葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

葬儀にかかわる人数

2009年11月22日 | 葬儀特集の感想
葬儀一件にかかる人件費について

高い高いといわれる、葬儀ですが。今日はどのくらいの
人件費が掛かっているのだか考えて見ましょう

まず、依頼があると病院にいきます・・・1人
深夜に電話があり病院から自宅に搬送して、自宅でご安置、ドライアイスをつけて
打合せ

次の日
納棺をすることになっているので、2人で伺って納棺
ドライアイスの処置など・・・・2人

三日目
最終の打合せと、ドライアイスの処置など・・1人

4日目 通夜当日

積み込み、設営、通夜進行・・・3人

5日目

葬儀、告別式進行、撤収、初七日、撤収・・・・3名
火葬場宰領 1名

と一般的なモデルを書いてみました
計算すると述べ、延べ12名


4日目、5日目は葬儀の最中に仕事が依頼された場合も動きますから
バックアップの人間も配置しなければなりせん
そこまで計算するとのべ15名、深夜に働かせているので
宿直、残業などの分で初日は割増がついちゃいます


外注でも、社内の人間でも使えるレベルの人間とすれば
会社の支払い総額は一人当たり1日2万円ぐらいなので
原価レベルで30万円。これが葬儀社の分で


現場には
返礼品屋さん     1名×2日=2名
生花屋さん      2名×2日=4名
料理屋さん     営業1名×2日=2名
          配膳2名×2日=4名
テント屋さん       2名×2日=4名
火葬夫               2名
火葬場女中      1名
寝台車運転手    病院~自宅    1名  
自宅~斎場     1名
霊柩車運転手     1名
マイクロバス運転手        1名
ハイヤー運転手      1名
式場管理人    1名×2日=2名

付帯の業者さんが26名                  

合計延べ39名・・・・・
数えてみるとものすごい数の人間が動いております。

普段自分の部分しか、考えていなかったのですが
葬儀の全ての部分を自社でやっていたとしたら
ものすごい人数を食べさせていかなければならないのだなと
ちょっとビックリ


会社数でいけば一つの葬儀に8社かかわっている事になります
これは大きな葬儀社が、ちょっと売上おちると
赤字に転落するのも合点がいきました

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