『宇宙のみなしご』 森絵都

2013年06月04日 17時42分46秒 | 読書
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「中学2年生の陽子と1つ歳下の弟リン。両親が仕事で忙しく、いつも2人で自己流の遊びを生み出してきた。新しく見つけたとっておきの遊びは、真夜中に近所の家に忍び込んで屋根にのぼること。リンと同じ陸上部の七瀬さんも加わり、ある夜3人で屋根にいたところ、クラスのいじめられっ子、キオスクにその様子を見られてしまう…。第33回野間児童文芸新人賞、第42回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞の青春物語。 」(BOOKデータベースより)

主人公の陽子は中学二年の女子。
両親は仕事で忙しくなかなか家に帰ってこない。
そんな陽子は年子の弟リンといろんな遊びを模索しながら過ごしてきた。

そんな陽子は二学期も始まって間もない頃からふと不登校になった。
理由は特にない。
一言で言えばサボりぐせがついただけ。

ある日、陽子は屋根に乗っている一匹の猫を目にする。
なんか、気持ち良さそう。
そう思った陽子は、リンと夜な夜な屋根に上る遊びを思い付いたのだった。

屋根に上ることは二人にとってなんとも言えないスリルと興奮を覚えることだった。
二人は屋根に上ることで、いろんな事件や出来事に出会うのだった。



なかなか面白いところまで紹介できないと言うか、面白いところ紹介しちゃうと、すべネタバレしちゃいそうで、さわりだけの紹介になりました。

一言で言えば、青春小説となるんでしょうか。
ほとんどが中学生の話だし、彼らの心情の変化を書いたさくひんですので。

そんなに長くない作品で、読みやすいので一日で読めちゃうような作品です。

★★★☆☆

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米軍基地の街・福生のハウスには、音楽に彩られながらドラッグとセックスと嬌声が満ちている。そんな退廃の日々の向こうには、空虚さを超えた希望がきらめく―。著者の原点であり、発表以来ベストセラーとして読み継がれてきた、永遠の文学の金字塔が新装版に!群像新人賞、芥川賞受賞のデビュー作。 (BOOKデータベースより)