NPO法人 三千里鐵道 

NPO法人 三千里鐵道のブログです。記事下のコメントをクリックしていただくとコメント記入欄が出ます。

天安艦 韓国軍敷設機雷爆発?? "バブル周期から見ると TNT 136㎏ 水中爆発 推定…海軍機雷と一致"

2012年08月27日 | 南北関係関連消息
←平沢(ピョンテク)2艦隊に展示中の破壊された天安(チョナン)艦前で去る16日午前、海軍公報将校が襲撃経緯などについて<ハンギョレ>取材陣に説明している。 平沢/イ・ジョンア記者 leej@hani.co.kr



天安艦沈没事件では、座礁説、機雷説などがとりだたされているけれど、
今回新たな調査報告書が発表された。

あのお粗末な民軍合同調査団の報告書は信頼できるはずもないが、依然として謎に包まれているというほかない…


by maneappa



ハンギョレサランバンから転載。
…………………………………

2012年08月27日11:07

"バブル周期から見ると TNT 136㎏ 水中爆発 推定…海軍機雷と一致"




キム・ソグ博士との一問一答

ロシア核潜水艦爆発糾明時のように
バブル周期0.99秒見つけ爆発量を算定
合調団が明らかにした250㎏では
バブル周期が大きくなりすぎ話にならない

水中では爆発エネルギーが拡散しにくい
合同調査団 水中爆発の特徴調査 おざなり
70年代 136㎏ 機雷設置記録見て
シミュレーションで確認してみるとぴったり一致

 天安(チョナン)艦が味方の機雷の水中爆発で沈没した可能性が高いという科学論文を国際学術誌に発表したキム・ソグ博士(韓国地震研究所長)は22日「私たちの論文の結論が合調団のものと違った理由は、合調団が水中爆発の特徴と動力学を注意深く扱わなかったためだと考える」として、事故原因の再調査が必要だと明らかにした。 水中爆発の爆薬量がTNT136㎏と小さく算出された理由については「陸上爆発の時とは異なり水中では爆発エネルギーが拡散しにくく小さな爆発量でも大きな効果が現れる」と説明した。


-天安(チョナン)艦事故民軍合同調査団の結論に反論する研究論文を出すということは容易ではなかったと思うが。

"これは重大懸案だ。 私はこの分野で多くの経験をした。 地球物理学(地震学)を専攻し、博士学位論文も爆発と自然地震を区別する方法に関するものだった。 米国の学者らと南太平洋で6ケ月間にわたり海洋探査をしたこともあって西海(ソヘ)沿岸の海底地層を調査したこともある。 1970年代末‘誘致科学者’として国内に入ってきて漢陽(ハンヤン)大に地震研究所を作ることもした。 ところで天安(チョナン)艦事故と関連して出てくる話を聞いてみるととても問題が多かった。 地震学と海を研究する学者としてきちんとするべきだとの責任感もできた。 それでこの問題をずっと研究してきた。"

-論文の結論を再び整理してほしい。

"天安艦事故の原因は水中爆発だということが一番目の結論だ。 3種類の根拠がある。 最初に、爆発時には地震波形が大きく異なるが、今回そのような特徴として初動が圧縮波の波形が現れた。 二番目、水中爆発時には二種類の波が生じる。 一つはバブル(爆発ガスで急速にできるバブル)であり、他の一つは方向波(水中音波の一種で海底と水面を行き来する波だ。 今回バブルと方向波が両方現れた。 三番目、自然地震の時にはない空中音波と超低周波が観測された。"

-さらに重要な結論として、今回の論文は爆発の地震規模は2.04,爆発水深は8m、爆薬量はTNT136㎏と提示した。 合調団報告書内容とは大きく異なる。

"2000年にロシア核潜水艦クルスク号が深海で爆発した時、爆発規模と水深を糾明できたのは水中音波からバブル周期(バブルが一回膨張・収縮する時にかかる時間)を見つけ出したためだ。 バブル周期が分かれば、爆発量と水深が分かる。 私たちは観測データから0.990秒のバブル周期を抽出した。 水中爆発の方程式と分析モデル(BEM),シミュレーションの種々の方法を使って交差確認をしてみると、TNT136㎏が水深8mで爆発する時の観測データから得たバブル周期が出てきた。 合調団が明らかにした250㎏ではバブル周期が大きくなりすぎ現実的可能性がないと判断した。"

