斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

第4回ニセコさくら合唱祭

2015-05-17 23:55:54 | 選挙
16日(土)第4回さくら合唱祭が開催されました。
この合唱祭は「ニセコをこよなく愛する会」の主催で有島にある
宮山がかつては桜の花でピンク色に染まった山を再現しようと
2007年から桜の木を植える千本桜運動が始まり、5年もたたずに
千本の植樹が達成されました。
あれから9年、宮山は年々ピンク色が深まるのを実感しています。
今年の合唱祭は倶知安、京極、蘭越、ニセコから6団体120人が
参加しました。
まず千本桜運動のテーマソング「ニセコの空に」を全員で合唱して、
始まりました。ニセココールブーケは「ビビディ・バビディ・ブー」と
「今、咲き誇る花たちよ」の2曲を暗譜で歌いました。
この選曲は平均年齢70歳を超える団員には歌詞とメロディーを
おぼえるだけでもチャレンジだったように私には思います。
来年の第5回さくら合唱祭は5月14日(土)を予定しています。


初議会

2015-05-14 17:17:20 | 議会・議員
去る5月8日(金)第3回ニセコ町議会臨時会(初議会)が開かれました。

議長の選挙では投票総数10人中有効投票9票、無効投票1票(白紙投票)、
得票数9票で高橋守議員が議長に選ばれました。
次に副議長の選挙では投票総数10人中有効投票9票、無効投票1票(白紙投票)、
得票数9票で猪狩一郎議員が副議長に選ばれました。
議席の指定はくじ引きで私は4番を引き、議長席に向かって左側の前列左になりました。

これに先立つ前日の5月7日(木)に議員協議会が開かれ事前に人事役職が
言い渡されました。初議会が滞りなく終了するために事前に行うことが慣例に
なっているようです。
確かに予期していたこととはいえ、この事前の議員協議会の前にすでに
全てが図られ役職に立候補する余地も希望を述べる機会も与えられませんでした。

どこの世界にも少なからずこれに近いことはあるかもしれませんが、
これこそがニセコ町議会が引き継いできた「思考停止」を強いる慣例?
と言えのではないかと思いました。
この人事役職について初めから10人の議員間で徹底的に話し合いができないものか、
またこれからの4年間もこうした根回しが繰り返されるのか、これが全く当たり前の
世界からいつか脱却することはありえるのか?

しかし4年前の役職では少なくとも常任委員会の所属の希望は聞かれた
記憶があります。今回はそれもありませんでした。
また少なくとも議会運営委員会は議員歴のある議員が得票数に関係なく
委員会に所属していました。今回新人議員が2名委員会に入り、2期目の
2名はなれませんでした。
そこでせめても議会運営委員会を毎回傍聴させてもらうことを確認させて
もらいましたが・・・?

初議会において                  (議員省略)
総務常任委員会の委員長に青羽雄士、副委員長に斉藤うめ子、
委員に浜本和彦、篠原正男、高橋守の5名。
産業建設常任委員会の委員長に竹内正貴、副委員長に三谷典久、
委員に新井正治、木下裕三、猪狩一郎の5名がなりました。
議会運営委員会の委員長に青羽雄士、副委員長に竹内正貴、
委員に猪狩一郎、篠原正男、浜本和彦がなりました。
後志広域連合議会議員に高橋守。
羊蹄山麓環境衛生組合議会議員に竹内正貴、浜本和彦の2名。
羊蹄山麓消防組合議会議員に青羽雄士、新井正治の2名。
後志教育研修センター組合議会議員に斉藤うめ子。
ニセコ町監査委員に三谷典久がなりました。
町税条例の一部を改正する条例が提出されいずれも可決されました。

議会終了後ニセコ町議会議員会定期総会が開かれ
会長に竹内正貴、副会長に猪狩一郎、幹事に篠原正男、監査に新井正治、
三谷典久がなりました。
議会だより編集委員は三谷典久、斉藤うめ子、木下裕三、篠原正男の4人です。

憲法集会

2015-05-04 01:20:55 | 選挙
5月3日は憲法記念日です。
「倶知安で憲法を守る会」の主催で5・3憲法集会に参加しました。
講師は元裁判官の高橋幸一さんです。

