斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

HIS 北海道インターナショナルスクール ニセコ校の開校

2012-01-24 22:06:21 | 議員活動
昨日23日HIS北海道インターナショナルスクールニセコ校の開校式に招かれて出席する。

「小さな世界都市ニセコ」が国際観光リゾート地としてここにまた目標を一歩達成した
感がある。しかしこの開校を単に喜び楽観視することは出来ない。

目標の生徒数40人が果たして集まるかどうか。授業料も気になるところである。
富裕層の家庭の子どもたちを対象にしていると思うが、経済が低迷している現在、
今後の経済の回復も難しいと思う。昨年の3.11の大災害の影響も大きいと思う。
この誘致によるニセコ町の経済的負担が発生することも考えられる。

今のニセコ町を見ていると、数十年前の日本の高度成長期の発展に邁進する姿が重なる。
今、立ち止まってこの勇み出す一歩の是非を考えてみることも必要なことではないだろうか。

議員活動レポートNo2まもなく発行

2012-01-21 23:12:19 | 議員活動
「斉藤うめ子の議員活動レポートNo2」の原稿がようやくでき上がり発注する。
来週には発行する予定。2か月遅れの発行になる。
ニュースを発行するのはかなりのエネルギーがいるが年4回定例議会報告は続けたいと思う。

昨年は私にとってまさに「想定外」のことがいろいろ起こってしまい、
これはまさにあらかじめ想定すべきことを想定しなかったことによる私自身の責任と思う。
今後の活動はあらゆる角度から想定して対処していかなければならないと思う。

今日午後から「ニセコ生活の家」でもちつき会が開かれる。
初めて参加する。近所の子どもたちも家族で参加して、にぎやかに子どもたち全員がもちつきを体験する。
こうした地域の交流会は今後もぜひ続けて欲しいと思う。


樹氷

2012-01-17 23:06:54 | その他
雪の多い毎日、久しぶりに晴れ上がって羊蹄山が姿を現す。
羊蹄山にはやはり何とも言えない魅かれるものがある。

樹氷のきらめきが華やかに輝く。
今年は部屋のなかから眺めるばかれで、雪と戯れる時間がないのが残念である。

もっとこの自然を謳歌して楽しまねばここに住む意味が無いように思う。
少しづつ回復するためには自然のなかに身を委ねて行くしかない。

毎年大きく違ったニセコを体験している。


予算公開ヒアリング

2012-01-16 21:22:31 | 議員活動
今年はほとんど毎日雪がふっているように思う。
朝から降り頻る雪の中を倶知安町の自治研究会へ。

今日は保健福祉課の課長を説明員に障がい福祉計画についての説明を受ける。
元議員や元学校長も参加してさまざまな意見や発言もあり勉強になる。

「倶知安厚生病院の診療機能存続並びに財政支援に向けた要請書」の再考依頼については
今後の病院の動向が気になるところである。

このままでは将来ニセコに住みつづけることがむずかしくなる住民が増えてくると思う。
不十分な病院の機能のため小樽・札幌の病院に通わざるをえないのが実情である。
恐らく推定ではが90%近い町民が札幌の病院へ通っているのではなかろうか。


平成24年度の予算ヒアリングが11日から始まる。
13日(月)は企画課の予算ヒアリングを、今日16日(月)は保健福祉課の予算案を傍聴する。
もう少し傍聴者にも資料の提供が欲しいところである。肝心なところが聞き落してしまいかねない。

地域の親交会の入会をめぐって

2012-01-15 17:18:58 | その他
毎年1月に地域の親交会の総会と新年会が開かれる。
現在入会している世帯は57世帯。32世帯が参加して総会が開かれる。

町内会・親交会は任意の団体であって決して入会は強制されるものではない。
しかし町としては「自治会(町内会・親交会)」への入会は原則であると言い切っている。

「ニセコ町まちづくり基本条例」の中には第4章((町民の)まちづくりに参加する権利)と
第5章(まちづくりにおける町民の責務)の第10条から第13条に書かれている。
しかし以下に述べることは明らかに町による町民への「差別」ではないだろうか。

問題は町が毎月発行する「広報紙」他、町の予算書や議会だより、他一切を一部を除いては
この自治会経由で配布される。町の行政の仕事を自治会が担っていることになるが、
会員でない町民には配布されない。
その率は正確にはわからないが、全世帯の15%ぐらいではないかと思う。

ニセコ町には国内で初めてとなった「ニセコ町まちづくり基本条例」が発効されて10年を経過している。
その条例の最も基本としていることが「情報共有の原則」である。この基本原則を
自治会に入会していない、会費を払っていないからと言って、町が発行する広報紙・議会だより、
町の予算書他を配布する必要はない、自治会に入会していない(何もしない町民)は、欲しければ役場や
コンビニ、道の駅に取りに来るのが当然であるとする考えは間違っていないだろうか。

自治会は行政の下請け利用機関ではないはずである。
町として町民に対し公平に基本原則を実行するのが当然ではないのか。

いまだにこんな議論が繰り返される町の行政の姿勢に時代錯誤を感じる。

「民主主義が根付くまち」にしたいとたえづ繰り返す首長の発言と
現実の行政側の姿勢・考え方の間にはるかに乖離したものを感じる。

この私の意見にコメントを頂ければ幸いです。