最近料理の写真は少なくなったのは、作らないからではなくて、同じものばかり作っているから。
かぶだって、出し汁で煮るのもコンソメで煮るのも、グラタンだってできるけど、本人がよければ、焼いて食べるだけでよいのだよね。栄養分は変わらないのだから。
だから、基本は焼いて食べている。
たまにグラタンが食べたくなって、冷蔵庫にあったら使ってみたり、そんな程度の軽い気持で食べている。
れんこんもそう。
肉団子に混ぜてみたりもできるけど、きんぴらがツマミにもなるし、お弁当にも入れられるし、何たって手軽に作れるから、買ってくるとほとんどきんぴらにしてる。
卵もだいたい煮卵が多い。弁当に入れると色が映える。
あとはチャーハンとか。
かぶ、卵、・・・子供が食べないものはだいたい作り方が決まってしまった。
ナスもだいたい肉と合わせて焼いて甘くテンメンジャン風味噌味をつけて食べるか、焼肉のたれだ。
そんなのを軽く2~3作って、子供が喜びそうなのを一品作る、毎日そんな感じ。
佐藤愛子さんの本で、佐藤さんが何か病気になった時にトマトばかりが食べたくなって毎日トマトを食べていたら自然にその病気が治った、と書いてあった。体が自然に足りないものを求めて補っているのだと。
私もそれを信じて、食べたい時に食べたいものを買って食べている。
調理が簡単な分、自然に食卓の品数が増える。
そちらの方が好きに食べれていいのではないかと。
女の方が男より寿命が長いのも、そんな理由があるのではないかとさえ思う。
自然に自分の体が欲しいものを取って、食卓に出すだろうから。
今は食べるのと寝るのがたのしい。