしたら、何か面白い発見があるかもしれませんよ♪
↑エゾビタキです。ここからは観察できた鳥たちを紹介していきます。金峰山のこの場所で観察することに決めたのは、実は、ここでエゾビタキをたくさん見つけたからなんです。複数の個体が追いかけあったり餌をとったりしていました。エゾビタキを観察するなら、金峰山はオススメです♪
↑近くを見ると、1本だけ、妙に鳥でにぎわっている木がありました。ただし、こんな感じに葉が茂っていて、とても観察し辛かったです。
ところで、どうしてこの木に鳥が集まっていたんだと思いますか?その理由は…
↑これです!大量に木の実がなっていました。
↑以前の記事で"鳥は赤い木の実よりも青~黒色の実を好む傾向がある"と書いたのですが、もちろんこうやって、赤い木の実も食べます。ちなみにこの写真で木の実をくわえているのは、エゾビタキです。集まっている鳥たちをよーく観察すると…
↑オオルリ♂の若鳥がいました!!久々に見ました。ただ、活発に動き回っていて、デジスコでの撮影は随分骨が折れました…10本くらい(笑)
♂の成鳥は上面が頭まで青色になるのですが、♂の若鳥(または幼鳥)は、翼だけ青いんです。こいつも、上で紹介した赤い木の実をガツガツ食べていました。オオルリは、日本ではだいたい夏鳥であるため、渡りに向けて栄養を蓄えている最中なんです。
↑ちなみに♂の成鳥は、こんな感じです。随分違うのがわかりますよね。(この写真は僕が2006年4月23日に違う場所で撮影したものです)
↑そういえば、こんな鳥もいました。何だと思いますか??上面がまだら模様になっているのが特徴的ですね。答えは、エゾビタキの幼鳥です!!これまで紹介してきたエゾビタキはすべて成鳥でした。そのため、このようなまだら模様の個体を紹介したことがありませんでした。幼鳥は上面が全体的にまだら模様なんです…
知らなかったなぁって方は、ここで知識に加えておいてくださいね♪
といっても、時間の関係により、道路沿いだけの観察となりました。
↑アザミの1種(ポイントがよくわからず同定できませんでした…)で吸蜜(蜜を吸うこと)中のチャバネセセリたちです。たくさんのチャバネセセリがいたため、ところどころ個体差があることなど、いろいろ観察できました。
↑こっちは、キンミズヒキで吸蜜中のチャバネセセリです。
↑草の葉で休んでいたチャバネセセリを、正面からドアップ撮影してみました。故障していた"1cmマクロ撮影"が可能なコンデジが修理されて帰って来たので、やっとこの類の写真が撮れるようになりました。これからバンバン"マクロ撮影"していきます!
↑1枚目の写真で紹介したアザミの1種、種はこんな風になっていました。タンポポとかと同じ原理で、綿毛に種子をくっつけて飛ばし、より遠くに子孫を残すというわけです。いつも思いますけど、生き物って、ほんとによくできていますよね…
↑キツネノマゴで吸蜜中のツバメシジミです。この時期、いろんなところでキツネノマゴが花を咲かせています。小さな植物ですので、よく探してみて下さいね♪
また、このツバメシジミ、後翅の一部が突起のようになっていますよね。これが名前の由来になったっそうです。鳥のツバメって、尾羽の両端が突起のように突き出していますので、そこから名前をとったというわけです。
名前の由来を知ると、識別する際の手助けになりますし、名前も覚えやすくなるので一石二鳥ですね♪おもしろい名前の生き物や、覚えにくい名前の生き物がいたら、ネットや図鑑でいろいろ調べてみて下さい。
↑このツバメシジミが翅を開くと、こんな感じになっていました。この色はメス個体の特徴のため、この個体はメス個体だと判明しました。ちなみにオス個体は、ブルー系になるようです。
↑生き物たちにとって平穏な草むらに見えても、危険は常に存在します!ナガコガネグモです。チャバネセセリやツバメシジミが飛び交う中に、大きな巣を張って、獲物を待ち構えていました。自然界は厳しいです…
ところでこのナガコガネグモ、近所でよく見るジョロウグモなどに比べると、かなり大きいです!色・模様もクッキリしていて、とても印象に残りました。クモだからって敬遠しないで、よく観察してみると面白いですよ~♪
↑地面をよく見ると、フキバッタの仲間がいました!久しぶりに見ました。
あ、これでも成虫(成熟した個体)ですよ!!通常は成虫っって翅が発達しているものなのですが、フキバッタの仲間は発達していないんです。これまた面白いですねー。もしこのことを知らなかったら、何か他のバッタの幼虫かな?と思っちゃったりしますよね…覚えておいてください。
↑ゲンノショウコも咲いていました。右上には、その種も見えますね。この槍の先のような形をした種も特徴的なので、ここから識別してもいいかもしれません。草花など、生き物を観察する時は、1点だけでなくその周辺もよく観察してみて下さいね。もしかしたら、何か面白い発見があるかもしれませんよ♪
↑エゾビタキです。ここからは観察できた鳥たちを紹介していきます。金峰山のこの場所で観察することに決めたのは、実は、ここでエゾビタキをたくさん見つけたからなんです。複数の個体が追いかけあったり餌をとったりしていました。エゾビタキを観察するなら、金峰山はオススメです♪
↑近くを見ると、1本だけ、妙に鳥でにぎわっている木がありました。ただし、こんな感じに葉が茂っていて、とても観察し辛かったです。
ところで、どうしてこの木に鳥が集まっていたんだと思いますか?その理由は…
↑これです!大量に木の実がなっていました。
↑以前の記事で"鳥は赤い木の実よりも青~黒色の実を好む傾向がある"と書いたのですが、もちろんこうやって、赤い木の実も食べます。ちなみにこの写真で木の実をくわえているのは、エゾビタキです。集まっている鳥たちをよーく観察すると…
↑オオルリ♂の若鳥がいました!!久々に見ました。ただ、活発に動き回っていて、デジスコでの撮影は随分骨が折れました…10本くらい(笑)
♂の成鳥は上面が頭まで青色になるのですが、♂の若鳥(または幼鳥)は、翼だけ青いんです。こいつも、上で紹介した赤い木の実をガツガツ食べていました。オオルリは、日本ではだいたい夏鳥であるため、渡りに向けて栄養を蓄えている最中なんです。
↑ちなみに♂の成鳥は、こんな感じです。随分違うのがわかりますよね。(この写真は僕が2006年4月23日に違う場所で撮影したものです)
↑そういえば、こんな鳥もいました。何だと思いますか??上面がまだら模様になっているのが特徴的ですね。答えは、エゾビタキの幼鳥です!!これまで紹介してきたエゾビタキはすべて成鳥でした。そのため、このようなまだら模様の個体を紹介したことがありませんでした。幼鳥は上面が全体的にまだら模様なんです…
知らなかったなぁって方は、ここで知識に加えておいてくださいね♪