【コピーライターになろう!】経験1年、入社して半年間は…
おはようございます。
昨日は長女が、夕食にオムライスを作ってくれました。
ケチャップで顔を描いて、
「今、流行りのオー二郎!」
と言うと、三女が、
「だれやねん、オー二郎って!」
しっかり、突っ込んでくれました(笑)
今日の【コピーライターになろう!】は「経験1年、入社して半年間は…」です。
経験1年で、2社目の制作プロダクションに正社員として入社したのですが、最初の半年間は、ほとんどコピーを書かせてもらえませんでした。
入社したのは、神戸の三宮に本社があり、支社が大阪の大国町にある会社。
私は、大国町のマンションの1室にあるオフィスに通うことになりました。
大阪支社を任されているアートディレクターが一人、
ベテランデザイナーが一人、
新人デザイナーが二人、
ベテランコピーライターが一人、
新卒の新人コピーライターが一人、
電通を定年退職された営業の方が一人、
そして、私。
スタッフ7人にはもったいないほど、広いオフィスで、私の席はベテランコピーライターのお隣り。
はじめは、ずっと原稿の校正です。
社内報や大型チラシ、学校案内のパンフレット、会社案内のパンフレット、観光案内のパンフレットなど、グラフィック広告がほとんどで、パンフレットは20ページ近くあるので、校正するにもとても時間がかかります。
しかも、一度の校正ではなく、第2稿、第3稿と出てくるので、そのたび、神経を集中させて校正をしないといけません。
校正の入れ方もまったく知らなかったのですが、
・文字を取って、文字間を詰めるときは、「トルツメ」
・文字を取って、文字間を詰めないときは、「トルママ」
・改行するときは、「 」かっこを使う
・一度修正したけれど、やはりそのままでというときは「イキ」
・間を全角スペース開けてほしいときは、「□アケ」
・間を半角スペース開けてほしいときは、「△アケ」
などの記号も一から教わりました。
すべての会社で、校正記号を一から教えていただけるとは限らないので、これからコピーライターや編集者、ライターを目指す方は、『校正ハンドブック』などを買って、勉強しておくのがいいと思います。
入社して半年ほどは、ただただ文字校正をする毎日。
それでも、以前の会社では、コピーに携わることもなかったので、言葉に触れているだけでもとっても幸せでした。
印刷のことは、入社するまで、まったくわからなかったのですが、電話でのやりとりや社内でのやりとりを聞いているうち、
「印刷に回す前の原稿を『版下(はんした)』って言うんだ」
「最終の校正原稿が『青焼き(あおやき)』かぁ」
と専門用語も覚えることができました。
デザイナーさんは毎晩遅くまで残っていたり、仕事が間に合わないときは、徹夜で仕事をされていましたが、上司のコピーライターはプライベートも充実されており、18時にはパシッと帰られる方だったので、私もあまり遅くない時間に帰ることができました。
新人コピーライターの女性と、新人デザイナーの男性は、どちらも新卒で入社されていましたが、同じくらいの年齢だったので、話もしやすく、お昼はみんなでお弁当を食べながら、和気あいあいと過ごしていたことを覚えています。
前職では、お昼ご飯を食べる時間もなく、企画書のコピーを取りながら、コピー機の前でオニギリを食べていたりしたので、大違い。
なので、クリエイティブの世界では特に、「どこの会社に行っても同じ」ではないと思います。
ずっと校正をする日々でしたが……、そんな私にもチャンスが巡ってきます。
どのようなチャンスが巡ってきたか、仕事の流れがどのように変化したかは、明日、ご紹介させていただきます。
【コピーライターになろう!】
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