第2話のあらすじをつくえの上に置いていたら、
学校から帰ってきた長女が、服を着替えながら読んでいた。
ドキドキ、ドキドキ
なんていわれるんだろう…と思ったら、
鉛筆で何やら書きこんで、ほいと渡された。
「ママ、ぼくと○○○(主人公の名前)が混ざってんで!」
え? あ、あーっ!! 一人称と三人称が混ざってたんやぁ。
あらすじやからウッカリなんて、言い訳はきかない。
長女が去って行ったあと、紙に書 . . . 本文を読む
兵庫県立美術館で、ビル・ヴィオラのビデオアートを見たあと、
三宮をブラブラし、南京町の中華街へ。
夫が、長女と三女を連れて、生徒さんの個展を見に行くあいだ、
次女と端から端まで、ウロウロ歩いた。
もちろん、豚まんやえびだんごを頬張りながら。
次女がジュースを飲む時、自分もコンビニでビールを
買おうかと思ったけど、そこはぐっとがまん。
夫たちみんな揃ってから、食堂に入って、グッと一杯。
生きてるなあ . . . 本文を読む
『起、承』はすうっと出てくるのに、
『転、結』をしぼりだすのが、かなり苦しかった。
長女に、「たのむぅ~、ここから考えてくれへん~」
なんて、泣きついたくらい。
半分あきらめモードで、図書館で借りていた本など読み出した。
お? へ? 越えられなかった壁が越えられそうな気がする。
よいしょ、よいしょとよじ登ると、こ、越えられた!
眺めは爽快。さっきまでのうさうさした気持ちがうそみたい。
あとはもう . . . 本文を読む
妹が子供たちのパスポートを買ってくれるというんで、
1年ぶりにユニバーサルに出かけた。
長女が学校から帰ってくるのを待って、4時半に出発。
「1番に何乗ろか? あぁ、楽しみやな~」としゃべりながら、
駅に着くと、アナウンスが流れていた。
「本日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、
5時をもちまして、営業を終了しました」
ええーーーーっ!!
い、痛い、痛いっ!! 家族の視線が痛いーっ!!
手配した . . . 本文を読む
絵本の原稿の直しがあまりにも進まないのを見かねたのか、
夫が原画をコピーして製本したものに、ことばを貼りこんでくれた。
そないいうても、そんなに変えられへんでぇ…と思いながら
読み出したけど、おおっ! おおっ! おお~っ!!
絵本をめくる間(ま)があれば、接続詞がいらないことがわかった。
ざくざく削る。リズムが変わる。テンポが生まれる。
平面だと、あんなに変わらなかった文章が、
立体になったとた . . . 本文を読む
夜、連載1回目のゲラがFAXで送られてきた。以前の電話で、
「ラフ、版下、ラフ、版下」
ということばを何度も繰り返したわたしだったけど……、
は、恥ずかしいっ!!
今はゲラっていうんやぁ。
イラストがかなりインパクトがあって、
助けられてるなあというかんじ。
よしっ、2回目もがんばろう。 . . . 本文を読む
今回の連載の舞台は、商店街。
実際に、おじいさんとおばあさんがやっていたお店をモデルに、
想像をプラスして書いている。
おじいさんは、わたしが3才のとき、
おばあさんは、わたしが12才のときに亡くなったのだけど。
おじいさん、おばあさん、喜んでくれてるかな?というよりも、
『書かされてるなぁ』という思いのほうが強い。
降りてくるものを丁寧にすくいながら、原稿にのせている。 . . . 本文を読む
「そういうことやったんかぁ!」
去年の公募ガイド新人賞の講習会で、先生がおっしゃったこと。
やっとやっとやっと、9カ月近くたって、理解できた。
追い込まれたからこそ、わかったのかなぁ。
よーっし、やるぞぉと思ったときには、
夕食を作らないといけない時間だったりする。
野菜を切りながら、キャラクターたちの会話に耳を傾ける。
そ、それから、どうなるの!?
すっかり、結末をキャラクターたちにゆだねてい . . . 本文を読む
最近、料理に目覚めてしまった。
やる気を出させてくれたのは、次女。
給食のこんだてをすべて記憶してて、
幸せそうな顔で、こんだてをながめてる。
よし、それならと、家でも、1週間分のこんだてを立てて、
新婚当時に作ったような凝った料理を作っている。
が…、要領が悪くて、料理にかかる時間は、2時間!
夫が何度も、キッチンをのぞきに来る。
2時間かけて作った料理は、20分でたいらげてしまう。
焼きた . . . 本文を読む
いつものように夜、マンションの下に、生協のおかずを取りに行く。
同じ4年生のお母さんに突然、
「カノンちゃん、黒魔女さんの5巻、もう買ったんやろ!?」
といわれ、おののいた。
岩盤浴とか、おいしいお店の話ならよく話すけど、
本の話なんて、今までしたこと、なかったのに!
なんでも、そこんちの子も、黒魔女さんを集めてるんだとか。
「○○ちゃんは、若おかみ集めてて、○○ちゃんは、パスワード集めてるねんて . . . 本文を読む