昭和21年11月3日公布、昭和22年5月3日施行の日本国憲法と
日本国憲法改正草案対照表を元に条文の問題点を丁寧に解説して
いただき、特定秘密保護法、集団的自衛権の行使、閣議決定など
憲法違反がたくさん行われていることが分かりました。

井上ひさしの「子どもにつたえる日本国憲法」を紹介し、その本の中の
「絵本 憲法のこころ」から日本国憲法のなかでも
「これだけは読んでほしい」と思う前文と九条の条文にいわさきちひろ
の絵が挿入された各ページを大きく拡大して紙芝居風に読み上げました。

井上ひさしの「日本国憲法」の本は“子どもにつたえる”とあるように、
わかりやすので私はいつも目の前に置いています。
いわさきちひろの絵を見るのも楽しみです。

「日本国憲法」はいつも手元において、必要な時にその都度開いて
読んでみますが、憲法を理解するのは大変難しいことです。(私には)
憲法は日本のあるべき姿を条文化したものですから、その中身を正しく
確り理解することが大切です。



あーあ選挙! 後志管内町村議選の結果

2015-05-02 01:03:04 | 選挙
後志管内12の町村議選で124人が当選し、その内
女性議員は7議会から10名が当選しました。
その割合は8.06%になり前回より減りました。
また留寿都村は今回「女性ゼロ議会」になりました。

一方、全国295市議選の女性当選者数は1103人で
前回2011年の1040人から63人増加しました。

女性の国政参加が認められて70年、1947年4月の
第1回参議院選挙で選出された女性議員は10人、4%
でした。そして今日女性議員が増えてきたとはいえその
増加率は余りにも少な過ぎます。
政治の世界にこそ女性がどんどん参加して、女性の視点、想いを
反映させていかなければ社会は発展していきません。
日本の女性議員率は先進国中最下位で、世界の国々の中でもその
順位をさらに下げています。

なぜ日本は変わらないのか。根底に未だに性差別の意識が強く
あるように思います。そしてそれを変えたいと思わない、それで
良しとする女性が多いように感じます。
何故なのか?なぜ女性の意識が変わらないのか?
女性の政治参画が男女同数になることにより女性はもちろん男性に
とってもより生きやすい社会が実現できるのですが。
「何を怖れる!」(映画の題名)女性はもっともっと“声”を上げて
その想いを政治に反映させていくべきだと思います。



政治を変えたい女性たちの闘い

2015-05-01 00:00:00 | 選挙
4月30日(木)19:30から、NHKクローズアップ現代で
『“政治を変えたい”女性たちの闘い』が放送されました。
埼玉県で市議会議員をしている友人から送られてきた
メールを紹介させていただきます。

「女性の活躍」が掲げられるなかでの統一地方選挙。
諸外国と比べ圧倒的に低い女性議員比率がどこまで上がるかが
焦点の一つだが、道府県議選では定数の1割に満たない結果と
なるなど、長年男性中心だった政治の世界への進出は容易ではない。
「女性が政治をしなくても…」と親や友人にも立候補を反対される現実。
子育てしながらの選挙運動。各地の戦いからは女性ならではの壁が見える。
一方、すでに女性議員が増えた町では、主婦目線で財政の無駄を見直したり、
投票率が上がったりするなどの効果も現れている。
今後、女性の政治参加を進めるには何が必要か。
議員の4割ほどが女性のスウェーデンでは政治を特別視しない風土がある。
背景にあるのは選挙について詳しく教える学校教育。
民主主義の基本を学ぶことが、性別にとらわれない政治参加につながっている。
私たちと政治との関係はどうあるべきか、女性議員の姿を通して考える。

この番組を見て、ニセコ町民の政治意識についていろいろ考えさせられました。
一見ニセコ町は変わったように見えても本質的なものはやはり変わっていないと
感じています。しかしここであきらめてしまったら、これまでの努力は報われ
ないし、むしろ後退したことになります。
“あわてず、あせらず、あきらめず”に一息入れて進みたいと思います