【創作びより】

【コピーライターになろう!】転職活動★出版社編

【コピーライターになろう!】転職活動★出版社編

 

おはようございます。

大阪にもいよいよ緊急事態宣言が発令されました。

次女が通う通所施設やショートステイが閉所になったらどうしようとヒヤヒヤしましたが、現時点では大丈夫なようで、ほっとしています。

 

今日の【コピーライターになろう!】は「転職活動★出版社編」です。

 

46歳で20年のブランクを経て、もう一度、コピーライターになりたいと、転職活動を続けていたのですが、応募すれどもすれども断られ、心はどんどんすさんでいきました。

 

コピーライターにこだわらなくても、広告の仕事に携わることができればいいかなと思い、大手通販会社の進行管理の仕事に応募したこともあります。

 

その際、応募した会社から電話がかかってきたので話していると、担当の方が保留をせずに、上司に相談されたのですが、

「ブランク何年? 20年? ムリムリ!」

という返事がハッキリ聞こえてきました。

大好きな通販会社で、結婚した当時から、何度も買い物していましたが、

 

二度と買うかよっ!!

 

またまた、心のなかで叫びました。

最近、ガラが悪くて、すみません(^^;)

 

「コピーライター、大阪、求人」でずっと検索していましたが、4月に入ると、ますます求人が減ってきました。

 

これは後から知ったのですが、ボーナスをもらったあとの8月と12月に退職する人が多く、その時期が最も求人が多いということです。

4月に入ると、人事の方は新入社員の対応で忙しく、中途採用の求人は少ないということでした。

 

もう、コピーライターにこだわるのはやめようか……。

そう思い、「ライター、大阪、求人」で検索すると、ヒットする数がグッと増えました。

 

「文章を書く仕事なら、ライターでもいいかな」

考え方を変え、ライターの仕事を探すと、関西では有名な雑誌の編集部が委託ではなく、正社員としてライターを募集されていました。

 

これは、いいかも!

さっそく履歴書とポートフォリオをお送りすると、返信がありました。

そこには、「自分のお気に入りのお店を2件ピックアップし、400字以内で紹介文を書いてください」という課題が書かれていました。

食べることも文章を書くことも大好きなので、すぐに課題を提出。

2、3日して、採用担当者からお電話があり、面接していただけることに。

 

面接当日、会場に行くと、ロの字型にテーブルが組まれ、奥のテーブルには、編集長やデザイナー、採用担当者、ライターなど6人ほどがズラッと並んで座られ、こちらはかなり距離の離れた場所に一人で座るというスタイルでした。

 

ブランクがあること、記事広告の仕事は初めてということもあり、このとき、私は企画書を用意し、その場で見ていただくということをしました。

けれど、反応は超薄く、ペラペラとめくって、机の上に置かれてしまいました。

 

いくつかのやりとりがあった後、女性編集長が、

「文章を書いていて、どんなときが一番楽しいですか?」

質問されたので、

「はい、ひらがな、カタカナ、漢字を駆使して、短い言葉で、パシッと商品特性を表現できたとき、おぉっ! ヤッタ!と、ランナーズハイのように幸せな気持ちになります」

自分の気持ちをそのまま表現したのですが、そのとき、女性編集長がおっしゃったのです。

「大野さんは、本当はコピーが書きたいんじゃないですか?」

予想もしなかった言葉に、ドキッ!としました。

心のなかを言い当てられてしまった!という思いです。

 

「文章を書く仕事なら、なんでもいいや」

そんな気持ちを見透かされたようで、恥ずかしくなりました。

 

当時、私はコピーライターとライターの違いをあまり深く考えたことがありませんでしたが、その後、いろいろなタイプのコピーライター、ライターとお仕事をするようになり、ハッキリ思うことですが、

コピーライターとライターは違う生き物なのです。

 

ライターの仕事ができるから、コピーの仕事ができるわけではなく、コピーの仕事ができるからといって、ライターの仕事ができるわけではないのです。

 

「それっぽい」ものはできるかもしれませんが、和食を極めるか、フレンチを極めるかくらいの違いがあるのではないでしょうか。

 

結局、その出版社からは不採用通知が届きます。

ですが、そのとき、女性編集長さんがおっしゃってくださった言葉は私の胸に深く残り、「ライター」ではなく、「コピーライター」で仕事を探そうと、ブレた軸を戻すことができました。

 

そうして、仕事を探していたとき、ふっと思い出したです。

宣伝会議賞の授賞式を訪れた際、『宣伝会議』の編集長に言われた言葉を。

「転職するなら、○○○○○○○に行ってみるといいですよ」

 

そうだ! ○○○○○○○があったじゃないか!

思い出し、すぐに電話をかけました。

続きは、明日また、ご紹介させていただきます。

 

【コピーライターになろう!】

1.  お仕事の種類を知ろう

2.  実際には、どんなお仕事があるの?(商品広告の場合)

3.  実際には、どんなお仕事があるの?(求人広告の場合)

4.  どんな働き方ができるの?

5.  どんな就職・転職の方法があるの?

6.  チャンスをつかむ

7.  真っ白の状態で学ぶ

8.  未経験からスタートする場合

9.  入社してすぐは、どんなお仕事から?

10.  転機は突然、訪れる

11.  最初はどんなお仕事から?(商品広告の場合)

12.  社会人としてのルールやマナーを学ぶ

13.  作品ではなく、商品を作る

14.  どんな仕事も全力で取り組む

15.  転職を考えたときは……

16.  経験1年での転職活動は大変!

17.  転職活動で会社を選ぶポイントは?

18.  経験1年、入社して半年間は…

19.  同じ会社でも状況は変わる

20.  コンベンション用パンフレットのお仕事

21.  取材からコピーを考える

22.  Uターン・Iターン用のパンフレットのお仕事

23.  製品パンフレットのお仕事

24.  強い分野を持つ

25.  一度きりの人生なら、挑戦しよう!

26.  チラシのお仕事

27.  広告はチームでするお仕事

28.  スランプは突然、やってくる!

29.  コピー観を持つ

30.  趣味や遊びが活きてくる

31.  転機はチャンス!

32.  24歳で東京へ!

33.  24歳、経験3年で東京進出の結果は!?

34.  東京でのコピーライター生活、スタート

35.  最初は失敗の連続

36.  駆け出しの頃の取材は……

37.  年末年始はコピー漬けに!!

38.  東京でのお仕事

39.  憧れの東京でコピーライターになれたのに…

40.  やっぱり、コピーが好き!

41.  子育てがひと段落し、再チャレンジ!

42.  17年ぶりに宣伝会議賞に挑戦!

43.宣伝会議賞の授賞式へ!

 

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こちらは、コピーライター&児童文学作家

大野さとみ(おおのさとみ)の

公式ブログ『創作びより』です。

 

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