さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

10月1日から、京都で、柏木江里子さんの回顧展。

2011-09-19 14:41:47 | Weblog


10月1日から、京都市内の二条城近くにあるギャラリー・モーネンスコンピスで、「グラフィックデザイナー・柏木江里子さんの仕事」として、彼女が「柏」ブランドとしてデザインを手掛けた和小物の展示や、「柏」のポストカードや手拭いの販売もあります。ということです。回顧展というのは、実は、柏木江里子さんは昨年の夏の終わりに48歳で亡くなられました。彼女とは、20数年前に1年ちょっと同じ会社で仕事をしたことがありました。5年前に、私が結婚の報告をしたとき、お祝いに駆けつけてくれました。ある人が、彼女に対してこんなことを言っていました。彼女は、明るくて、楽しくて、すっとしていて、ちょっぴりわがままで、寂しがり屋で、・・・、まだまだ続くのですが、要はそんな感じの人でした。

写真は、柏木江里子さんがデザインした「芍薬」の手拭いです。入院していた彼女の手元にはいつもスケッチブックが置いてあって、その中にはお見舞いの花や、ご実家の庭の花がたくさん描かれていたそうです。この手拭いは、そんなスケッチブックからデッサンを選び、彼女自身がデザインした、最後の作品だったんだそうです。我が家では、いつも見えるところに飾ってあるんですよ。シンプルなんだけど、なんだか花たちが賑わって、楽しそうでしょ。彼女も、そういう人だったんですよ。

おっと会期ですが、10月1日(土)から、10日(月・祝)までなんですが、4日(火)・5日(水)はお休みですので、ご注意ください。時間は、お昼の午後0時から午後6時までです。住所は、京都市上京区堀川通丸太町下ル堀川町154-1 (株)エーワンテック本社ビル3階
ギャラリー・モーネンスコンピス

場所的に言うと、二条城の北に位置し、堀川通りに面していて、駿台予備校の直ぐに南。ひまわり幼稚園の北です。
ギャラリー・モーネンスコンピスのホームページ
http://www.maane-moon.com/galleri/


彼女と一緒に働いたのも東京。彼女がその後、ずーっと仕事をしていたのも東京だったはずなんですが、展覧会はなぜか京都なんです。とっくに東京を離れて奈良で暮らしている私にとっては、京都は1時間くらいで行けるのでうれしいことなんですが。でも、なんで京都なんだろう。でも京都が、似合う気がします。彼女も、その作品も。京都が好きだったんだろうな。

久しぶりに着てみた、コンブキッドのTシャツ。

2011-09-19 03:31:02 | Weblog


久しぶりに、薄いオレンジ色のTシャツを着ました。といっても、毎年必ず着ている。胸にはサーフボードを持った男の子のイラストが描かれて、KOMBU KIDのロゴが。首回りの布地はぼろぼろになっているけど、その他は穴もなければ、綻びひとつない。これはどこで買ったのか、もう忘れちゃったけど、30年以上も前に手に入れたTシャツ。つまり、私が20代の頃だった。東京に出て、やっと仕事や暮らしにもなれて、いろいろとウエアも揃えた頃かもしれない。その頃は、別にサーファーってわけでもなかったけど、とにかく爽やかなというか、爽快な色使いや柄が好きだった。人からは、まるでオレンジジュースをこぼした様な柄だな、と軽口も言われたが、こぼした、という感じが好きだった。生地もキメの細かなタオル地のようになっていて、綿100%ではないけど、肌ざわりが好きだった。首回りがボロボロなので、そのままでは外に着ていくと恥ずかしい。だから、暑いときの散歩で、首にタオルを巻きながら歩いている。そうするとボロが目立たないでしょ。そう、30年以上経っても、飽きのこないガラなんですよ。着心地もいい。おまけに丈夫だし。まだ、5年、10年着られたりして。最近、そんな、着たいウエアが売っていないんだよね。