酒好き文化風俗研究者

みんなで美味しいお酒を飲む方法を模索中!
酒好きの最大の敵であるアルコール依存症に勝つ事を支援しています。

日本人の成立。

2019-12-02 | 文学
 12月2日 月曜日

 おはようございます。 酒好きの思想家です。


韓国人は感情を外に表すことを美徳とし、

日本人は感情を内に秘めることを美徳とする。

確かに感情は人間に必要な要素なのだが決して万能ではない。

なぜなら、感情だけでは善悪の判断がつかないからだ。

韓国人は日本人のことを「能面のような顔だ」というが、

日本人は韓国人を「幼稚な子供だ」と見ている。



日本人の成立。

日本人のあなたにお聞きします。

「あなたの宗教は何ですか?」

たいていの場合、さっと答えが出る日本人の方が少ないと思う。

日本人は宗教をどの様に自分の問題として捉えているのか、よく解らない。

それでも日本人は神仏が大好きである。本当です。

何はともあれ、日本人とは神仏大集合のお祭り好きなのである。

細かい説明はここでは省くが、

「無宗教だ!」と言いつつ、「困った時は神頼み」だ。

実は海外では日本は仏教国だと考えている。

これには歴史的理由がある。

江戸時代にキリシタン禁圧と宗門別改名とお墓の確立によるものである。

またそれとは別に、「日本は神道イズム」「習合した宗教」を

信仰していると思われているようだが、どの程度なのかは、不明である。

一体いつ頃から「いいかげん」で「はっきりしない」日本人になったのか。

そろそろ卒業する時期だと思い、日本人の成立を想起します。

結論から話すと、

天照大御神と天皇制が合一した時が日本人の成立です。

なぜなら、天照大御神は自然神、国土神であり「信仰」であって、

それを天皇制が合一して「神道」が成立するからである。

言い方を変えれば、

ヤハウェ神、アッラー神は「信仰」であり、

モーゼ、イエス、モハメッドたちが「宗教」となる。

「神は信ずるもの。宗教は成るもの。」

「神は感ずるもの。宗教は居つくもの。」

従って、天皇制、靖国人社は「神道」にあたり、

天照大神は太陽神。

住吉神社、弁天様は水の守護神。

母なる大地は、日本鎮守、八幡の神。

村々にある神社はその土地を守る神である。

だから神社の中心は「からっぽ」なのだ。

神様は常住していないし、神像をもない。

自然災害の多い日本にとって、国土神の存在とは

「神のたたり」と「神頼み」が祈祷である。

実際、日本の神社は地震帯の上に位置している。

これらの「グレートマザー神」たちのお力に

天皇制を合一させた時代が日本国の成立だと考えます。

その後、大宝律令、日本書紀の完成、皇位継承へと発展していく。

問題が発生するのはここからだ。

日本歴史論には時々、神道を中心に天皇を神輿に担ぎ、

天地災害を大義名分とし、神仏の加護を仰ぎ、戦を仕掛けるのである。

代表的な例は、戦国時代と靖国神社だ。

江戸末期は公武冷体であるのに対し、

鎌倉末期は公武水火の世というし、

大日本帝国では国家神道という風に、

時代の指導者は必ずと言ってよいほど、

神道や天皇を理由にし利用してきた歴史があるのだ。

そんな過去がある以上、よって天皇は神ではなく、

日本の象徴として国民に慕われているのである。

そもそも天皇とは何か? 天孫降臨とは?

仮説ですが、ユダヤ使途が関係するのではないかと想像します。

そう考えると日本人の成立にはユダヤ人が関与している可能性がある。

不比等なる人物がユダヤ人と接触しているかもしれません。

そう、我々はいつだって「外来」との接触を覚悟しておくべきである。


ここまでは「神道」。

改名してお墓に入る私達は「仏教徒」だ。

一般的な仏教徒は、みんな「まじめ」である。

「まじめ」とは修行僧を意味している。

「人の一生とは、重き荷を背負って遠き道を行くが如し」だ。

「仏教神」とは解りやすく言うと、

死者と生者との風習にあると考える。

お仏壇とお彼岸参りがそれにあたる。

日本人は目に見えない霊魂と共に生かされているのだ。

霊魂もまた自然神と同様、

恐怖の対象であり、救済の存在でもある。

このお坊さんも時には西栄や日蓮と同じく、

しきりに天皇と仏教を合一させようとする動きがある。

「神道」と「仏教」との合一。

このあたりに、日本人の宗教観である「あいまいさ」がうかがえる。

よく外国人が笑い話に「日本人は無宗教だ」と言うが、

日本人であって無宗教でいるのは結構難しい。

お祭りや合格祈願、冠婚葬祭、自然災害の恐怖や死後の世界など、

いたることろで、神仏大集合だからである。

もしかすると、無宗教ってただの無知なだけなのではないのでしょうか。



   つづく。



コメントを投稿