さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

うなぎ蒲焼、1580円。高すぎる。

2008-07-22 20:34:11 | Weblog
7月24日は、土用丑の日。スーパーに行っても、段々とウナギが目立つようになりました。パックの蒲焼きの上に、極上、国産、愛知県三河一色産などの文字が、踊っています。本当に国産のウナギかい。

スーパーには、ほとんどが国産の表示として並んでいる。これって絶対、ウソ臭い。だって国内で流通しているウナギの9割は外国産、そのほとんどが中国産なわけで、そんなに国産ウナギがあるはずないもの。

2年前のスーパーでは、当たり前のように中国産のウナギがズラリと並んでいたんだけど。昨年からは、ちょっと様子がおかしい。不思議と国産の表示ばかり。なんか変だぞ。

そうしたら、やっぱり産地偽装だった。中国産を国産と表示して販売したことは、大々的なニュースになりました。そうなんです、どっと輸入した中国産のウナギは、依然と日本の国内にあるわけで。それがじわりじわりと、倉庫を変えて、箱も変えて、いつの間にか国産にすり替わっている。

今年、特に問題にしたいのが、ウソかホントか知らないが、国産と表示されたウナギ蒲焼きが、とあるスーパーで、なんと1580円もする。これは高すぎます。一応中国産も置いてあるが、これでも980円。2年前なら2尾で980円だったぞ。パックの表示には産地を書かなきゃしょうがないのだけれども、ドンと中国産と書いてあるものも、全く買う気にもならない。ましてや抗生物質や薬品を大量に使っているものをね。コンビニに入れば、国産の鰻重予約受付中とある。これもあやしいぞ。

1年か2年経てばトレーサビリティもしっかりして、安心して買えるようになるでしょ。ところで20日には岐阜の料理店で一色産ウナギが盗まれたそうな。今度は窃盗ウナギですか。やれやれ。国産のウナギって、数が少ないのに、みんなが国産国産って騒ぐから、値段は上がるし、偽装も起こる。私も、今年くらいは、ウナギをあきらめましょ。ウソや偽りのないウナギが見つかるまでは。

光工事、やっと完了。

2008-07-22 14:49:54 | Weblog
昨日です。やっと、やっと、我が家に光回線が届きました。引っ越して、ちょうど2カ月目。つまりは、一旦ADSLの工事をしてから、2カ月が経ったということ。ん、もう、NTTめ。いちばん暑い昼過ぎに工事の人がやってきました。さっそく家の前の電柱に昇って、ケーブルを引き出している。向こうの電柱にももう一台の車。そして家の中でも、電話の配線の所から、ケーブルを送り出しています。

人数を聞くと、2人のガードマンさんを含めて、総勢5人。大工事です。それもNTTからの請負業者さんみたい。皆さん汗だくでお仕事、大変です。工事が押していて、まだ食事も済ませていないとか。ごくろうさまです。妻はみなさんに、紫蘇ジュースをお出ししました。どこのご家庭も、麦茶かウーロン茶ばかりだったとかで、なかなか好評。

すると、なんだ。本来のNTT社員は、涼しいところで胡座をかいているのか、それともお休みだからバカンス。だからここまで工事日がずれて、他業者に頼んでいるのか。ま、そんなこんなで工事が終了。新しい機器が3つ。ついでにその機器が入っていた空き箱も3つ。捨てないでくれ、とか。大分の工事の時は、NTTがちゃんと引き取っていったのに。ん、もう、NTTめ。しょうがない、保管しておきましょ。

さてさて、いよいよ接続。ん、画面がなんだかおかしい。COREGAの画面になる。なんで、なんで。しばらく考える。そうだADSLだったから、ルーターを使っていたのだ。これを普通のバブに代える。設定マニュアルのスタートアップCD-ROMをパソコンに放り込む。ん、ん、ん。画面が、でん。ひょっとしてというか、やっぱりというか、マニュアルを見ると、Mac OSにはご利用いただけません、だと。しょうがない。CDの中のファイルを開いて、OCNのIDとパスワード入力。次の画面で、NTT西日本のIDとパスワード入力。うん、繋がった。えっ、こんだけ。まあ、ごてごてと書いてあるマニュアルを読まなくて済んだ。やっぱりマックは、設定がラクかも。この日も暑い一日でした、

追伸。本日、やっと陸君のアニマルネッカーが外せました。もう皮膚病のところも舐めなくなった。とりあえずはひと安心。ペキ、パキ、ゴンの音も、面白かったけど。今日から、すっきり。また暑い一日が始まります。

