【コピーライターになろう！】やっぱり、コピーが好き！
こんばんは。今日の大阪の気温は、朝はマイナス1度！
最高気温は3度。夕方には雪が降り始めました。
みなさま、風邪などひかれませんように、暖かくお過ごしください。
さて、今日の【コピーライターになろう！】は、「やっぱり、コピーが好き！」です。
東京でコピーライターとして働いていましたが、阪神大震災を機に大阪に戻り、結婚して専業主婦になったのですが、コピーのことを忘れられませんでした。
妊娠するたび、つわりが激しく、水も飲めない生活でしたが、体調が落ち着くと、雑誌『宣伝会議』を見ながら、宣伝会議賞に応募するコピーを書き続けました。
そして、長女を妊娠中に書いたコピーで、宣伝会議の協賛企業賞をいただいた作品が、こちらです。
かわいさあまったら、ハガキにしよう。
理想科学工業さんの「プリントゴッコデジタルCD-1」のコピーです。
1997年1月12日に長女を出産し、産婦人科に1週間入院。バタバタとあわただしく帰る準備をして、実家に里帰りをしたその日に、宣伝会議の方から電話がかかってきました。
「おめでとうございます！」と言っていただきましたが、自信のある作品ではなかったので、驚きました。
東京にいるとき、コピーライターをしているときは、かすりもしなかった宣伝会議賞なのに、主婦になってから受賞できるなんて……と複雑な気持ちでした。
第34回宣伝会議賞では、理想科学工業以外に、ファミリーマートやフジテレビジョンに応募した作品も、最終審査にノミネートされていました。
いま、見返すと、その後、宣伝会議賞のグランプリに輝き、審査員をされている方や、電通に入社され、キンチョーや赤城乳業などの有名な広告を創られている方のお名前も見つけることができます。
授賞式に参加していれば、さぞ、素晴らしい人脈ができていたことかと思うのですが、一人目の子どもを出産してまもない私は、授賞式に参加することを辞退してしまいます。
宣伝会議の方はそれはそれは困られ、「親戚でも友人でも、東京にどなたかお知り合いはおられませんか!?」とたずねられましたが、アテもなく、お断りしてしまいました。本当に申し訳なかったと思います。
そして、翌年、第35回宣伝会議賞でも、協賛企業賞をいただきます。
そのときの作品が、こちらです。
おいしいことに、すぐ
かぶりつく会社です。
こちらは、日本ハム株式会社の企業広告です。
本当にありがたいなと思いました。
主婦になると、外の世界は、スーパーと公園だけ。
バリバリ仕事をしている女友だちからは、
「社会に取り残されるで」
などと言われ、子どもとしか話さない毎日に悶々としていましたが、そんな主婦の私にも、宣伝会議賞は光を当ててくれました。
宣伝会議賞は、勤め先や雇用形態、キャリアなど一切関係なく、作品だけで勝負できるので、本当にありがたい賞だと感じています。
その後、コピーを書くことから、童話を書くことにシフトし、絵本を出版するなど、進路を変更していましたが……、
46歳で、再び、コピーライターとして働きたい！という思いが強くなり、20年のブランクを経て、転職活動を始めます。
さて、スムーズに進んだでしょうか？
明日、また、お話させていただきます。
【コピーライターになろう！】
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こちらは、コピーライター＆児童文学作家
大野さとみ（おおのさとみ）の
公式ブログ『創作びより』です。
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