ひとつの企画が通ったと、連絡をいただいた。
夫と一緒に、よかったよかったと、喜びあう。
だからこそ…、ハードルが上がっていく気がする。
子供たちが眠ったあと、自分も眠ってしまわないように、
パンを焼く。
一次発酵が終わる頃には、睡魔は極限に。
頭はもうろうとして、アイデアを考えるどころではないけれど、
形成、二次発酵と進み、焼き上がる頃には、目も覚めてくる。
真夜中、はふはふと焼きたてのパ . . . 本文を読む
背中全体に、もわっとした暑さを感じながら、
首筋のべっとりした汗をぬぐいながら、
考えているお話は、12月号!
この暑さの中、震えるような寒さを想像するのは、至難の業。
つたない想像力で意識を飛ばそう、飛ばそうとすると、
あやうく意識を失いそうになった。
けれど、12月号には、これだけは書きたい、
このシーンを織り込みたいというものがあった。
台詞や心のつぶやきを拾い集めて温めてきたのに……、 . . . 本文を読む
「1日遅れたけど、お誕生日おめでとう~」
と、長女が照れながらわたしてくれた、手作りのフエルト。
「な、なんで、コウモリなん!?」とたずねると、
「黒魔女さん見て、思いついてーん」
どうだとばかり、得意げな長女。
「え? それと、ママの誕生日と、どういう関係が…」
「ええやん、可愛かったら~♪」
自信満々の10才児。なんだか、こっちも、
そやな、意味なんてどうでもえっか!という気になった。
いま . . . 本文を読む
次女が「行きたい、行きたい」と言うので、鶴見緑地のプールに出かけた。お昼過ぎから出かけたので、並ばずに入ることができた。
最初はよかった。 子どもたちの浮き輪を持ちながら、スイスイと水の中を歩くだけ。楽勝、楽勝。 ところが、だんだんと調子に乗り、競争しだしたのが、まずかった。 長女と泳ぎで競争! つぎは、長女と次女、ママと三女がペアになり、どちらが早く向こうの岩にタッチするか、よーいどん!と、 . . . 本文を読む
『ホームベーカリーでこんなに作れる!』という本を見て、
はじめて作った、パンダパン。
カットすると、うぅっ、
二日酔いへべれけパンダみたいになってるし……。
最近やっと、ほめてくれるようになった娘たちも、
今日ばかりは、シーーーーン。
「は、はは、ちょっと、くずれてしもたけど、
ママ、絵本のキャラクター思いついてん」
とアイデアを話すと、だまって食べていた長女。
「たいして、おもしろくない」 . . . 本文を読む
やれやれと懇談から帰ってくると、夫が青い顔で出てきた。
なんでも、次女が綿棒で自分の耳をさわっていて、血が出たとか。
「血の少ししかついてない綿棒と、もう少しついてる綿棒と、
たくさんついてる綿棒と、3本とっといたから」と夫。
・・・・・。
「コレクションする前に、止めんかいっ!!」
と怒りたいのを抑え、耳鼻科に連れていく。
なんと鼓膜が破れていた。
ハラホロヒレ~と気が弱ければ、その場に崩れ . . . 本文を読む
数ヶ月前、生協で買って、大切に育てていた球根。
なかなか花が咲かなくて、不良品だったのかなぁ…と
ため息つきながらも、毎日、お水をあげることだけ欠かさなかった。
そしたらある日、ピンクの花と黄色い花が咲いていた!
次女が、ネギと間違えたのか、全部引っこ抜いた時もあったけど、
無事に咲いた、可憐に咲いた。はぁ、よがったぁ。
植物を育ててると、教えられることがいっぱい。
いろいろと方向性を考えるこ . . . 本文を読む
仕事が終わってから、次女を迎えに行くときは、
たいてい、ほけーっとしている。
その、ほけーっとしているとき、2年生の男の子に声をかけられた。
「ぼくな、ポピーはじめてん」
「ええええ??? そ、そうなんや」
「やっと、はじめてん…」
「ほんまぁ」
恥ずかしいけど、聞いてみようかどうしようか、戸惑いながらも、
勇気を出して、聞いてみた。
「おばちゃんの書いた童話が載ってるねんけど、知ってる?」
「う . . . 本文を読む
近頃、学校から帰っても、なかなか宿題をしない次女。
専門の先生に相談すると、スケジュールを立てたとき、
なにか、ごほうびがあったほうがいいとのこと。
一日の終わりに、ごほうび。
週の半ばに、ごほうび。
そうすると、子供はがぜん、やる気が出るんだとか。
そっかそっかというわけで、子供たちの喜びそうな
ごほうびを仕入れてきた。
いいかんじ、いいかんじ…と思いながら、はたと気づいた。
自分にも、ごほう . . . 本文を読む
第7回目のあらすじの締め切り前夜。
お風呂の中で、三女にあらすじを聞いてもらう。
「どう、どう? 面白かった?」
とたずねると、うーんと考え込む三女。
「ちょっと……、グッドアイデアじゃないなぁ」
グッッ! 意味、わかっていってんのかいな!?
どこが?と聞くと、出てくる食べ物にこだわってるらしい。
どうしたもんかなぁ…と、子供たちが寝静まってから、
悩んでいると、夫が帰ってきた。
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