世田谷の古紙持ち去り裁判、最高裁が上告破棄。

2008-07-21 20:53:28 | Weblog
東京都の世田谷で、ゴミの集積所から古紙類を無断で持ち去った業者が、有罪となり、罰金20万円の刑が確定した。これってなんだかバカげていませんか。持ち去る業者も悪いのだけれど、古紙を出す住民のマナーだって悪いのだから。朝の7時とか、8時以降に出すべき、とされているのに、こっそりと深夜に新聞紙などを置いていく。そんな人が、いっぱいいる。

私も2年前には、杉並のマンションに住んでいた。目の前が畑で、住宅街の通りを見渡せた3階が住まいだった。たまーに夜明けすぐの頃に、目が覚めてベランダでタバコを吸うことがある。

明るくなった通りを見ると、なるほど、もう新聞紙や雑誌の束が、道の隅に出されている。まだ5時過ぎだ。おそらく前日の深夜に出したのであろう。しばらくすると、2トンくらいのトラックが猛スピードでやってきた。キュッと止まると、運転手がバタンとドアを閉め、降りるなり、その古紙類を物色する。目星をつけた幾束かを荷台に放り上げ、素早く乗り込み、トラックをバフンと発進させ、すぐ次の集積所に止めた。

いちいち物色せずに、すべて放り込めばいいのに、と思っていた。あとでわかったんだけど、古紙も種類によって価値が違うのだ。たとえば新聞紙は、再生紙のコピー用紙の原料にもなる。ところがカラーページのグラビアなどが多い雑誌類はうまく漂白ができなくて、段ボールの材料くらいにしかならない。カラーのチラシだってそうだ。

よくモノクロのチラシがあるけど、白い紙に印刷したものは再生コピー紙になるんだけど、黄色やピンクの紙に印刷したチラシは、漂白ができない。白い紙に戻らない。つまりは高く売れないってわけだ。だから、古紙業者はその辺の事情をよく知っていて、どの紙束が高く売れるのかを見極めたうえで、物色しているわけだ。

さて業者ばかりが悪いのか。もちろん古紙を出す住民のマナーも悪いでしょう。これからは私たちは新聞紙や雑誌などの古紙が、どのようにリサイクルされて、再び紙や段ボールとして利用されていくのか、その過程をを知っておく必要があると思う。みんなじゃないにしても、古紙集積所を管理する人くらいは知っておくべきだ。新聞紙を出す時に、一緒に折り込みチラシなどを混ぜ込んで出している人がいる。そりゃー、一緒に配達されるんだから、一緒に出して当然、なんて思っているのかもしれない。でも、一緒はダメなんです。用途が違うから。私だって、新聞紙と、折り込みチラシは分けて出します。そうでないと、製紙業者が苦労するわけだ。

本当にリサイクルを考えるのなら、紙になる工程を知れば、紙も分別しなきゃ、と思うかも。業者も、高く売れる新聞紙だけを、お金を出して引き取ればいい。むーかし昔は、新聞紙がいくらかのお金になったものだ。それがトイレットペーパーに変わったが、業者は家まで引き取りに来てくれていた。いちいち集積所まで運ぶ労力もなかった。もういちど業者も含めて、みんなが得になるような回収方法を考えたらいい。そして、紙の種類による分別もしっかりして。でも、古紙の勝手な持ち去りはいけない。ちゃんと声を掛けて、引き取って、お金かトイレットペーパーと交換しようよ。

奈良は、暑い一日だった。

2008-07-21 13:49:32 | Weblog
昼を過ぎて、しばらくすると室温は33.5度に達していた。いつもより濃い青空に、眩い白雲がゆっくり流れている。網戸の外からは、風が入り、カーテンを揺らしている。風が皮膚に当たる分、涼しく感じられるが、それでも妻はエアコンを入れようと言った。エアコン嫌いの妻が、自分から言い出すのは珍しい。それほど暑い一日の始まりだった。

1時間くらい経つと、部屋は心地良い涼しさで満ちている。室温は31.5度。通常ならまだ暑いと感じる温度だ。湿度は55%。それで心地良いのかと。エアコンの効いた部屋は、廊下に対して開け放っている。その床に殿がぐったりと寝そべっている。部屋からの冷気が、熱気をはらんだ廊下に流れ出すいい場所だ。ちょっかいを出してみる。目を開け顔を上げてこちらを見るが、また元のぐったりへ。暑いんだから、よけいなことしないでよ、と言わんばかり。

