斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

核兵器禁止条約が発効

2021-01-24 01:09:58 | 世界のニュース
2021年1月22日(金)「核兵器禁止条約」が発効しました。
各新聞の一面に大見出しで掲載されています。
「核兵器禁止条約」の関連見出しだけを拾ってみました。
23日(土)の北海道新聞の一面の大見出しは
「核兵器は悪 初の条約」
51カ国・地域で発効 日本不参加
締約国会議 被爆者招待へ
核巡る国際情勢 混迷 禁止条約発効
日本、オブザーバー参加も慎重 矛盾抱える「橋渡し役」 
核軍縮 日米の針路は
米政権は条約認めよ 米軍備管理協会会長 ダリル・キンボール氏
安保追従 転換の好機 向 和歌奈氏
核禁止条約発効 参加が被爆国の責務だ
被爆地の感慨届け 長崎・広島 喜びの声
核廃絶へ希望の芽 政府姿勢に不満
紡ぐ遺志 願いは一つ 道被爆者協会
等々6ページに渡り「核兵器禁止条約」の記事が掲載されました。

前日の22日の夕刊一面には
核兵器なき世界へ一歩
初の国際法規 禁止条約発効
惨禍回避へ全面違法化
被爆者「新たな出発」 批准拒む日本に怒りも
「核廃絶 思い次代に」 被爆地の若者 イベントや情報発信

23日(土)のしんぶん赤旗には全14ページの内8ページに掲載。
核兵器禁止条約が発効 心から歓迎する
日本政府は参加を 全国で行動
「核兵器の終わりの始まり」新しい時代へ
禁止条約発効 被爆地の思いさらに
各国首脳は実相にふれて
一貫して廃絶求める共産党
被爆者団体など談話:青い地球を次世代に、日本の参加を求め連帯
コロナ禍に明るい灯、核廃絶へ日本主導を
核兵器禁止条約への参加は被爆国政府の責務
条約発効 固執勢力追いつめる力に
核兵器は「違法」 国際規範に
核禁条約発効 世界が歓迎
市民運動が貢献 国連・グテレス事務総長
勇気くれる幕開け 平和・軍縮・共通安全保障キャンペーン議長
人類に必要な条約 ローマ教皇
核保有の正当性失う
世界と日本の人々の努力が実り 横断幕を掲げて祝う
祝核兵器禁止条約の発効 
核兵器禁止条約 発効「日本も参加」必ず 不参加みっともない 
‟核兵器は違法“ここまで来た「核なき世界」孫子に手渡そう
参加ができる政府に
政府は背を向けないで、先輩たちに感謝したい
核実験被害者の救済を、今がチャンス 声出そう
条約は決意の証し 政府の参加 外務省・全政党に要請
‟ここがスタート“署名訴え

以上が「核兵器禁止条約」に関する見出しです。

ニセコ町議会12月の定例会に
「政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書(案)」を提出しました。
総務常任委員会の5人の委員でまず審議を行い結果、即決議はされず、継続
審査になりました。
採決の結果がこの議会の未来を占うことになると思います。

日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める地方議会

2020-12-19 18:20:00 | 世界のニュース
12月15日現在501議会が「核兵器禁止条約」の意見書を可決しました。
これは全自治体の28%以上になります。


今年4月30日から10月23日までの約半年間で「核兵器禁止条約」の意見書
を可決した議会は47議会で495になり、それから約1か月半で意見書を可決
した議会は501になりました。さらに12月議会で意見書が可決する見通しです。

また西アフリカにあるベナンが12月11日「核兵器禁止条約」を批准し51か国
になりました。条約の批准国は50か国に達しているので来年1月22日に
「核兵器禁止条約」は発効します。
これを機会にさらに批准国が増えることを期待しています。
それにしても日本はいつになることか。

「なんで(日本は)速やかに批准しなければならないの?」
委員会での委員の質問にこれこそが「平和ボケ?」ではないのか?と思います。
議会でもっとこの問題について徹底的に議論すべきではないかと思います。
「核兵器禁止条約」に関する全員協議会が開かれることになっています。
私はその際大切なことは町民のみなさんにも参加して頂き傍聴にとどまらず
自由に発言できる機会を設けることが必要ではないかと思っています。
「市民フリースピーチ制度」を行っている愛知県の市議会もあります。
議会で住民が意見を発表する場を設けることは必要です。