-今回の論文で爆発の地震規模は2.04で、以前より大きくなったが爆薬量は136㎏で以前より減った。

“私たちの論文は合調団の結論が間違いだということを言っている。 海底地震も地中で起きることだ。 大地を通じて地震波としえ観測される。 ところが今回の爆発は地中でなく水中で起きたのだ。 海底地震の時に使う一般公式で計算して爆発の地震規模を算出してはならない。 そして水中では水の物質特性のために爆発エネルギーが拡散しにくい。 反面、陸上爆発ではエネルギーが拡散しやすい。 それで同じ量の爆薬が爆発した時、水中では規模がより大きく現れる。”

-爆薬量を算出するのに使われるバブル周期は大変重要な値であるようだ。ところで合調団の結論ではバブル周期が1.1秒と提示された。

“私たちは観測データを使って高解像周波数分析でバブル周期を算出した。 決まった公式があるので数値は変わりえない。”

-今回の論文の検証過程は?

“学術誌に載せられる論文であり、当然専門家評価委員の審査を経た。 また、昨年からワシントン大学、オレゴン州立大学、セントルイス大学、シンガポール大学で論文の主な内容を発表し、専門家たちの意見を聞いて補完した。 共著者であるギタマン博士は2000年のロシア クルスク号核潜水艦の水中爆発を似た方式で研究して論文を出した方であり、分析過程を手伝ってくれたトゥレフ オレゴン州立大教授、クブチョン シンガポール大教授、チャン・アマン ハルビン工大教授は波形分析とバブル動力学、シミュレーション分野の専門家たちだ。”

-合調団と今回の論文の分析過程で大きく異なる点は何か?

“私たちは地震波、空中音波、水中音波の色々なデータを総合し、水中爆発の特徴に合わせて流体力学、特にバブル動力学を利用して扱った。 コール方程式、境界要素分析法(BEM),3次元シミュレーションなど3種類の方法で結論を確認する過程を経た。”

-TNT136㎏という特定の爆薬量を指定した理由は?

“計算してみれば爆薬量が136㎏近辺の値と出てくる。 ところでTNT136㎏級機雷を海底に設置したという歴史記録があって、その機雷が現存するので特定の爆薬量をモデル(BEM)とシミュレーションで再確認してみたのだ。 すると合致した。”

-準備していた次の論文は?

“仕上げ段階にある。 次の論文では船体とバブルの相互作用を扱うシミュレーション結果を本格的に扱おうとしている。 プロペラが曲がった方向も重要な端緒として扱っている。”

オ・チョルウ記者 cheolwoo@hani.co.kr

原文: http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/548820.html 訳J.S
.

MBCスト参加記者に“報復懲戒”・・・大統領選挙を前に公正報道の約束も反故に

2012年08月27日 | 南域内情勢
←<文化放送>(MBC)のカメラ・取材記者たちが23日午前、ソウル汝矣島(ヨイド)のMBC社屋前で会社側が映像取材部を廃止してカメラ記者たちを取材部署別に配置したことに対し「スト参加者に対する報復人事」と主張して剃髪示威を行なっている。 シン・ソヨン記者 viator@hani.co.kr



またひどいニュースでごめんなさい。


by maneappa

ハンギョレサランバンから転載です。
………………………………


2012年08月27日16:16

MBCスト参加記者に“報復懲戒”・・・大統領選挙を前に公正報道の約束も反故に


MBCスト参加者に時ならぬ“文学教育”
労使合意を覆す報道機関
MBC・KBS・連合ニュース・国民日報など
解雇・停職 日常茶飯事 業務から排除も

パク・クネを浮上させ不正を働いた社主擁護など
“公正性強化”には顔を背け不公正報道
「政権維持判断、労組無力化に乗り出す」



 <文化放送>(MBC)のK記者はこの20日から放送局ではなくソウル蚕室洞(チャムシルドン)の文化放送アカデミーに出勤している。 会社側が去る17日ストライキ参加者20人に「3ヶ月の教育命令」を下したためだ。 初日は大学教授の文学の授業を、2日目には作曲家ドン・スパイクの大衆文化講義を聴いた。 受講者の中にはアカデミー院長より入社が先輩である経歴30年目から5~6年目までいろいろいる。 K記者は「大統領選挙を目前にした時点で現場で懸命に取材しなければならないのに、業務と関係のない講義を聴いているので自己恥辱感を感じる」と吐露した。


