写真は、“緑茶ラテ”と化した南漢江
あまりの衝撃に一瞬声が出なかった…
記録的な猛暑の続いた韓国で、河が死んでいる。
特に深刻なのは、南漢江と洛東江。
その原因と目されるのが、四大河川工事で、無理に無駄な堰を作ったことによる水流の澱みと、記録的な暑さだと考えられている。
藻類の異常な増殖で、河が緑に染まり、中には有毒物質を生産する藻類もあり、まず水道水の汚染が深刻化している。
また工業用水にも適さないことから操業をストップする工場まで現れている…
人間の果てしない欲望に対する神さまの答がこれだというほかない。
by maneappa
ハンギョレサランバンから転載。
……………………………
肝疾患誘発 マイクロシスチン 初検出
ソウル市 "極微量…浄水過程で毒性除去"
漢江下流と洛東江(ナクトンガン)中・上流で緑藻が広がる中で、首都圏住民たちの飲料水源である八堂湖(パルタンホ)で取水した源水から肝疾患誘発物質である‘マイクロシスチン’が極微量ではあるが発見され、飲料水に対する不安感はより大きくなりつつある。
有毒性藍藻類マイクロシスティスに含まれているこの物質が漢江流域で検出されたのは2001年に調査を始めて以来初めてだ。 ソウル市が去る8日、八堂湖から水を引いてくる八堂取水場で採集した源水からl当たり0.107μgのマイクロシスチンが検出された。 ここの藍藻類細胞数はml当たり5050個であり、この内4440個がアナベナであり、残りの610個の大部分がマイクロシスティスだった。
残りの江北(カンブク)・岩寺(アムサ)・九宜(クイ)・チャヤン・風納(プンナプ)取水場など5ヶ所でもマイクロシスティスが60~200個発見されたが、毒性物質であるマイクロシスチン自体は検出されなかった。
ソウル市は‘l当たり1μgを基準としてマイクロシスチンを管理している’として、今回検出されたのはこの基準の10分の1に過ぎない極微量だと話す。 八堂取水場の水を浄水するグァンアム浄水場の水道水からは検出されなかったとし‘現在の水処理方法でも毒性が除去されると見られる’と明らかにした。 パク・チャンミン ソウル市上水道事業本部研究員は10日「世界保健機構ではマイクロシスティスがl当たり5000個検出された時、藻類毒素問題が惹起される可能性があると見ている」として「600ヶ程度が検出された現状況は注意して観察するべき水準」と話した。
だが、肝疾患を誘発する物質が2300万首都圏住民たちの飲料水源から発見された初めての事例なので‘水道水に対する不安感’がより大きくなっている。 水温上昇など周辺条件により急速に繁殖することもありうるためだ。
ソウル市は今回の漢江緑藻拡散を契機に△藻類注意報発令以前でも藻類が注意報発令基準を超過すれば1週間隔で行なっている水質検査期間をさらに短縮して△注意報発令期間でも警報段階で行う藻類毒性検査をするなど対応を強化すると明らかにした。
市はまた、藻類栄養物質である窒素・燐を減らすために水再生センターの高度処理施設を今年中に、総燐低減施設は来年までに備えることでした。
パク・キヨン記者 xeno@hani.co.kr
原文: http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/546626.html 訳J.S
あまりの衝撃に一瞬声が出なかった…
記録的な猛暑の続いた韓国で、河が死んでいる。
特に深刻なのは、南漢江と洛東江。
その原因と目されるのが、四大河川工事で、無理に無駄な堰を作ったことによる水流の澱みと、記録的な暑さだと考えられている。
藻類の異常な増殖で、河が緑に染まり、中には有毒物質を生産する藻類もあり、まず水道水の汚染が深刻化している。
また工業用水にも適さないことから操業をストップする工場まで現れている…
人間の果てしない欲望に対する神さまの答がこれだというほかない。
by maneappa
ハンギョレサランバンから転載。
……………………………
肝疾患誘発 マイクロシスチン 初検出
ソウル市 "極微量…浄水過程で毒性除去"
漢江下流と洛東江(ナクトンガン)中・上流で緑藻が広がる中で、首都圏住民たちの飲料水源である八堂湖(パルタンホ)で取水した源水から肝疾患誘発物質である‘マイクロシスチン’が極微量ではあるが発見され、飲料水に対する不安感はより大きくなりつつある。
有毒性藍藻類マイクロシスティスに含まれているこの物質が漢江流域で検出されたのは2001年に調査を始めて以来初めてだ。 ソウル市が去る8日、八堂湖から水を引いてくる八堂取水場で採集した源水からl当たり0.107μgのマイクロシスチンが検出された。 ここの藍藻類細胞数はml当たり5050個であり、この内4440個がアナベナであり、残りの610個の大部分がマイクロシスティスだった。
残りの江北(カンブク)・岩寺(アムサ)・九宜(クイ)・チャヤン・風納(プンナプ)取水場など5ヶ所でもマイクロシスティスが60~200個発見されたが、毒性物質であるマイクロシスチン自体は検出されなかった。
ソウル市は‘l当たり1μgを基準としてマイクロシスチンを管理している’として、今回検出されたのはこの基準の10分の1に過ぎない極微量だと話す。 八堂取水場の水を浄水するグァンアム浄水場の水道水からは検出されなかったとし‘現在の水処理方法でも毒性が除去されると見られる’と明らかにした。 パク・チャンミン ソウル市上水道事業本部研究員は10日「世界保健機構ではマイクロシスティスがl当たり5000個検出された時、藻類毒素問題が惹起される可能性があると見ている」として「600ヶ程度が検出された現状況は注意して観察するべき水準」と話した。
だが、肝疾患を誘発する物質が2300万首都圏住民たちの飲料水源から発見された初めての事例なので‘水道水に対する不安感’がより大きくなっている。 水温上昇など周辺条件により急速に繁殖することもありうるためだ。
ソウル市は今回の漢江緑藻拡散を契機に△藻類注意報発令以前でも藻類が注意報発令基準を超過すれば1週間隔で行なっている水質検査期間をさらに短縮して△注意報発令期間でも警報段階で行う藻類毒性検査をするなど対応を強化すると明らかにした。
市はまた、藻類栄養物質である窒素・燐を減らすために水再生センターの高度処理施設を今年中に、総燐低減施設は来年までに備えることでした。
パク・キヨン記者 xeno@hani.co.kr
原文: http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/546626.html 訳J.S