斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

るすつ子どもセンターを見学しました

2015-07-28 11:23:40 | 町の課題
ニセコ町の乳幼児を抱えるお母さんたちの希望で、27日(月)るすつ子どもセンター
ぽっけを見学しました。

今年5月1日オープンしたセンターは村のカラマツ材をメインに道産材を使用した
総木造平屋建て建築です。
全館床も壁も天井も木目を活かした自然で温かなぬくもりを感じさせる室内でした。
施設内の構造もあらゆる場面や事態を想定して対応できるように工夫されており,
最新式の機能を取り入れよくできていました。
新しいセンターは保育所の他に子育て支援センター、放課後児童クラブ、小型児童館の
4つの機能を一体的に整備しており、災害時の避難所としての活用もできます。

建設費用は10億9千万円強と高額で、人口1,800人余りの村として、村の財政規模から
するとかなりの費用です。が国や道他からの補助金や過疎債を活用しているので村の持ち出し
はほとんど無いとのお話でした。
子どもたちの未来のために大きな投資ですが、何よりも子どもたちが元気いっぱいで
幸せそうでした。
見学にいっしょに来た子どもたちはこの施設がすっかり気に入った様子で、
るすつに引っ越してきたいという声が聞こえてきました。


集団的自衛権について

2015-07-11 19:38:32 | 政治
5月17日以来約2か月近く無沙汰してしまいました。
何度も書きたいことはたくさんあったのですが、
書きそびれてしまい今日に至りました。
その間ブログを開いて下さった皆様には大変申し訳なく思っています。

さて、6月議会定例会での私の一般質問2件の中から
「集団的自衛権について」お知らせしたいと思います。

一般質問「集団的自衛権について」(一部抜粋)
〈 町長は町民の命と暮らしを守る責任者として、
また政治家としての立場から最近の集団的自衛権の行使をめぐる
動向について憲法9条の解釈に基づき町長の見解を伺います。
また教育行政に携わる立場から教育長のお考えを同様に伺いたい
と思います。〉
町長:
「日本は専守防衛に徹するとの見解を持っており、・・・
我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための
自衛隊法等の一部を改正する法律案は、
我が国の平和を危うくする可能性は極めて高い法律であり、
日本国憲法に違反するものと考え、大変憂慮している・・・」
教育長:
「戦後70年、憲法によって平和が守られ、
教育によって平和を築く人材を育ててきた歴史を
これからもつなげていかなければならない・・・・
集団的自衛権の行使は、国内だけではなく、
平和が脅かされる恐れがあり、教育に携わる立場としても
大きな危惧を抱いている・・・」
と答弁しました。

このニセコ町6月議会で提出された意見書
「『平和安全法制』の徹底審議と国民の合意なしに成立させないよう
求める意見書」は全会一致で採択されました。
昨年来2回に渡り提出されてきた同様の意見書は継続審査
の結果否決されてきましたが、今回は安全保障関連法案や
集団的自衛権の行使容認に真っ向から「反対」とせず、
表現を「徹底審議」に変えることで採択されたようです。