3200万円のマンションが、13年で900万円に。

土曜日の朝日新聞で、住宅ローンの滞納で、競売が急増しているという記事があった。不景気の影響で、手取りの給与が減少して、住宅ローンの払えない人が増えているという内容だ。

その記事では、処分する住宅を競売に掛けるより、任意売却の方が、住宅をより高く売れるらしい。で、13年前に京都府で3200万円の3LDKマンションを購入した方が、任意売却で900万円で売ったらしい。

もし競売に掛けると、さらに200万円安い700万円くらいになるらしい。それにしても、3200万円が13年で2300万円の値下がり。おそらくこのマンションを購入した業者は、内装に200万円くらい掛けて、2000万円以上で売るんでしょうね。数百万円の儲けです。

このローン破綻した方は、ボーナス併用払いで、毎月5万円。ところがボーナスがなくなって、2年前から毎月10万円の支払いとなりそれも払えなくなったらしい。900万円でマンションを任意売却しても、借金は1300万円残っているとか。

ちなみに私は借家だが、この方が気楽です。へたにマンションを購入して、ローンが支払えなくなったら悲惨ですから。でもこの人、一戸建て住宅を買った方が、価値の低下を抑えられたのではないか。中古住宅なら、結構安く買えるでしょうに。