葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

環境にやさしい? 再生紙利用の棺おけ開発 豪葬儀会社

2007年02月09日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし

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キャンベラ(ロイター) オーストラリアの葬儀会社がこのほど、再生紙や再生段ボールを利用した棺おけを開発、「環境にやさしい」として売り込んでいる。


再生紙を利用した棺おけは、見た目もさわり心地も自然なものだという。価格は、通常の棺おけほど。


葬儀会社のロブ・ジェイムズさんによると、棺オーストラリアでは年間160万トンの紙や段ボールがリサイクルされており、これを利用したものだという。


火葬でも土葬でも、有毒なガスをだしたり環境汚染の恐れがないとして、地球環境に興味のある人々に、売り込んでいく予定。
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ニュースソースはこちらCNNです
グーグルニュースが充実してきたので、葬儀関係のニュースをご紹介します。
海外では結構ある、ダンボール製の棺。正確には再生紙を利用した圧縮紙製高強度棺なんですが、これが日本のニュースになるとなぜか「ダンボール」という日本語になってしまうわけです。

棺は、どんなものでもよいわけではなく。火葬場で問題なく燃焼すること燃焼実験をして証明して、かつ水分や重さに耐えられるかどうかをコレも調査して販売しています。海外で出たからといって日本でそのまま使えるかどうかは、調査が必要になります。そうしないと火葬場で「この棺はうちでは燃やせません」なんてことになりかねませんから。

実際過去には、合板ベニアで棺をつくったひともいるらしく。煙が出すぎて問題になったり、ラッカー塗料が縫ってある棺も「ダメ」ですといった張り紙を子供のころ火葬場で見たことがあります。

それから、このダンボール棺はよくある木製の棺より値段が高いと思います。
木で作るほうが需要の関係で大量生産できるし、紙で遺体をいれても大丈夫な強度をだすのはかなり技術的に高度で高くなってしまうと、棺メーカーさんから聞いたことがあります。棺も立派な工業製品なんです

ほんと棺の世界も奥が深いですね。

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