オンライン連続セミナー 

2020-08-01 23:57:00 | 世界のニュース
コロナ危機の終息が見通せない中、ICTを駆使したオンラインセミナーが
今盛んに開催されています。週末の土・日曜日の他平日にも開催されています。
出かけて行かなくても自分の机の上にあるパソコンを開けば参加できるので
大変便利になっていますが、コロナ危機が始まる前より忙しくなってきて
いるように感じます。
今日8月1日(土)は特別セミナーと題してパリ協定の立役者クリスティアナ・
フィゲーレスさんに
「気候危機との闘い~コロナ危機から学ぶ教訓と日本への提言~」と題して
「誰もができないと思った合意を可能にしたのはマインド・チェンジ!
世界を大きく動かしている若者たちの行動力、将来世代の未来を奪っている
大人世代の責任、地球上に石炭火力の余地はない!」と気候危機への熱い思い
を語って頂きました。
日本は世界第5位のCO2排出国でその理由は日本の燃料の80%は未だ
化石燃料が主力となっているからです。CO2削減に石炭火力は最大のリスクと
なっています。

今回のセミナーはすべて英語で行われ、日本語の字幕付でしたが、インタビュアー
は5人でその内の3人の方は20代の若い方々でした。英語力が素晴らしい。
今の若い人たちは英語のニュースを見ているので、海外からのメディアを見て
集まって来て、どんどん情報を広げていく、それが若者たちの行動力になって
いるようです。英語で世界の情報をより早く、より正確にキャッチしています。
日本のメディアでは到底得難い情報が英語のメディアで得ることが可能になって
います。

人類はウイルスに試されている 

2020-03-28 13:38:30 | 世界のニュース
3月28日(土)の朝刊によると「27日までの感染者は世界全体で
50万人を超え、26日時点で死者は2万3千人となり流行拡大の
勢いは衰えず終息の気配は見えない状態が続いている」とあります。

以下山中伸弥教授のメッセージを転載します。
【新型コロナウイルスとの闘いは短距離走ではありません。
1年は続く可能性のある長いマラソンです。
新型コロナウイルスを制圧することはもはや困難です。
受け入れるしかないと私は思います。
社会崩壊も、医療崩壊も起こらない形で、ゆっくりと
受け入れる必要があります。
「桜は来年も帰ってきます。人の命は帰ってきません」】

パンデミックの歴史 (ウィキペディアから) 
14世紀には黒死病(ペスト)がヨーロッパで大流行した。このときの流行では
当時のヨーロッパ総人口の約3分の1にあたる、およそ2500万人から3000万人
もの死者を出したとされる。

16世紀にはコロンブスによってもたらされた天然痘が南北アメリカ大陸で猛威を
ふるい、天然痘の免疫を持たなかった先住民の人口は約10分の1にまで減少した。

19世紀から20世紀にかけてコレラが、地域を変えつつ7回の大流行を起こした。

1918年から1919年にかけてスペインかぜ(インフルエンザ)が全世界で流行し、
死亡者は約5000万人から1億人にものぼった。

1980年代以降、後天性免疫不全症候群(エイズ)の患者が全世界で増大し
とりわけ最も感染の激しかったサハラ以南アフリカでは全人口の30%以上が
感染した国家まで存在し、平均寿命の大幅な減少が複数の国家で見られた。

今日は「国際女性デー」です

2020-03-08 20:56:36 | 世界のニュース
国連は1975年「国際婦人年」に3月8日を「国際女性デー 」
International Women’sDayと定めました。
シンボルフラワーはミモザの花です。

その起源は1904年3月8日にニューヨークで女性の労働者たちが 
婦人参政権を要求して大規模なデモを行ったことに始まります。
1910年ドイツの社会主義者クララ・ツェトキンがデンマークの
コペンハーゲンで行われた国際社会主義会議で「女性の政治的
自由と平等のために戦う」記念の日と提唱したことから始まります。

国連は2010年7月2日国連総会で女性に係る国連の活動と組織改訂
について決議し、「ジェンダーイクォーリティ(平等)と女性の
エンパワーメントのための国連機関(UN Women)」 を設立し、
2011年1月1日より活動をはじめています。
世界各地でこの日を祝ってデモやイベントが開催されます。

今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で縮小されたところは
あるようですが、日本でも全都道府県に広がりイベントが開催されて
います。