さんでんじです。

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今時の大学生は、まともに勉強などしない。

2011-02-14 15:01:59 | Weblog
ちょっと前の、朝日新聞の投書です。投書主は、大学3年生の学生でした。今企業が、学生たちの勉強に差し障りの出るから、就職活動の時期をもっと遅くしようとする動きに対して、別にそんなことはしなくても、学生たちはマイペースでやっていますよ。いろんな社会人と接することで、むしろ就職活動は楽しいですよ、と述べていた。

ここからが本題なんです。で、この投書主は、こんなことを言っている。「授業をサボっても単位を取得できるような今の大学で、本気で学ぼうとする学生はどれほどいるのだろうか」と。つまりは、授業料を支払えば、授業を欠席しようが、成績が悪かろうが、単位を与えて卒業させてしまう大学が多いんですね。この投書主は、ろくろく勉強せず、また授業にもでない学生が多いことにあきれているんですね。そんな大学が増えています。いわゆるランクの低い大学が。

本気で勉強を学ぼうとしない学生が、数百万円のお金を支払って何のために大学に行ったのか。大卒という資格を得るためなんですよ。勉強などどうでもいい。大卒という資格さえ得たら、それで満足ってことですね。だから、レベルの低い大学も出てくる。今や入学試験さえ受ければ、入学できる大学は100校以上もあるといわれていますから。いわゆる、Fランク大学ですね。

今の日本の大学は778校だそうな。増えすぎましたね。ボンボンと作りすぎました。大学の進学率は50%を超えました。定員割れの大学も多いから、お金さえ払えば大学には行けます。ただ、大学のレベルについて行けない学生が増えすぎてきました。当然ですよね。だから、就職内定率が下がるのも当然ですよ。ユニクロのファーストリテーリングが12年採用で8割にあたる1050人を外国人、及び外国人留学生を確保する、なんて記事がありました。ソニーもそんな動きになっているようです。勉強しない日本の大学生より、母国語はもちろん、英語も日本語も話せる外国人留学生に注目するのは当然のことでしょう。だから、勉強レベルが大学の水準に届かない学生は、ますます排除されますよ。

ちなみに1990年の大卒者数は40万人。2000年は53万8千人。2011年は55万5千人です。多すぎますね。2010年の大学入学者数は61万9千人だそうな。これじゃ就職内定率が下がって当然でしょう。受験生の皆さん、レベルの高い大学を目指してください。だから、Fランク大学や、BF大学は、行ってはいけません。お金と時間のムダですよ。もっとも、相手にしない企業も多いですから。

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