 <文化放送>(MBC)・<韓国放送>(KBS)・<連合ニュース>・<国民日報>等、長期ストを終わらせた報道機関で報復性人事が相次ぎ、記者とディレクターらが取材と製作現場から追い出されている。 一部報道機関で「懲戒最少化」という労使合意までが面目を失うほどに若い労組員を報道現場から排除するのは、見せしめ的処罰効果を狙ったものであると同時に“公正報道”要求を無力化させようとする策略だという批判も出てきている。

 労使対立が最も尖鋭なMBCではストに参加した記者・ディレクターの多数が本業に戻れない状態だ。 170日間のストライキの後、50人がそれまでの業務と関係のない未来戦略室・新社屋建設局・<龍仁(ヨンイン)ドラミア開発団>等に異動させられた。 新社屋建設局に発令されたある労組員は「建設については知らないことばかりなので、大半の時間をネットサーフィンに費やしている」と話した。

 KBSも去る10日キム・ヒョンソク新労組委員長に停職6ヶ月の懲戒を下した他、6人に停職、6人に減給処分を下した。 連合ニュースもやはり去る14日コン・ビョンソル労組委員長に停職12ヶ月の処分を下すなど、7人に重懲戒処分を下し、6人にけん責などの措置をとった。 国民日報は去る20日「会社の名誉失墜と害社行為」を理由に労組員1人を解雇し、3人は勧告辞職、5人は停職、4人は減給に処した。

 相次ぐ懲戒でスト参加者が会社側と合意した“公正報道”ももはや望めない話という状況だ。 連合ニュースは先月10日、パク・クネ セヌリ党大統領候補の競選出征式に合わせて「パク・クネとは誰か」から始まって「ドレス コード」まで何と20件余りのパク候補関連記事を送りだした。 労組は「顔が赤くなるような『パク飛御天歌』だ」(訳注:李朝時代に王を賛美して作られた『龍飛御天歌』をもじったもので、政治家を賛美し媚びへつらう内容のものに対する嘲弄としてよく使われる)と反発した。 KBSは最近、2008年にサムスン秘密資金問題の特別検事を務めたチョ・ジュンウン弁護士の息子のサムスン電子特典入社疑惑問題を他の報道機関に先立って取材しておきながら報道せず、論難が起きている。 韓国放送記者協会は声明を出し「権力と資本を監視しなければならない言論が、本分を忘却したようなことばかりやっている」と批判した。 ナム・チョルウKBS新労組広報局長は「報道機関である会社側が合意文のインクも乾かないうちに大量懲戒処分をかけるなど報復に明け暮れ、公正性強化装置を設けるなどの合意をしたにもかかわらず、不公正報道を行なってはばからない」と指摘した。

 報道機関が批判的性向の記者やディレクターを取材・報道現場から排除することは、大統領選挙を控えて与党に有利な環境を作ることという見解も出ている。 MBC労組と民主統合党側では、当初セヌリ党側が放送文化振興会の新しい理事陣を通じてキム・ジェチョルMBC社長を更迭することに暗黙的に同意したという立場である。しかし、セヌリ党は現状維持を通じてパク・クネ候補に友好的な放送環境を継続する態度に旋回したのではないかという観測が出ている。 シン・テソプ民主言論市民連合常任代表(東義(トンウィ)大教授)はこのような状況について「天下り社長が公正報道を叫んだ後輩を力で制圧しようとしている」として「結局、与党候補に有利な言論環境を維持しようとする意図とかみ合っている」と指摘した。

 これに対してイ・ジンスクMBC企画広報本部長は「教育命令は懲戒ではなく、職員に対する投資概念の研修」として“報復性懲戒”という見解を否認した。 KBS関係者は「95日という歴代最長のストライキで放送に支障をきたした責任を問うためには懲戒は避けられなかった」とし「しかし遅まきながらもストを解除した点などを勘案し、再審を通じて懲戒水位を下げた」と説明した。 ユ・ソンヒ記者 duck@hani.co.kr

原文: http://www.hani.co.kr/arti/society/media/548441.html 訳A.K

文化のみち わたしたちの作品展 ~韓国の布と紙を使って~

2012年08月27日 | 管理人のつぶやき

文化的催物のご案内です。
私も必ず行きたいと思っています。

『文化のみち わたしたちの作品展』
  ~韓国の布と紙を使って~


9月1日と2日 午後11時から16時まで

会場が素敵なんです。
私、一度行きたかったところなんです。

文化のみち 撞木館
http://www.shumokukan.city.nagoya.jp/

へぐむの演奏なんかもありますよ(*^。^*)


maneappa