【コピーライターになろう!】東京でのコピーライター生活、スタート。
おはようございます。
今朝の大阪はしとしと雨が降っています。
朝から、マクドとドトールをはしごしていますが、人が少なくてビックリ。
早くも年末年始のお休みに入られている企業が多いようですね。
さて、今日の【コピーライターになろう!】は、「東京でのコピーライター生活、スタート」です。
昨日、上京して半年、ようやく転職先が決まったことを書きました。
入社したのは、「飯田橋」駅から徒歩5分ほどの場所にある制作プロダクションでした。
普通のマンションのふた部屋を借り、6階がコピーライター、4階がデザイナーの部屋になっていました。
デザイナーは30代のチーフデザイナーがお一人と、若手のデザイナーが4人。
コピーライターは、面接をしてくださったチーフコピーライターと私の二人。
そのほか、営業の方と、経理の方もおられました。
経験3年と言っても、いきなりコピーを書かせていただけるわけではなく、入社して数か月は、校正が中心です。
製品カタログのお仕事が多く、スペックなどは何度も見直さないといけないので、集中力が必要でした。
チーフコピーライターは、30代前半の女性でしたが、世間話はほとんどされず、お仕事の指示だけ。
とっつきにくい印象でしたが、コピーを書くスピードも早く、校正では少しのミスも見逃さない、頼れる上司でした。
校正をしながら、どんなお仕事があるかを覚え、少しずつ会社の雰囲気にも慣れてくると、打ち合わせにも一緒に連れて行っていただけるようになりました。
打ち合わせに行って驚いたのは、東京のクライアントは値切らないということ!(笑)
担当者の方はとてもゆったりされていて、関西のがつがつしたイメージとは真逆。
何より驚いたのは、納期にゆとりがあることです!
関西では打ち合わせをして、「明日、見せてくれる⁉」と本気なのか冗談なのかわからないことを言われることも多かったのですが、東京のクライアントは、
「スケジュールはおまかせします」と、全面的に信頼していただいていることを感じました。
関西では、打ち合わせである程度の骨組みを作っていた私は、ほとんどが世間話という上司の打ち合わせにビックリ。
帰り道、上司に、
「どうして、もっと内容を詰めないんですか?」
質問したことがありました。
すると、上司はサラリと、
「決めすぎると、逃げられなくなるでしょ」と。
実際にデザインをするのはデザイナーさんなので、コピーライターが決めすぎると、あとでデザイナーさんが困ることになると。
なんでもないことのようですが、実はコピーライターとしてお仕事をするうえで、とても大切なことを教えていただいたと感じています。
こちらの会社では、通常は初回の打ち合わせに行く際、必ず、コピーライターとデザイナーが一緒にお伺いしていました。
ただ、デザイナーがたくさんお仕事を抱えて身動きが取れないときは、コピーライターだけで行くことに。
そんなときは、コピーライターだけで決めすぎない。
それでいて、プレゼンすると、
「おぉ〜っ!」と喜んでいただけたのは、クライアントとの関係性や長年の経験があるからこそ。
コピーを書く以前に大切なこと。
クライアントとの関係や打ち合わせの進め方、社内スタッフとの連携などを教えていただきました。
そうして、数か月経ったとき、打ち合わせからの帰り、
「今日の、コピー書いてみる?」
突然、コピーをまかせていただけることに!
舞い上がる気持ちを抑え、ラフから作りあげました。
けれど、大きなミスを起こし、社長の雷が落ちます。
どのようなミスをしたかは、明日また、ご紹介します。
【コピーライターになろう!】