先月、毎年恒例の観察会で講師を務めさせていただきました。テーマは、水の中の生き物。魚類を中心としつつも、エビの仲間から水生昆虫、トンボの仲間、カエルの仲間まで広く観察します。今回もいろいろな生物が観察できましたが、やっぱりピックアップしたいのはこちら。
↑オイカワ Zacco platypus
見てくだいこの美しい婚姻色。長くここを見てくださっている方は聞き飽きられた頃かもですが、婚姻色(こんいんしょく)とは、繁殖期になると現れる期間限定の体色のこと。色以外にも、尻びれ(尻尾に近い方の下側にあるひれ)の長さが伸びたり、顔の周辺には追星(おいぼし)と呼ばれる突起が現れたりと、いろいろな変化が起こっています。このパターンは種によって様々で、繁殖期になると、カワムツやタナゴの仲間など、それぞれの種がそれぞれに特有な美しい姿を見せてくれます。
↑ちなみに追星というのは、こんな感じのもの。顔の周辺の黒みがかった部分を見ると、白っぽいポツポツが見えると思います。触るとけっこう硬いです。
と、あともう1種。
↑ゼゼラ Biwia zezera
鱗の模様や背びれの形など美しく、好きな種のひとつです。日本固有種とされていますが、分布から考えてここではおそらく国内外来種。
捕まえてすぐはもっと体色も濃かったのですが、ケースに入れて明るいところに置くと心なしか体色も明るくなったような。比較用には撮ってないので確認のしようがなく残念。ちなみにゼゼラの婚姻色は、体が広く黒くなることで知られています。鱗の煌めきを含む黒って、美しいんですこれが。今回は見れませんでしたけど。
夏のシーズンはいろいろなところで水辺の生き物の観察会が開かれるので、興味のある方は地域の情報をチェックしてみてくださいね。尚、水辺の活動には常に命の危険を伴います。観察会では指示を必ず守ること、個人で遊ぶ場合も無理は絶対にしないこと、状況判断などに関して楽観的な憶測だけで動かないこと(「あそこは浅そうだし大丈夫だろう」が危ない)等、気をつけて楽しく活動されてください。
OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
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観察会の場合、基本的に終了後にしか写真を撮る時間がとれないので、写真での紹介が難しいんですよね…もっと見せたいのに…
ところで約週1回投稿、しばらくは続けていきますのでたまにご覧ください。
↑オイカワ Zacco platypus
見てくだいこの美しい婚姻色。長くここを見てくださっている方は聞き飽きられた頃かもですが、婚姻色(こんいんしょく)とは、繁殖期になると現れる期間限定の体色のこと。色以外にも、尻びれ(尻尾に近い方の下側にあるひれ)の長さが伸びたり、顔の周辺には追星(おいぼし)と呼ばれる突起が現れたりと、いろいろな変化が起こっています。このパターンは種によって様々で、繁殖期になると、カワムツやタナゴの仲間など、それぞれの種がそれぞれに特有な美しい姿を見せてくれます。
↑ちなみに追星というのは、こんな感じのもの。顔の周辺の黒みがかった部分を見ると、白っぽいポツポツが見えると思います。触るとけっこう硬いです。
と、あともう1種。
↑ゼゼラ Biwia zezera
鱗の模様や背びれの形など美しく、好きな種のひとつです。日本固有種とされていますが、分布から考えてここではおそらく国内外来種。
捕まえてすぐはもっと体色も濃かったのですが、ケースに入れて明るいところに置くと心なしか体色も明るくなったような。比較用には撮ってないので確認のしようがなく残念。ちなみにゼゼラの婚姻色は、体が広く黒くなることで知られています。鱗の煌めきを含む黒って、美しいんですこれが。今回は見れませんでしたけど。
夏のシーズンはいろいろなところで水辺の生き物の観察会が開かれるので、興味のある方は地域の情報をチェックしてみてくださいね。尚、水辺の活動には常に命の危険を伴います。観察会では指示を必ず守ること、個人で遊ぶ場合も無理は絶対にしないこと、状況判断などに関して楽観的な憶測だけで動かないこと(「あそこは浅そうだし大丈夫だろう」が危ない)等、気をつけて楽しく活動されてください。
OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
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観察会の場合、基本的に終了後にしか写真を撮る時間がとれないので、写真での紹介が難しいんですよね…もっと見せたいのに…
ところで約週1回投稿、しばらくは続けていきますのでたまにご覧ください。