さんでんじです。

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なんで外食レストランって、おいしくないの。

2009-06-09 14:10:17 | Weblog
最近私たち夫婦は、父と一緒に外食することがある。父は、外食レストランをよく知っている。生前の母と、よく車で出かけたのだ。母も晩年は外食が好きだった。

振り返ること40数年前。まだ私が小学生だった頃。ほんのたま~にだけれど、父は、母と私たち3人兄弟姉妹を百貨店のレストランに連れて行ってくれたことがあった。百貨店の最上階は、大きな昔ながらの大食堂、今ならファミレスであろう、大概のメニューは揃っていた。もちろん子供である私が注文するのは、赤っぽいチキンライスに日本の旗が立っている、お子様ランチ。これがおいしかったんだな。40数年前と言えば、一般家庭では、ほとんど和食。でも、レストランでは、ほとんど洋食。それが、1年に1度か2度の贅沢というか、とびっきりのご馳走だった。

そんな思い出はさておいて、先日、とある、めん処と表示している郊外レストランに入った。数十店舗を展開しているレストランチェーンだ。盛りそばの入った定食を注文した。押し寿司や天ぷらはまあまあ。しかし肝心のそばが全くおいしくない。駅の立ち食いそばより、まずいかもしれない。昼時とあって、客はいっぱい。こんなにそばがまずいのに、不思議。

チェーン店って、これだから、食べてからがっかりする。今や外食産業は苦戦中。でも、こんなそばを出しているようじゃ、もう二度と来たくないと思うのは、私だけじゃないはず。多店舗展開をすればするほど、均一な味を維持するのが難しいのかな。利益を確保するために、食材も手間も落としているのかもしれない。その数日前にも、和食の郊外レストランに入った。5000円のコースだったが、おいしかったのはほんの数品。そこも二度と行きたくない。

幹線道路沿いの外食チェーン店よりも、商店街の片隅でこぢんまりと営業をつづける定食屋さんの方が、よっぽどおいしい。どこも同じ味のレストランチェーンより、その店ならではの特色があって、味わい深いものだ。東京の杉並でも、浜田山においしいそばや。阿佐ヶ谷南においしい定食屋があった。今住んでいる奈良でも、妻がよく行く奈良町に、そんな料理店があるらしい。

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