さんでんじです。

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1月21日 大分の別府に向かう。その3

2007-01-27 16:45:26 | Weblog
新幹線の小倉駅で下車して、日豊本線に乗り換えて別府へ向かう。特急ソニックは、1時間に2本あり、1本は小倉を出て、行橋、中津、別府の3駅目だが、もう1本は、行橋、宇島、柳ヶ浦、中津、宇佐、杵築、別府の7駅目になる。所要時間の差は6分だ。

ちょっと早い時間に小倉に到着したので、駅停車の少ないソニックの自由席、発車30分前に余裕を持って並ぶことができた。駅で聞いたが、指定席はすでに満員だったから。

小倉発13時46分発、L特急ソニック。博多から来た列車はここで折り返して、また来た方向へ向かうことなる。つまりここで進行方向が逆になるわけだ。乗り込んだ車内は、すでに座席が回転されていた。3分の2くらいが埋まっていたので、その乗客があらかじめ回していたのだろう。おかげで私たち夫婦は、すんなりと座ることができた。

ぼんやりと車窓を見ながら、かつて妻は、バス旅行で湯布院に2回訪れたときのことを語った。20年くらい前と、7~8年前に。その2度目の時は、以前とは湯布院の表情がガラッと変わったという。新しい建物や施設がいっぱいできたのだ。誰かも、そんなことを嘆いていた人がいた。みんなが押し寄せるところは行きたくない。だから今回の別府も、あえて駅から近い宿を選び、湯布院は考えにも入れなかった。

湯布院が注目されだしたのは、10数年前だったろうか。鄙びて、静かで、ゆったりとくつろげる温泉街だったはずが。去年に読んだ大分日々新聞に、湯布市は活況、別府市は停滞、という評価あったのを思い出した。1999年と2005年の湯布市人口は35,822人から36,758人へ。人口増加率は102.6%。別府市は125,622人から122,930人へ。人口増加率は97.9%。つまり、減少なのだ。がんばれ別府温泉。

妻の思い出を振り返りながら、やがて列車は別府へ到着した。

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