【コピーライターになろう!】真っ白の状態で学ぶ
おはようございます。
今夜は大阪都島区倫理法人会のナイトセミナーがあるので、なんだかソワソワしています。
今日の【コピーライターになろう!】は、「真っ白の状態で学ぶ」です。
宣伝会議賞のコピーライター養成講座に通い始め、大広の先生から、ラジオCMのコピーのお仕事を紹介していただいた私ですが……、それまで、1本もラジオCMを書いたことはありませんでした!
そんな状態で、制作プロダクションのプロデューサーにお会いしたわけですが、初めての打ち合わせは、ちんぷんかんぷん。
業界用語もよくわからなければ、ラジオCMの書き方も知らない、おまけに20歳で社会のルールもまったくわかっていない状態です。
ラジオCMは、大丸梅田店に「大丸ミュージアム梅田」という場所があり、そちらで開催される催し物やセールなど、イベントの案内を120秒で紹介するというものでした。
打ち合わせに行くと、プロデューサーが、今度、どんなイベントがあるかを教えてくださいます。
クライアントとの打ち合わせはプロデューサーとディレクターがされているので、収録に立ち会うまで、私はクライアントにお会いすることはありませんでした。
プロデューサーは、40代。首にネッカチーフを巻き、「○○ちゃん、○○ちゃん」と私の苗字にちゃん付けをする、いかにも業界っぽい雰囲気で、「チャライな〜」というのが第一印象でした。
毎回、打ち合わせをしていただき、紹介する内容をしっかりと頭に入れ、コピーを考えては、1週間後に2、3案提出し、見ていただくという日々が続きました。
最初は、箸にも棒にもかかりません。
ところが、上司はとても根気よくコピーを見てくださいました。
毎回、見ていただく原稿は、真っ赤っ赤。
それでも、誉めるところはめちゃくちゃ誉めてくださるので、とても勇気を持つことができたことを覚えています。
最初の頃は、プロデューサーのおっしゃることはすべて「はいはい」とお聞きし、言われた通りに原稿を修正していました。
今思うと、それがよかったのかなぁと思います。
真っ白な状態で、スポンジに水が染み込んでいくように、知識や技術をどんどん吸収することができたのです。
逆に今、人を育てる立場になり、
「いや、それは」「そうなんですけど」と言い訳する人は、それ以上伸びず、損をしている気がします。
そうして、ド素人から、フリーランスという形で、ラジオCM1本いくらという働き方からコピーライターの仕事をスタート。
何本か書くうちに、
「コピーって、楽しいかも!」
「コピーライターになりたい」
「一生の仕事にしたい」
そう思うようになります。
そうして、コピーライターの求人を探し始めるのですが、すぐに大きな壁にぶち当たることになります。
それは、ほとんどの会社が、
「経験5年以上」。
たまにあるのが、
「経験3年以上」。
経験者しか募集がないという現実です。
ただ……、何週間も求人広告を見ているうち、
「未経験大歓迎」「初心者歓迎」「経験不問」
という求人を見つけます。
一体、どのような仕事だったのか!?
詳しくは、明日、ご紹介させていただきます。
【コピーライターになろう!】
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こちらは、コピーライター&児童文学作家
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