『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』 岩崎夏海

2011年01月14日 19時54分06秒 | 読書
ミーハーな本もたまには。



公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。(「BOOK」データベースより)

高校野球のマネージャーになったみなみがドラッカーの「マネジメント」にであい、野球部、学校、ひいては高校野球界もマネジメントしていくストーリー。
冒頭から無名の都立高校の野球部を甲子園に連れていくという無理難題な目標を打ち立てます。
その目標を果たすため、ドラッカーのマネジメントが随所に引用され、それを野球に当てはめて考えるという感じに物語は進んでいきます。

ドラッカーの理論をわかりやすく解説するという意味において、とてもいい作品だと思いました。
内容も面白いですし、絵も萌えキャラです(笑)
ただ、経営学士である私は、在学中に全くドラッカーの勉強したことはないので、本当のところはわかりません。
これを機にドラッカーの「マネジメント」を読んでみるのもいいかもしれませんね。


★★★☆☆