NPO法人 三千里鐵道 

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黄碩瑛釈明、本意は?

2009年05月16日 | 南北関係関連消息
ホットした。大好きな作家でもあった。最近の脱北者を扱った「バリテギ」を読んだばかり、かれがそんな筈がと悔しい想いで瞬間悩んだのだが…。
釈明インタビューを一部だけ紹介する。namusang




2ヶ月前に南北関係改善促進宣言に署名した私が ‘変身’をする? 私が変われば黄碩暎の文学全体が崩れるのにどうして私が変わりますか?

私の考えは昔も今もまったく同じです. 南と北の間に協力関係が来なければならないし, そうしようとするなら政府の協助を引っ張り出す必要があるということです.”

黄(66)さんは自分のカザフスタン発言が催した波紋に荒てる表情だった. “私の意図が誤って伝わった”と “今からでもすべて放棄し静かに書きごとだけしようかと思った”と言った. しかし “(批判者たちも) 私が知る人々だから誤解は解けると楽観する”とも付け加えた.

黄氏を 15日午後京畿道高陽市一山自宅近所茶屋で会った.

-14日帰国した後の発言に波紋が広がったが、所感は?
“家へ帰り明け方二時までインターネットをみて, 眠られなくて睡眠薬を飲み昼に覚めた. … 今度付いて行ったのが最大の間違いだったと思ったくらいだ. 非難があるとは思ったがこんなに手厳しいとは分からなかった. (1989年に) 訪北した時と反応がまったく同じだ. 進歩で悪口を言われて, 保守から悪口を言われて….
私の話が誤って伝わった点が多い. また社会的に説明がうまくできないまま大統領巡回にお供したのが最大の原因だったようだ.”

-何が誤ったか?
去年下半期李大統領の方から連絡が来て会い始めた. 特に南北問題で両方皆、時間の無駄をしてはいけない. ‘モンゴル+2コリア’ 構想があるのに, 来年上半期まで南北関係が解ければ北朝鮮労動者と南韓青年失業者たちがモンゴルへ行って開拓してさまざまな良いことができて, それでは ‘緩い連邦制’もできると思う. 李大統領も考えが同じだと言った. 来年上半期まで韓半島停戦体制を平和体制に変えて北-米修交ができるようにする機会と思った. 李大統領に ‘対北朝鮮関係を解くつもりなのか’と言ったら, ‘時間が必要だが来年上半期までしなければ’と言っていたよ. ‘ユーラシア平和列車’ 構想も政府が後押ししてくれると言った.

-南北問題を解くために現政府を助けるしかないというのか?
“南北関係は政府の協助がなければ不可能で, 国家保安法にかかる. 部分協助をして成功したら現政府が成功することではないか. 現政府が成功するのが国家的、社会的に悪い事か.”
“制限的だ. 来年上半期までだ. その時を越せば現政権が選択の余地がない.”







ハンギョレ創刊21周年記念インタビュー、金大中に聞く

2009年05月16日 | 南北関係関連消息
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“李大統領, 6.15宣言実行可否 決断する時”
[創刊 21周年記念] キム・デジュン前大統領に聞く

<ハンギョレ>は創刊 21周年(5月15日)を迎えキム・デジュン前大統領に会って、乱気流に包まれている韓半島情勢に関して, 南北関係と北核問題, 北-米関係などについて質問した. ソン <ハンギョレ> 編集局長のインタビューは金前大統領が中国訪問を終えた直後の 12日午前、ソウル麻浦区東橋洞の金前大統領自宅で行われた.

金前大統領は <ハンギョレ> 創刊時、永登浦社屋を訪問した記憶を思い浮かべ “ハンギョレがなかったらどれだけ多くの後退があったことだろう。 皆さんに感謝し、今後の健闘を願う”と言った.

インタビューでキム・デジュン前大統領は “南北関係悪化の根本原因は相互不信”と言いながら “6.15 宣言と 10.4 宣言をどのようにするかを、李明博大統領自ら説明しなければならない”と言った.

さらに“李大統領周辺には、あまりにも過去の冷戦的な考え方に染まった人々が取り囲んでいるようだ”と言いながら、 “金鋼山観光閉鎖を解除し, 北に約束した開城工団寮も建ててやられ”、 “李大統領が決断をする時が来た”と強調した.

金前大統領は最近の北朝鮮強硬基調に対して “北朝鮮も本心は自分の安全だけ保障され国際社会に出て活動することができるようにしてくれれば、アメリカとの関係も改善されよう”と言いながら “オバマ大統領が 9.19 共同声明を実践しようという決断をしなければならない”とも言った.

国内政治については “デモクラシーと互いが尊重して暮そうというのではないか. 私は大統領になって一人も政治的報復をしなかった”と言いながら, 現政府の野党に対する大大的な監査作業などを遠まわしに批判した.

政府与党が推進しているメディア関連立法に対しては “鄭KBS社長を追い出し、YTNやMBCがどれほど圧迫されているのか。そうしながらメディア改革が必要だと言って誰が信じるのか”、 “言論の自由が正常に保障されなければならない. それを害するどんな立法も賛成できない”と言った. また非正規職労動者問題については“同じ労動をするのに差別するのが正当なのか”と “非正規職に対しては正規職に近く待遇を変えなければならない”と明らかにした.
イゼフン利用である記者 nomad@hani.co.kr