エジプトの暴動が、日本に飛び火する可能性。

エジプトで暴動が起きていますよね。現在のエジプト政権に不満を持つ人たちが集まって暴動が起こって、国家が揺らいでいます。なんで、そんなに人が集まったかというと、ネットの力が大きいようです。で、これもなんでエジプトで起こったかというと、そのちょっと前に同じ北アフリカのチュニジアで政府に抗議する暴動があったから。これらの暴動の影には、必ず略奪があります。だから、暴動をあおって、それに乗じて、商店から商品を略奪する輩がいることも事実なんです。

日本でも、このような暴動が起きるでしょうか。かつての阪神淡路大震災の時、他府県から略奪目的で、被災地に入った者たちがいた。事実として、商店の経営者で、震災数日後にお店に戻ってみると、商品をはじめ、めぼしいものはすべて奪われた後だった、という人もいたそうです。どこの国でも、火事場泥棒はいるんですね。治安がいいとされる日本で、16年前での出来事です。もし、今の日本で暴動が起きたら、きっとそれをあおる人がいるでしょう。

ちなみに、1年前に発生したハイチ大地震でも救援物資の奪い合いや略奪行為が頻繁にあったといいます。今の日本で大災害があったら、その影で、火事場泥棒に走る人が必ず出てきます。今は世の中が不景気です。日本にいるのは、日本人ばかりではありません。エジプトの暴動が、日本に飛び火する可能性は極めて低いでしょうが、日本の治安はどんどん低下しています。どうすれば、犯罪が少なくなるのか。それは、地域の住民が連携することですね。ご近所みんなが、お知り合いで、しっかりとコミュニケーションを保っていれば、ちょっと不審な輩が近づくと、おのずからあぶり出されるものです。人口の多い地域では、防犯カメラや監視カメラが犯罪を抑止することになるでしょう。日本で、暴動を起こさないためにも、ご近所が一体になることが必要なんですよ。単身者の多い、東京では無理でしょうね。東京では、お互いを知られたくない人が、多すぎるから。同じアパートで、こんにちは、と声を掛けても、しらんぷりする人がいたから。いや～、東京は不気味でした。奈良では、ご近所さんとお総菜の交換などをやっていますから。うらやましいでしょ。地域で、仲良く。できれば、日本国中隅々まで仲良く。