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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

万事オーライ

2009-12-17 | 息子keke
今日も夜中にプリンターの音がカチャカチャしている。
kekeが課題を仕上げているのだ。

うちのプリンターはそんなに古いものではないのだが、「あればいいでしょ」と一番安いものを選んだので、イマイチ仕上がりが悪い。たまに文字がブレることがあるので、説明書を読んでチェックしておいた方がいいのだが、たぶん誰もやっていない。
そのくせコンセントにつないでおくと、勝手に定期的にクリーニングしているらしく、プリンターを使って無くても、インク交換が必要になる。

こんな事になるなら、もう少しいいのを買っておけばよかった・・と思う。
 

相変わらずkekeは課題提出前は機嫌が悪い。
昨日は「社会にだまされた」と言っていた。

何を持って「だまされた」と言うのか分からないが、たぶん勉強の大変さに対する愚痴であると思われる。
「自分で選んだ学部で一番行きたかった学科じゃないの?」と言うと、またギャーギャー怒る。
そして次に出てくる言葉が「だまされた」である。

「なんでオレを産んだんだ?」と怒るので、「kekeが好きで生まれてきたんでしょ。」と答えた。
そして、朝も怒りながら家を出て行った。

周りの誰のせいでもなく、自分の気持の問題なのに。
私がそう言っても聞く耳も持たないから、放っておくしかない。
 
夕飯の時に、「アンタいつも死ぬ死ぬ言うけど、彼女が居て楽しくないの?」と言うと、彼女の単語の時だけ、ニコッと笑った。

たしかに一瞬笑った。



自分は最近、こう思う事にしてる。

淋しい時、辛い時、もう生きていくのがイヤだなぁと思う時。
kekeと同じようにそう言う時が軽くたくさんあるのだが、「そのうちお迎えが来るから、それまでの辛抱だ」と思う事にした。
10年もあっという間だし、20年もそんなに先のことではない。
 
最低限の生活は国から保障されてるんだ。刑務所生活でさえ、どうにか生きていける道はあるだろう。
人からどう見られているかさえ気にならなければ、万事オーライだ。
目の前の苦難困難に耐え、死ぬ日をひたすら待てばよい。
 
今はつらくても、その今はどんどん流れていって、今に終わりがくる。
そしたら、何もなくなるんだ。
 
何も自分から死ぬ事はないだろうと思うのだが、言えば又ギャーギャー怒るので、何も言うまい。
本人がその道を選ぶならしょうがない。

そう言う風に私が育てたのだ。

全て自分の責任だ。