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インテリジェンスの救済。

2015-07-30 | 社会問題
インテリジェンスが暮らすこの社会システムは、一度、根本的に疑って見なければ解らない世界観が存在する。

気付いていると思うが、この世はどうやら楽園ではなさそうだ。

ひょっとすると、人間は地獄でのエリート教育を受けているかもしれない。

なぜなら、自らを上手く騙さなければ生きられないからだ。言い訳上手がその証拠だ。

インテリジェンスに与えられた環境は決して楽園とは言い切れないが、

その環境の下で心折れずに、切磋琢磨を楽しみ、真意を突き詰め、自然界との共存を果たしていく姿にインテリジェンス達の生きる道がある。

自らを深く見つめ、人や社会と関わり合いながら、幸せの滴を飲み干す者であり、自己陶酔も時には芸術と同じく見る者の目の中に映る一つの美学である。

真のインテリジェンスとは、明晰な判断力と、大胆な想像力と、強靭な理性と、鍛え上られた感性と、混乱に対する勇気と、良心に対する恐れを備えた大人物のことである。


私達が生きるこの世界においては、男性本能だけでは欲望同士の闘いが途絶えなくなり、欲求が強まるほどに不満が募りる。

かえって完全主義が強すぎては余分な力が加わり、最後に残るのは精神混乱である。

その疲れた心と体をリラックスさせて、その欲求を分散してくれるのが、同じインテリジェンスの仲間である。

困難の塊だった毎日を暖かく心を溶かしてくれる者たちである。

従って、インテリジェンス同士が敵対してはダークサイドの思う壺である。

ニーチェの言葉を借りれば、現在社会を支配する固定観念を打ち破り、独自性を追求した超自然的なインテリジェンスを超人ということになる。

自然と人為とは調和して混ざり合い、分裂して解き放つものである。

自然的な共存と人為的な成長を掛け合わせて生まれる新しい世界観なのである。

インテリジェンスの人達の究極の道とは自己超越にあり、それは人智に次ぐ叡智への道であり、自己実現への扉でもある。

だが、急いでは終わりを早めてしまうから、大切なのは、その過程を楽しむことにある。

インテリジェンスの人達がより豊かで、より能力を発揮し、それでいて優雅に快適に暮らして行けるのであれば、どんな困難な日々でも、たとえこの世が地獄の一丁目であろうとも、世界が救われるのではなかろうか。

生活の不安定要素や反社会的システムなどからの生命の危険から身を守り、大自然の恩恵と共有を繰り返す、超越した道なのである。

あくまで自然の法則は目的ではなく、一つの原因に過ぎないから、大切なのは自然法とインテリジェンスの意思による無条件の同意こそが、私が問う男女共存社会創出の理念である。

理不尽な混乱と矛盾は自由なカオスによる自立的なインテリジェンスとの融合であり、驚くほど複雑さと単純さを持った体系として統合されるものであるのです。

まず先に、インテリジェンスの救済が世界の、日本の救済に繋がるものだと考えております。



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