NPO法人 三千里鐵道 

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2007年李時雨の肖像

2010年10月27日 | 管理人のつぶやき
今回の韓国滞在で写真作家李時雨氏と初めてお会いした。彼のライフワークでもある「漢江河口ー写真展」を鑑賞、作家と歩く江華島にも参加した。
ある在日同胞の韓国紀行ー5で統一ニュースに寄稿したが、その過程で出会ったこの写真に衝撃を受けた。
2007年、突然国家保安法違反で逮捕、投獄され、48日間の獄中断食闘争とソウルの国会前からイムジン閣まで2ケ月以上の3歩1拝の苦行を決行し、国家保安法撤廃を訴えた。
今回2度お会いした彼の穏やかな眼差しからは、想像すらできないこの姿…。
熱い、そして強靭、不屈の魂がその眼差しに宿っていたことを、紀行文準備過程で知ることとなった。
当時弁護人として救援に奔走した現ミンノ党代表イジョンヒ氏は、無罪獲得後の2008年ヌッポム統一賞授賞式でのスピーチで、李時雨氏の闘魂に影響されたことを述懐している。
現在40代前半、彼の瞑想する姿から、ぼくは何故か求道者の志を垣間見る想いがする。namsang

白頭山に数千匹蛇の群れ出現、大地震の前兆か?

2010年10月27日 | 北域内情勢
写真ー白頭山天地の宇宙からの写真

白頭山に数千匹蛇の群れ出現、大地震の前兆か?

白頭山周辺で最近地震発生回数が増え、数千匹の蛇の群れが出現し住民たちを震えさせている。
白頭山麓に位置した中国延辺朝鮮族自治州のアンツー県9日、規模3.0 以上の地震が2回発生した、と<聯合ニュース>が吉林新聞など現地言論を引用して11日報道した。
これら言論によれば9日午後1時45分アンツー県で規模3.7の地震が発生し、午後2時7分頃同じ地点で規模3.2の地震が発生した。

特に地震発生二日前の去る7日午後1時頃から、白頭山に隣接した吉林省、白山市とインチョンツジンをつなぐ道路5km区間に数千匹の蛇の群れが出現した。 ある住民は“通行車両により圧死した蛇だけで700余匹”として“道路周辺に蛇の死体から出る腐臭が立ちこめ、地震などの大災難を予告しているのではないかとの不安が増幅された”と伝えた。

<聯合ニュース>は白頭山一帯では1999年から今まで全3千回余りの地震が発生し、最近になって地震発生が頻繁になりながら白頭山の再爆発に対する憂慮が出てきている、と伝えた。

中国地震当局の統計によれば2002年7月以前まで天地周辺火山地区で発生した地震は、月平均30回余りに過ぎず震度規模も2.0を越えなかったが、2003年6月と11月、2005年7月には各々月250回余り発生するなど最近になって地震発生頻度が高まっているという。

ユン・ソンヒョ釜山大教授は去る6月気象庁が主催した‘白頭山火山危機と対応’セミナーで“最近白頭山一帯で発生した地震が過去に比べて10倍以上頻繁になり、天地の地形が少しずつせり上がって天地と近隣の森で火山ガスが放出されている”として“近い将来に白頭山噴火がありうる、ひとたび噴火すれば、航空大乱を招いたアイスランド火山噴火を凌ぐ大被害が予想される”と警告した。