2階へ上がる。温度計を見ると、35度を越えている。クラッとするほどの熱気。熱が籠もりやすい2階は、5分と座っていられない。蒸し風呂のようだ。ダイエットにはいいかもしれんが。それでも夜はこの部屋で寝ているのだ。奈良は、けっこう夜が涼しい。

1階に降りて玄関を覗くと、陸がぐったりと寝そべっている。首にはアニマルネッカーをつけて。また皮膚病発生です。目を開けて横になっているが、びっくりするほど息が荒い。夏はしょうがないんだけどね。玄関のタイルの上は冷たい。しかし10分も経つと、自分の体温で暖かくなる。しばらくすると少し場所を移動している。りっちゃん、こっちの部屋、涼しいのに。それでもこちらにはこない。暑いからなのか、外を通る物陰にも吠えなくなった。

妻も、エアコンのない和室で、いつのまにかゴロンと寝入っている。テレビを点けたままで。みんなみんな動かない、暑い日曜日。この日の奈良の最高気温は35.7度。暑いはずだ。大阪は、36.2度。ひ~え~。京都は、なんとなんと37.4度。エアコンなしで過ごせた大分の夏が、懐かしい。

ヤモリさん、いらっしゃいました。

2008-07-20 14:52:02 | Weblog
奈良の我が家にも、ヤモリさんはいらっしゃいました。網戸にくっついてにゅろにゅろと這っています。猫の殿ちゃんは、それを不思議そうに目で追う。

東京・杉並のマンションでもヤモリさんはいた。まるで私の帰りを迎えるように、白い塗料で塗り固められた壁を這って、いつの間にか消えていく。

ちょっと気持ち悪いと思うかもしれないけど、ヤモリは家守で、家を守ってくれる。ヤモリは肺呼吸のは虫類、ちなみにイモリは皮膚呼吸の両生類。ヤモリは別段私たちに悪さをするわけでもない。むしろ虫を食べて生きているわけで、害虫退治の役立っている。だから私は脅かさないし、静かに見守っているだけ。今日も元気で何より。しっかり虫退治しておくれ、と。

大分の家でも、いたが、かわいそうに殿ちゃんの餌食になってしまった。決してかじるわけでもないのだろうけど、もてあそばれて、失神したのか、心臓発作か。いつの間にか、ひからびていた。

そして、奈良の家でも。いるとわかると、なんだか安心する、不思議な気分。網戸の外側をスルスルと昇っていく。殿が立ち上がって、追い求めようとする。前足を思いっきり伸ばす。残念でした、外だから届かないよ~。家の中に入ると、殿が待ってるから、入っちゃダメだよ。そして、どこへやら消えてしまった。しっかり家を守っておくれ、と。

ところで、写真に撮ってから見たんだけど、ヤモリの足の指って、シマシマ模様だったんですね。なかなかの自然美。自然の生物って独特の文様を持っている。美しいです。殿ちゃんだって、シマシマだもんね。君は、かわいいから。


オクラ入り、夏野菜カレー。

2008-07-19 12:58:56 | Weblog
夏といえば、カレーです。暑い最中に、暑い、辛い、でもおいしい~、と汗をダラダラ流しながら食べるカレーは、本当に旨い。複雑な香辛料が胃袋の食欲を心地良く刺激して、いっぱい食べられるんだけど、そこはお代わりなしで我慢。

さて今回、妻が作ったのは、夏野菜のカレー。なす、かぼちゃ、にんじん、たまねぎ、そしてオクラが入りました。

タマネギもそうだけど、なすとかぼちゃは予め炒めておく。カボチャを使ったので、ジャガイモはなし。肉は、なんとなんとたっぶりの筋肉。一応牛肉の小間切れも100グラム入っているんだけど、筋肉は3~4時間とろとろと煮込んである。ルーを入れてからの隠し味は、醤油だそうな。なるほど。

さてカレーがテーブルに。トッピングに、コーンを少々。オクラってのは初めてだが、サクサクしてネバネバ野菜特有のとろみもあり、食べてみると意外にいける。カボチャもやはり甘いが、なかなか合う。なすも、なんとか形を残して。さすがに辛めのカレールーなんだけど、ちょっぴり甘めとなりました。私は好きだけど。

