斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

ニセコ中学校卒業式

2018-03-20 00:42:39 | 教育
第51回ニセコ中学校卒業式が3月15日(木)に行われました。
今年は29人の生徒が卒業しました。



学校の歴史によると1947年(昭和22年)4月1日に新学制が発足
し、ニセコ中学校は1969年(昭和44年)4月6日に近藤中学校、
狩太中学校、福井中学校の3校が統合して現在の地に開校され、
通算すると卒業生の数は今年で7161名とありました。

卒業生も在校生も生徒たちが代わる代わるピアノの伴奏をして、
「在校生合唱」「旅たちの日に」、「卒業生合唱」「YELL」
「全校合唱」「桜散る頃~僕達のLAST SONG~」の歌で卒業式を
より感動深いものにしてくれました。

一方、ニセコ高校では式典に毎年町内のピアノの先生をお願いして、
演奏代1万円をお支払しているとのことですが、その理由として高校
にピアノを弾く人がいないからとしています。しかし高校には音楽の
授業があり、音楽の先生がおられるということですから伴奏ができない
ことはないと思います。またピアノを弾く生徒がいないと決めている
ようですが、毎年新入生も入ってくることですから中にはピアノを
弾く生徒もいるのではないかと思います。

高校側は、卒業式は厳粛な式で、とても緊張するので生徒への負担が
大きいとか、もし間違ったら大変、としていますが、保護者の話では
「演奏者も間違っていましたよ」とのこと、考え過ぎではないかと
思います。演奏者のご家族は町民を代表する重要なお仕事に就いて
いる方とお聞きしましたが、もしそうならなおのこと式典での伴奏は
せめてボランティアで引き受けられないものかと思います。
ニセコ町の理念である「相互扶助」の精神を活かして欲しいものです。

ニセコ中学校の卒業式で生徒たちのピアノの演奏を聞きながらそんな
想いを強くしました。


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