酒好き文化風俗研究者

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私達は書き残す以外に術がない。

2015-05-21 | 日記
文学とは人類の大いなる連鎖である。

人生学の長所と短所は、

書き残す以外に生きた記録を受け継いではもらえないように、

私達は書き残す以外に生きた理由を見出せない。

仮に、肉体が魂の乗り物ならば、文学は精神の渡し船だ。


何が正義で、何が不誠実なのか解らないこの世界においては、

文学が持つ世間の常識を用いなければ最高の真実は説き得ないように、

知識や手段なしには対象の理解はない。

対象の理解が無ければ活動は有効ではなくなる。

人類の成果は論議から成るものだからだ。


人生の思いは手で書くように、感傷的になりそうでならないのが最高の文学であるから、

必要より方法が世界を創って来た事実である。


そして何より重要なのは、

文学の使命は継承だけでは許されない。

更なる発展が文学に与えられた宿命だ。

文学の目標とは世の中を変える研究をやることである。

全てを疑い、問い続けるという冒険だ。

タルムードとは激しく問い続ける意味である。

大きな人生は細部に思想があるように、

「生きるとは何ぞ」というその意味を提起したいのである。

定理や公式よりも、定義を重視して。

最後に、
レオナルド・ダ・ヴィンチはこう言い残しています。
「書け!書くのだ!歴代の偉人たちは何をしたと思う?そう、書き残したのだ」と。



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