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【創作びより】

【コピーライターになろう!】転職活動で会社を選ぶポイントは?

【コピーライターになろう!】転職活動で会社を選ぶポイントは?

 

おはようございます。昨日は大掃除をしたあと、年賀状のデザインを考えていました。

 

テンプレートのデザインでもお洒落なものや可愛いものがたくさんありますが、どうしてもオリジナリティーを出したいという想いが強く、結局、決まりませんでした(^^;)

 

今日の【コピーライターになろう!】は「転職活動で会社を選ぶポイントは?」です。

 

21歳で経験1年。転職する会社を選ぶといっても、募集要項には「経験3年以上」「経験5年以上」と書かれているので、選べる立場ではありませんでした。

 

ただ、どこでもいいやと思って入社すると、えらい目にあいます。

 

1社目の会社は、全員が宗教団体の熱心な信者で、そちらの活動のほうがメイン。

一度は、打ち合わせに行くから車に乗るように言われ、会館に連れて行かれたこともありました。

 

一日中、打ち合わせやラジオ番組の収録に出かけ、事務所に戻ると夜の10時。

さぁ、帰れるかと思いきや、

「さっき、『ニューシネマパラダイス』のビデオ、持ってたよなぁ。一緒に見ようやぁ」

と、上司の女性ディレクターが言うれ、泣く泣く、付き合うことに。

 

仕事が終わったら、会おうと約束をしていた彼氏は喫茶店の閉店時間まで待っていてくれましたが、お店に着くとすでに帰ったあと……ということを何回繰り返したでしょう。

その彼とは、結局、別れることになりました。

 

1社目の会社はかなりレアなケースかもしれませんが、当時、広告業界は、コピーライターは最終電車で帰り、デザイナーは事務所に泊まり込み……というのもザラだったのではないでしょうか。

 

当時と書きましたが、4年前にもう一度、会社勤めをしようとしたときも、

「大野さんが働けるリミットは、(夜の)10時ですか?」

と聞かれたので、状況はそれほど変わっていないようです。

 

ただ、求人広告の会社でパートとして勤め出したときは、定時が17時半。

残業は「できる人は残る」というスタイルでした。

 

求人欄には、表向きは「残業、1日2時間程度」「月20時間」などと書かれていますが、ネットでずっと調べていると、「月40時間」「月50時間」というデータが出てくる企業もありました。

 

好きなことをするなら、残業はいとわないと思う方も多いかもしれませんが、体調を崩すと、精神的にもくずれてきます。

 

会社を選ぶ際、1日の残業や月の残業がどれくらいになるのは、面接でしっかり確認されることをオススメします。

 

ジムに通ったり、習い事をするなどで週1回は残業できない日を最初から作っておくのもいいかもしれません。

 

ほかにも、会社を選ぶうえでは、会社の規模や仕事内容も気になる点で、こちらは会社のホームページで確認できます。

 

会社がある場所に関しては、東京に本社があれば、有名企業や大企業の広告に携われる場合もあります。

 

大阪だけというのであれば、地域もかなり影響してきます。

今は少し違っているかもしれませんが、当時は、淀屋橋や北浜、本町に、有名な事務所がたくさんありました。

逆に、大阪の中心部を離れると、チラシなどを主に制作している会社が多かった記憶があります。

 

そして、私が面接まで進んだ会社はと言うと、本社が三宮で大阪支社は大国町!

会社から歩いて5分の場所に通天閣があり、あまり治安のいい場所ではありませんでした。

 

ですが、経験1年で面接をしてくれる会社はなかなかありません。

一次面接は神戸ということで、張り切って出かけました。

男性のチーフコピーライターがポートフォリオを見てくださり、なんと、クリエイティブ試験もありました。

原稿用紙1枚半の600字で、「ジャガイモ」のコピーを書くというもの。

コピーになっていたかはわかりませんが、普段から毎日、文章を書いていたので、スラスラ書けたことを覚えています。

 

無事、二次面接に進むことができました。

出てこられたのは、顔じゅうヒゲだらけで、絶えず、不機嫌そうな表情の代表取締役。

 

作品よりも、どうして1社目の会社を辞めたのかを聞かれました。

コピーを書く仕事がなくなり、カメアシになるように勧められたことも話しましたが、社員全員が宗教団体の熱心な信者だったことを伝えると……、素直に話したことがよかったようで、無事、採用していただけました。

 

1社目を辞めたときの心のダメージはかなり大きく、もう一度、社会復帰できるだろうかと自分でも心配していましたが、それ以上に気にかけてくれていたのは両親。採用が決まったことをとても喜んでくれました。

 

21歳で、コピーライターとして、2社目の制作プロダクションに正社員として入社。

実際には、どんな仕事からスタートしたのかは、明日、ご紹介します。

 

【コピーライターになろう!】

1.  お仕事の種類を知ろう

2.  実際には、どんなお仕事があるの?(商品広告の場合)

3.  実際には、どんなお仕事があるの?(求人広告の場合)

4.  どんな働き方ができるの?

5.  どんな就職・転職の方法があるの?

6.  チャンスをつかむ

7.  真っ白の状態で学ぶ

8.  未経験からスタートする場合

9.  入社してすぐは、どんなお仕事から?

10.  転機は突然、訪れる

11.  最初はどんなお仕事から?(商品広告の場合)

12.  社会人としてのルールやマナーを学ぶ

13.  作品ではなく、商品を作る

14.  どんな仕事も全力で取り組む

15.  転職を考えたときは……

16.  経験1年での転職活動は大変!

17.  転職活動で会社を選ぶポイントは?

18.  経験1年、入社して半年間は…

19.  同じ会社でも状況は変わる

20.  コンベンション用パンフレットのお仕事

21.  取材からコピーを考える

22.  Uターン・Iターン用のパンフレットのお仕事

23.  製品パンフレットのお仕事

24.  強い分野を持つ

25.  一度きりの人生なら、挑戦しよう!

26.  チラシのお仕事

27.  広告はチームでするお仕事

28.  スランプは突然、やってくる!

29.  コピー観を持つ

30.  趣味や遊びが活きてくる

31.  転機はチャンス!

32.  24歳で東京へ!

33.  24歳、経験3年で東京進出の結果は!?

34.  東京でのコピーライター生活、スタート

35.  最初は失敗の連続

36.  駆け出しの頃の取材は……

37.  年末年始はコピー漬けに!!

38.  東京でのお仕事

39.  憧れの東京でコピーライターになれたのに…

40.  やっぱり、コピーが好き!

41.  子育てがひと段落し、再チャレンジ!

42.  17年ぶりに宣伝会議賞に挑戦!

 

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こちらは、コピーライター&児童文学作家

大野さとみ(おおのさとみ)の

公式ブログ『創作びより』です。

 

お問い合わせは、こちらまで。

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