斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

後志町村議会議員研修会

2019-08-30 23:44:47 | 議員活動
後志19町村の議員と議会事務局職員の研修会が29日(木)積丹町
「総合文化センター」で開催されました。出席者は224名でした。
この後志地区の研修会は昭和48年にスターとし、今年で47回目に
成ります。


講師は全国町村議会議長会議事調査部参与の荒井幸弘さんです。
演題は『議会運営の基本』
議会運営について基礎から丁寧に説明して頂きました。
まず議会の権限は「議決権」です。
「議決権」は三つに分類されます。
1つは「町村」という団体の意思を決定するもの
2つ目は「議会」という機関の意思を決定するもの
3つ目は町村長の権限に属する事項について、その執行の前提要件又は
前提手続きとして議決するもの。これが議会の基本になります。

これを運営するための議会規則・権限について事例を挙げながら詳しい
説明がありました。
議会の運営に関しては各々自治体議会の慣例・慣習によるやり方もあり、
普段から議員同士で勉強会を重ねて行く必要性を感じています。
改めて議会運営について考えさせられるところが多々ありました。
ただこれはあくまでも基本であり、これが全てではないと思います。
これらを踏まえてこれからの新しい議会運営についても検討していかな
ければならないと感じています



後志町村女性議員協議会研修会

2019-08-29 00:55:51 | 議員活動
今年の研修は8月26日(月)留寿都村で開催されました。
参加は10町村から12名が参加しました。4月と8月の選挙で
議員の移動はありましたが、後志の女性議員は16名から1名
増加の17名になりました。

研修(施設見学)は以下の3か所を見学しました。
①るすつ子どもセンター ぽっけ
②大根集出荷選別施設
③留寿都村学校給食センター



子どもセンターぽっけは2015年3月完成
総工費約11億円、延床面積1,499.75㎡、木造平屋建
保育所は0歳~5歳の幼児が対象で定員80名に68名が利用しています。
他には子育て支援センター、小型児童館、放課後児童クラブなどが利用
しています。
留寿都村の人口1992人、1,073世帯(2019年7月現在)、面積119.84㎡
村の中に広々とした木のぬくもりが感じられる立派な施設を利用できる
子どもたちはとても恵まれて幸せと思います。
ぜひ一度見学されてはいかがでしょうか。

JA ようていの大根収出荷選別施設は今年3月に完成したばかりの施設です。
総事業費41億円、延床面積5,361.7㎡、選別能力日量240t 広大な施設です。
真狩、留寿都の大根が集められて利用されています。

留寿都村学校給食センターは2018年3月に完成したセンターで総事業費
5億2千6百万円、延床面積 569.6㎡、一日200食

いづれも大変立派な施設で、一日勉強させていただきました。

ブラ泊

2019-08-27 00:56:06 | 自然の驚異
第3回TOMAROCK IN いわない 2019ポートフェステイバルが
8月23日~25日の3日間開催され、私は2日目の8月24日(土)
岩内の地層の巡検コースに参加しました。
主催は「行動する市民科学者の会・北海道」案内者は小野有五先生
12.5万年前の海岸線、20万年前の海岸線、33万年前の海岸線の現地を
見て、土を掘って手で触って確認して歩きました。
コースは岩内大地 ⇒ 兜岬の離水ベンチ ⇒ とまりん館 ⇒共和台地
幌似地点 ⇒ 洞爺湖火砕流の露頭 を巡りました。
科学の進歩でここまで調査が可能になってきたことに驚きました。
もはや泊原発の廃炉は確定的になってきたと思われます。







北海道大学公共政策大学院地方議員サマースクールに参加しました

2019-08-26 23:38:56 | 議員活動
8月21日~22日の2日間コースを受講しました。今年の開催テーマは
「北海道における地域防災力向上に向けた課題と対応」でした。

2015年以来北大公共政策大学院のサマースクールをご無沙汰しておりましたが、
4年ぶりに参加しました。このサマースクールは2008年から開講され、私は
2010年に初めて参加しました。受講は3日間コースで参加者も少なく3日間受講
した参加者は20名位しかいなかったように思います。しかし大変充実した内容で
勉強になりました。その時に参加した方々とは今も交流がつづいています。
今年の1日コースは座学と意見交換会で約80名が受講しました。
●『地域防災向上に向けて』
岡田成幸 北大広域複合災害研究センター教授
●『災害復興法学のすすめ―生活再建と知識の備えの防災教育―』
  岡本 正 弁護士 岩手大学地域防災研究センター客員教授
●『平成30年北海道胆振東部地震災害検証を踏まえた防災対策について』
  辻井 宏文 北海道総務部危機対策局長

2日間コースは座学・意見交換会・グループ演習・検討結果の発表。
2日間コースは定員20名程度とありましたが、受講生は2倍以上の50名程でそのうち
半数以上の27名が地方公務員でした。2日目はABCDEの5つのグループに分かれて
各グループに指導の教員が入り、受講生はグループで徹底討論を行いました。
受講者の中には三重県から参加した市議会議員さんもおりました。
自由に話しやすい雰囲気で活発な討論できたことは大きな収穫と思います。

ニセコ町の議員のみなさんもぜひセミナーに参加して欲しいと思います。