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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

スパイク、カレー、東京湾景

2004-08-23 | 日記
そう言えば、kekeさんの部屋を掃除している時に、野球のスパイクを発見する。それがつま先が親指から中指くらいまでビリビリに裂けているのだ。

このスパイクを見て、唖然とする。
こんな靴で今まで練習してたのだろうか。
金が掛ると思って、こんなに裂けたスパイクを履き続けていたのだろうか。
それとも、ただ単に買い物について行くのが面倒だったのだろうか。

いずれにせよ、「kekeさんのお母さんは野球のスパイクを全然洗っていない」事が部活仲間や顧問の先生にばれてしまっていた。

そんな事もあり、珍しくも親子でスパイクを買いに出かけた。
今より大き目のスパイクを履かせてもらい、決めたスパイクは26.5cmだった。
25cmくらいだと、「男の子だなぁ~」と思うが、26.5なんて聞くと、「そんなに大きくていいの?」とうろたえてしまう。。

男の子じゃなくて、男になるんだなぁ~と見上げてしまう。
靴を見ると、もう太刀打ちできない。

今月はじいちゃんから小遣いをひそかに貰ったので余裕があるはずだったが、布団カバーとスパイクのため、予算オーバーとなってしまう。
朝、鍋いっぱいにカレーを作った。
前に不評だったソーセージをこの時とばかり解凍し、じゃがいもは見切り品を2個50円で買ったもの、にんじんは昨日安売りで一本30円で買った。玉ねぎは通常の値段。(3つ180円くらいであろうか)
残り二日を、私は朝昼晩、このカレーで過そうと思う。
給料日前のカレーほど、心強いものは無い。
(kekeさんは付き合ってくれても今日の夕食だけだろう。スパイクよりも食事内容で協力してほしいのだが)

先月、養育費が決り通りに入金したお陰で、今月は何の心配も無く心地よく暮せた。今月も同様に速やかに入金される事を心から願う。

       ************

今日も、9時から『東京湾景』がある。
このドラマだけは、あれから毎回観ている。
在日韓国人と日本人の恋愛で、国籍をどう乗り越えるかと言う重いテーマだと思われたが、よくよく観てみると、国籍にこだわっているのは、主人公(仲間由起恵)の父親と、主人公と無理矢理でも結婚したい在日韓国人親子(井上親子)だけのようである。

国籍と言うよりも、親が反対する恋愛を、主人公と恋人が駆け落ち同然でどのように添い遂げるかが、このドラマのテーマに思えてならない。

主人公の父親が用意した婚約者親子が、かなり強引な脅迫めいたやり方でこの主人公の恋路を妨害する。そして、自分らと縁組みさせようとするのだが、あんなに他の男に首っ丈の主人公にこの親子がどうしてこんなに執着するかがいまいち分からない。
私がこの母親だったら、「弘一さんには、もっと他の女性がお似合ですワ!」と言ってしまうだろう。

あの主人公の仲間由起恵の父親も、あの婚約者の井上親子がどう見ても自己中丸出しなのに、それでも娘を嫁がせようとするなんて、私には理解できない。幾ら娘の恋人の父が昔の自分の恋敵だとしてもだよ?あれだけコワい姑の所によくまぁ、娘を嫁がせる気になるもんだ。あのオヤジは本当は、自分の会社の再建の事しか頭に無くて、娘を金目当てに人質に出すと言う冷酷オヤジなのではなかろうか。(そう言うキャラクターでは表現されて無いようだが)

最後にはあの二人は結ばれるのであろうが、あの恋人(亮介さん)のお母さんは、自分の大切な息子の恋人が、あのにっくき恋敵の娘だと分かったら、病状は更にどうなってしまうのだろうか。恋敵の夫宛のラブレターがみつかっただけで暴れて精神病院に入院してしまったお母さんである。
それが私は一番気がかりでならない。

蓋を開けてみると、『誰を傷つけても仕方ない』と言う道ならぬ恋愛の正当化の匂いをじんじん感じてしまう。
あの国籍を超えて付き合う恋人同士→不倫カップル
婚約者の井上親子→不倫を妨害する妻とか夫
主人公の親→不倫に反対する両親
その他の仲間達→不倫を見守る職場の同僚

と置き替えると、んんん~~?
周りが反対すればするほど、燃え上がる・・・?
このドラマを観て、よくある道ならぬ恋を同一化して燃え上がるような真似はやめていただきたい。あくまでもこれは国籍が違う事での道ならぬ恋なのだから。。。