『白銀ジャック』 東野圭吾

2011年01月05日 21時40分45秒 | 東野圭吾
ゲレンデの下に爆弾が埋まっている――「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス!



しょっぱなから東野圭吾の初期を彷彿とさせるような物語が進んでいきます。
早い段階から、犯人らしき人が分かってくるんだけど、やっぱりそこは東野圭吾でした。
しっかりと読者をだましてくれます。

みえみえのフーダニットから現代のスキー場が抱えるような問題にまで。
東野圭吾からはまだ目が離せそうにないですね。

★★★☆☆