斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

落葉きのこ

2018-08-31 13:47:37 | 自然の驚異
庭を散歩していて、ふと足元をみると、
これ“きのこ?”じゃない!

まだ小さくて直径1~2㎝ぐらいのばかりですが,
今年はきのこが食べられそう。楽しみです。

これはもう食べごろ?

本当の省エネ住宅を考える

2018-08-31 00:34:57 | 芸術
第173回まちづくり町民講座が8月30日(木)町民センターで開催されました。

講師は早田宏徳(そうだ ひろのり)さん。ドイツに学んだトップクラスの
省エネ住宅の普及と、エネルギー消費の抑制、再生可能エネルギーの普及と
共に将来の子どもたちに住み良い社会を作ることを目指して活動しています。

ドイツでは日本よりさらにレベルの高い性能を持った省エネ住宅が既に義務化
されています。これにさらなる省エネの方向を目指して、日本とドイツの建物
の省エネ性能レベルの違いを理解し、北海道、ニセコ町の気候風土に合った
住宅づくりについて考える大変良い機会になりました。
ニセコ町の住宅もこれからはもっと省エネ住宅が建設されていくと思います。

ワークショップも行われ、4つのテーブルに4~5人ずつが座り、私のテーブル
は移住して半年~3年という方々と一緒になりました。
テーブルの名前は銘打って、
“ニセコに移り住んだ人たち”⇔“移住者が多くなるまち”です。

参加者は20名余りで、役場の職員が大半を占めました。こうした勉強会には
一般町民の方々にこそもっと参加して頂きたいと常々思っています。
省エネと住宅について大変勉強になりました。

能登谷安紀子ヴァイオリン リサイタル

2018-08-25 22:10:23 | 芸術
有島記念館アートホールで25日(土)能登谷安紀子ヴァイオリンリサイタルが
開かれました。私が能登谷さんのヴァイオリンを初めて聞いたのは8年ほど前に
有島記念館と記憶しています。以来能登谷さんのヴァイオリン演奏は有島記念館で
10回近く開かれたように思います。

この日も有島記念館アートホールには100人近い聴衆が集まり満席になりました。
演奏曲はどれも初めてではなく、以前聞いたことのある曲目でした。中でもショパン
のノクターンはいつ聞いても魂が揺さぶられるような深い心酔を憶えます。

この日は神戸から毎年夏の季節に1か月以上ニセコに滞在している方々をお誘い
して参加しました。とても感動して喜んでいただきました。 夏季のシーズンは
特にニセコで開かれるイベントにはニセコに長期滞在されている道外、特に関東・
関西からの方々が年々増えてきているように思います。地元ではお見かけしない
方々が多数来られているようでした。



はじめての選挙権

2018-08-25 00:40:51 | 政治
「『はじめての選挙権』年若き友に」という著書が昨日贈られてきました。
著者は眞方忠道先生。ギリシャ哲学の先生で、神戸大学でギリシャ哲学を
受講した時、先生のセミナーでプラトンの「ゴルギアス」を読んだことを
思い出します。ギリシャ語も勉強しましたが残念ながら今は覚えていません。

先生は神戸大学を退官されてから「プラトンと共に」2009年2月発行、
「人間観をたずねて」2014年5月発行、「はじめての選挙権」2018年7月30日
発行し私に贈って下さいました。
他に子どもの(大人もOK)絵本「ねこのムーのチューリップさくせん」2014年
9月発行を贈っていただきました。

「プラトンと共に」、哲学入門「人間観をたずねて」は本を開いて目次をみて、
ぱらぱらとめくって見る程度で、とてもじっくり哲学書と向かい合う余裕はなく
本棚に置いたままでした。さっぱり勉強せず申し訳ありません。

しかし「はじめての選挙権」は憲法について、民主主義とは何か?英・米・独の
主権者教育について「イギリスのシティズンシップ教育」、「アメリカの政治教育
と若者の政治的関心」、「ドイツの主権者教育」などこれまで何度か一般質問で
取り上げてきた政治教育の問題、18歳選挙権の問題について書いています。

今の政治情勢について、改憲問題、経済と環境の問題、エネルギーと将来世代、
社会福祉と憲法などの問題をいろいろな角度から専門家の意見を交えて解説して
います。そこにはプラトンの民主制への不信感が2300年の時を経てヒトラーの
登場、ナチスの独裁的支配、第二次世界大戦への歩みが現実のものになったことを
示唆しています。
イマヌエル・カント、アダム・スミス、ジョン・ステュアート・ミル等が登場し、
その哲学思想は現代社会をすでに予想していたことがわかります。

まだ一部しか読んでいないのですが、読みやすく、少し難しい所もあるかもしれ
ませんが、高校生でも十分読める内容になっていると思います。ぜひ高校でも
政治・倫理学の授業で活用されてみてはいかがでしょうか。
また先生たちにもぜひ読んでいただきたいと思います。







後志町村議会議員研修会

2018-08-24 01:29:09 | 議員活動
後志町村議会議長会が毎年開催されている議員研修会が8月23日
岩内町の「岩内地方文化センター」で開催されました。
後志19町村から216人(後志議員定数199人他事務局関係者等)が
参加しました。
演題は『町村における紛争の現状と対策
      ~町村議会議員に求められるもの~』
講師は佐々木泉顕弁護士



講演の中から私のコメントを含め内容の一部を紹介します。
昭和の時代には取り上げられなかった企業・議会のセクハラ・パワハラ
問題が“時代の流れ”で注目されるようになってきました。
これは当然の流れであり、日本は欧米に比べ遅すぎるような気がします。
日本では紛争が表沙汰になることを極端に嫌う傾向があります。
然しながら、コンプライアンス(compliance)=「法令遵守」の重要性
が叫ばれるようになり、最近ではコンプライアンス違反に対する世間の目
は一段と厳しさが増してきています。
日大のラグビー、ボクシング界、財務省等が顕著な例と言えます。

ある弁護士のコメントを引用して、『今後は、こんなことで裁判までする
のかという事件が増えていくと思います』とありますが、
*ここで裁判沙汰の増加の原因として弁護士の増加を挙げていますが、
そればかりではないと思います。いわゆる事件が“泣き寝入り”で終わらせ
ないように問題処理の専門家=弁護士に依頼して事件の整理をし、互いに
解決の糸口を見つけ出し、双方が納得する方向へ向けて折り合いをつける
ために裁判はさらに必要性・重要性が増してくると思います。結果、
時間もお金もエネルギーも莫大な消耗が強いられることになりますが。
これも人生の学びと捉え積極的に向かい合っていくしかないと思います。

「議員の地位」「議員の職責」として「議員の兼職禁止」「議員の兼業禁止」
等の例は当議会も含め近隣の議会・議員でも身近に起っている問題です。
その推移を確り見守って行きたいと思います。

いろいろな事例を挙げて、事件の発端とその経緯、裁判の経過、判決と
理由等、資料も基に具体的に詳しく説明していただき大変勉強になりました