さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

大分駅で、電車を待つ間の話し声。

2006-12-23 13:17:30 | Weblog
が、耳に入ってきました。携帯電話で、友達と話しているようです。

「スーツに着替えて、面接に行くけん」
ふむふむ、ちらっとふり返ると、20代の前半か、若者です。

「2年経ったら、東京へ出る。ラーメン屋でもやろうや。 やきうどんもメニューに加えて」
東京で店構えての食い物商売は、大変ですよ。アッという間に、なくなったり、入れ替わったりで。

「そこで君は小説を書く」
話し相手は、彼女だったんですね。小説家志望の。

東京の片隅で、ラーメン屋を切り盛りする若夫婦が目に浮かびます。様々な人間模様を、見つめながら、新しいコミュニケーションを通して。店を閉め、旦那さんが後かたづけをする間に、その彼女はペンを走らせる、いやキーボードを叩くのでしょうか。

東京への夢を持つ人は、ここでも多いですね。大分じゃ、だめなの。と言いたいけど、私も25年前に、関西からそうでしたから。ラーメン屋と小説家、夢が実現すると、いいですね。ラーメン屋でも、という言葉がちょっと気になりましたが、がんばれ若者。それも貴重な経験ですから。

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