デロンとした筋肉、やっぱり短時間じゃ~。柔らかいんだけど、ちょっと歯ごたえが。やはり筋肉は半日くらい煮込まないとダメみたい。ま、そもそも陸君用に買ったものだから。陸君にも、スパイスをできる限り取ったカレー味筋肉をお裾分け。そんなわけで、ごちそうさま。旨かった~。瓜とか、エンドウ豆も合うかもしれないなと。


飛べっ、からくさマン、陸っ。

2008-07-18 13:46:54 | Weblog
唐草マントに身を包み、今の世に蔓延る悪党を成敗し続ける正義の味方、からくさマン陸。軽やかな足取りで助走をはじめ、ジャンプひとつで空を舞う。

陸、りっちゃん、さあ、飛びなさい。あっ、また寝ころんだ。なんだか、歩くのもおぼつかないみたい。ちょっと、でかすぎたかな。

はい、これは唐草模様の風呂敷です。120センチのちょっと大判タイプ。私が欲しい欲しいと思っていた、唐草模様をやっと見つけました。祇園祭宵山のちょっとしたセールで。

青に、茶色に、ピンク、橙色まで、多彩な品揃え。我が家のタピストリーにあるように、鯉柄をあしらった唐草模様まで。でも唐草といえば定番の緑です。

これなら大きな荷物を背負って、前でしっかと結び、抜き足、差し足、忍び足。違うって。要するに、エコバッグです。昔の人は、こうやって風呂敷に包み込んでいたはず。レジ袋より、エコバッグより、風呂敷の方が粋でしょ。妻は、恥ずかしがって使わないだろうな。そんなわけで、さ、りっちゃん、飛びなさい。無理か~。


祇園祭宵山で、妻がゲットした数々の品。

2008-07-17 15:07:02 | Weblog
宵山、工芸品観賞はさておいて、バーゲンです。妻は、岡山のお友達から、京都に行くのなら手拭いを買ってきて、と頼まれたらしい。ま、500円くらいのを2~3枚買えばいいのだから、と。お友達は、手拭いを使ってコースターをつくるらしい。

そんなわけで、妻は、数々のバーゲンに頭を突っ込むことに。店頭のハンガーに、タピストリーがぎっしりと掛かっている。柄は良さ気なんだけど、値段が3000円から4000円。高すぎないかい、と、手に取る妻に言う。おまけにメイドイン・チャイナだし。

ねえ、これって、手拭いを使って、上と下に棒を入れたら、タピストリーになるじゃんか。いい柄の、手拭いを探そうよ、と私。で、バーゲン会場でなんだかんだとつられて私も見て回る。きれいだな~と、手に取った古布ボタン。これって高いのよー、と妻。古い柄の布地を織り込んでボタンに加工している。よーく見ると、確かに布だわ。

山鉾を巡り、屏風などを見て回り、いつの間にか妻の手荷物は、増えだした。最後は、四条通りにあったはず、という手拭い屋さんを探してみることに。烏丸から河原町へ歩く。この辺りはすごい人通り、当たり前ですね宵山だから。で、かなり歩いてありました、永樂屋。妻はあれやこれやと探している様子。私は5分で出る。ちょっと店内は冷房が効き過ぎで寒かった。妻もダメなはずなんだけど、自分が大好きなものを探す時って、暑さ寒さもなんのその。疲れも知らずに、ほんとお強いです。そして、すべて予定終了、帰ります。

その日の夜から、妻の裁縫が始まりました。次の日には、部屋に廊下に、幾つものタピストリーが下がっている。写真の上段左は、アザミの柄で1枚250円。これだけが横長に。古布ボタンも買っていました、5個入で500円。ついでにポストモダンのぽち袋も。バーゲンゲットは、上段の写真。下段は、バーゲンではないのだけれど、鯉柄が入った唐草模様。祇園祭の山鉾で唯一買った、山伏山の手拭い。右の2つは永樂屋で買ったもの。右の手拭いは、正月の鏡餅から始まり、クリスマスツリーで終わるモチーフが並ぶ。みんな、それぞれ、いい感じ。我が家の飾りも、ちょっぴり夏らしくなりました。


祇園祭の宵山って、まるで美術工芸品の鑑賞会。

2008-07-16 13:08:44 | Weblog
って、ところでしょうか。山鉾に施された装飾。その屋根の軒の裏にも、金彩が施されて、鳥の図柄や、植物など、まるで屏風絵のよう。いやー、30数年前に京都の予備校に通ったとき、夏季講習の折に見たのが、山鉾巡行だった。

コンチキチンのお囃子とともに、幾つもの山鉾が通りを渡っていくのを漠然と見ていたのが、遠い昔。でも、あの山鉾が、こんなにいろいろな装飾で隅々まで飾られているなんて、本当に知らなかった。でも、人間は歳を重ねると、じっくりゆっくり祭りを楽しもうってわけで、それこそバーゲンやら、ふだん見かけぬものまで体験できるから、いいですよね。

そんなわけで、山鉾が並んでいる通りの町屋には、屏風とか、武者装束、豪華な小袖なんかが飾られていて、美術工芸品の展示会場みたいになっている。これは女性にはたまりませんね。妻は、わっ、あそこにもある。ここ、ちょっと入ってみようか。などと。この日は、暑い暑い。なんと、34度を越えていたそうな。でも歩くの苦手な、暑いの苦手な妻が、まだ元気。ま、いいっか。

ちょっと手に取った、京都新聞の祇園祭の特集号には、祇園祭の間だけ、それぞれの家に伝わる屏風や鎧、小袖などを展示しているらしい。それだったんですね。よく京の雅なんて言うけど、旧家なんかには、大切に保管されていて、この時とばかり、みんなに見せてくれる。しっかりと目の保養になりました。美しい。本当に雅やか。

さて、バーゲンで妻がゲットしたものは、また次の日にご紹介しましょうか。なかなか我が家のインテリアは、いい感じになりましたよ。あっそうそう、昨日屋台のことの中で、風車って書きましたよね。あれは、ふうしゃ、じゃなくって、かざぐるまって読みます。そう、浴衣を着た小さな女の子が、風車を持って駆けると、くるくる回る。あれです。回るときって、結構きれいなんだけど。もうそんなのないのかな。夏には風流で、屋台も華やぐと思うんだけど。見かけないと、なんだか寂しいですね。

16日に中国・近畿地方で梅雨明けしたと、気象庁が発表。暑い夏がやってきました。熱中症には注意しましょう。何はともあれ、水分補給です。祇園祭も、今日は最後の宵山。明日は山鉾巡行。お気をつけてお出掛けください。

祇園祭の宵山、行ってきた。

2008-07-15 14:02:18 | Weblog
本当は、宵山は16日で、昨日の14日は宵山の前の前の日なので宵々々山と言うらしいんですが、3日間を宵山と呼んでいるので、そうしておきましょう。

てなわけで、さっそく妻と行ってきました。奈良からは、京都の中心街へ電車1本で行けるようになった。京都の市営地下鉄が27年前に完成して、20年前に近鉄京都線と相互乗り入れが開業。私が、東京に行っている間に、いろいろと便利になったものです。西大寺から、国際会館行きの急行に乗り、45分乗れば四条烏丸に到着。いやあ便利。地上に出て、烏丸通りを歩きながら、東西の通りをのぞき見る。綾小路通りの奥の方にありました、山鉾が。

ところで山鉾の、山と鉾は違うんだって。鉾は、あの思いっきり高~い先っちょに、長刀とか、月とかあるのだけど。山は、山を象徴する松や杉が立てられているんだって。なるほど。

通りには、色とりどりの屋台が並び、さすがにスケールが違いますね。くじって、カードじゃん。射的、なつかしい。りんごあめ、パイナップルあめ、べっこうあめ。子供連れはもう大変でしょう。キャラクターのお面が並んでいる。これが一番レトロで華やか。屋台の花ですね。あと風車があれば、動きもあっていいのにね。

山鉾は、通りの家の2階と橋を架けたように繋がっていて、一般の人が鉾の中を見学できる。女人禁制だと思っていたのだけど、どうも違うらしい。拝観料は、500円くらいからでした。厄除けの粽や、山ごとの手ぬぐいも売っています。山鉾巡行の時って、鉾や山は通り過ぎるだけど、宵山だとじっくり見ることができる。装飾もまた鮮やか。山鉾によっては、分厚い絨緞のような前掛や胴掛は、まだ飾り付いていないけど、すぐ横の詰め所ではその織物が飾られている。雨に濡れると困るものね。

ところで祇園祭って、祇園祭だけではないんですね。通りの家の中には屏風が飾ってあったり。商店か問屋さんでは、布地や小物などのバーゲンがあったり。これは私も知らなかった。むろん妻はバーゲンと見れば、顔を突っ込みます。祇園祭って、そんな楽しみ方もあるのですね。いや~、知らなかった。