斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

9月議会定例会を終えて

2014-09-29 21:32:18 | 政治
いつも議会を終了すると、ホッとすると同時に最終日の一般質問での
質疑応答を思い出すと何ともやりきれない気持ちで落ち込んでしまい、
しばらく議会のことを一切忘れたい気持ちになります。
一般質問での質疑のまずさや、ここはこういう質問をすればよかったとか
なぜここをもっと追究しなかったのかと後悔すること頻りです。

今回4人が一般質問に立ち、私の一般質問は最後になりました。
ニセコ町議会では一般質問の順番は質問の提出順で決まります。
私はできるだけ早く終えたいので早めに提出するようにしてきましたが、
今回初めて順番が最後になりました。

9月議会は4日間という短い期間でしたが、決算特別委員会が開催され、
初めて委員長を担当し議会開催中3日間、一般会計と五つの特別会計全般
に渡って審査を実施しました。結果、審査意見を付して認定すべきもの
と決議しました。

議会で配布される書類は積み重ねると約10㎝の厚さになり、正直この中身を
全部把握するのは私には到底無理です。
議員としての一期4年間で議会・議員活動をどこまで理解し、何ができたか、
自問すると、全く自信が無くなります。
議員の仕事はあらゆること全般に渡り、広く深いのでこれで良いという
ことはないので常に勉強の毎日ですが、まだまだ勉強不足と実践活動の
不足を実感しています。

明日からまた心機一転、新たな気持ちで議員活動を開始したいと思います。





第6回ニセコ町議会定例会一般質問

2014-09-16 23:45:42 | 議会・議員
議会運営委員会の一般質問審査の許可が下りたので質問事項も
載せたいと思います。
以下4件について9月19日に一般質問を行います。

1.「子どもの貧困対策法」の実効性ある推進について

今年1月17日に施行された「子どもの貧困対策の推進に関する法律」は
「子どもの将来がその生まれた育った環境に左右されることのないよう、
貧困の状況にある子どもが健やかに育成される環境を整備するとともに
教育の機会均等を図る」ことを目的としています。また今年8月29日
「子どもの貧困対策に関する大綱」が策定され、今後この「大綱」に
盛り込まれた支援の多くを地方自治体が担うことになります。そこで
ニセコ町の「子どもの貧困対策」について再度町長、教育長の見解を
伺います。

①町長、教育長は「子どもの貧困」の実態をどのように認識されていますか。
②子どもの貧困の実態調査について 
③教育支援について
 大綱のなかで「『学校』を子どもの貧困対策のプラットフォームと位置付けて
総合的な子どもの貧困対策を展開する」としていますが、具体的にどのような
対策を検討されていますか。
④教育委員会と学校が中心になって子どもの貧困問題について学習・啓発・研修
する機会を設けることについて
⑤子どもや若者自身が子どもの貧困問題について学習する機会を教育機関を
 設けることについて

2.「新教育委員会制度」について

教育委員会制度を改革するための改正地方教育行政法が今年6月13日可決され、
来年4月1日より新教育委員会制度がスタートします。
これについて以下の点について伺います。

①新教育委員会制度の概要と特徴について
②現在の教育委員会制度と大きく変わる点について
③学校の教育現場にどのような影響と効果が期待できるのか

3.人口減少社会に向けて
  
少子化による人口減少が大きな社会問題になる中、ニセコ町は現在人口が
微増しており、人口減少への危機感はあまり感じられませんが、しかしながら
国立社会保障・人口問題研究所の2013年(平成25年)3月の推計ではニセコ町の
人口は2010年の4823人から2040年の4256人と567人の減少が予想されています。

若年人口(0~19歳)と生産人口(20歳~64歳)の合計は
2010年 3616人から2040年 2644人と972人減少して27%減 
64歳以上は1207人から1612人と405人増加して34%増、
高齢化率は現在の25%から38%になると推計されています。

こうした将来の人口減少と少子高齢化を踏まえて少なくても20年、30年先を
見通した総合的なまちづくり計画が必要になってくるのではないかと思いますが
どのような対策を検討されているのか町長に伺います。

4.住民参加のまちづくりに向けて情報公開・情報共有の推進のために
 審議会・委員会・協議会等の内容の整備と一覧の作成について

審議会・委員会・協議会は行政の決定プロセスに町民が直接係る制度であり、
町民の様々な声を届けることにより、町政が民主的に行われるための重要な
機関と考えます。どのような審議会・委員会・協議会があり、その目的と
設立時期、どのような委員で構成され、委員会の開催と議事録は必要に応じて
いつでも公開されるものでなければならないと考えます。
しかしながら、現在町はその整備が出来ておりません。
今後ぜひ整備していただきたいと思いますが、町長の見解を伺います。

第6回ニセコ町議会定例会が開催されます

2014-09-15 23:21:51 | 議員活動
9月16日から19日まで第6回ニセコ町議会定例会が開催されます。
一般質問の締め切は16日午後1:00までとなっていますが、
15日中に作成して16日午前9時の招集前に提出しなければなりません。

一般質問は以下の4件を予定しています。
1.「子どもの貧困対策法」の実効性ある推進について
2.「新教育委員会制度」について
3.人口減少社会に向けて
4.住民参加のまちづくりに向けて情報公開・情報共有の推進のために
 審議会・委員会・協議会等の内容の整備と一覧の作成について

一般質問に関しては16日の議会運営委員会の審査を受けて許可が下り
なければ質問はできませんので、現在は予定です。

また9月議会では決算特別委員会が開催され、委員会の委員長の互選方法
は指名推薦により行われ、順番で最後になりましたが、委員長に指名される
予定になっています。

一般質問の作成にはいつもながら大変苦労しています。






ニセコ町敬老会

2014-09-04 17:35:35 | 町の行事
ニセコ町主催の敬老会が9月3日ヒルトンニセコビレッジで行われました。
私はニセコ町赤十字奉仕団の一員として敬老会のお手伝いに参加させて
頂きました。

ニセコ町の75歳以上の方々は648人(平成24年調査結果)、
今年敬老会に参加された75歳以上の方は191人でした。
結婚50年を迎えるご夫婦4組、米寿(88歳)31人、喜寿(77歳)35人でした。
金婚者に対しては記念品が贈呈されます。
長寿祝い金はニセコ町のお祝いの規定に基づき、白寿20万円、米寿5万円
喜寿3万円が各々に送られます。今年は白寿の方はおられませんでした。
ニセコ町の敬老会・長寿祝い金・結婚50年記念等に要する経費は
毎年約500万円になります。

75歳以上約650人に対し約190人の出席率は30%弱になります。
70%強は高齢のため外出が思うようにならない方、ご病気の方、足の悪い方、
出席したくない方など、さまざまですが、この70%の出席されなかった方々には
一切お祝いはありません。昔は饅頭を民生委員が配布していましたが、
衛生上の問題から取りやめになったと聞いています。

私が議員になって最初の議会定例会(2011年(平成23年)6月)で
「ニセコ町敬老祝賀会と高齢化について」一般質問を行いました。
その中で上川郡鷹栖町の「敬老会」のユニークな取組について、
紹介させていただきました。

鷹栖町は「私の町の誇れる保健福祉事業や住民の取り組み」の中に
[長生き感謝祭]というのがあり「これまで丈夫で長生きしてきたことに感謝しよう」
との思いで高齢者が「自分たちで計画して自分たちで実践する」ことを目標に
「敬老会」の運営一切を自分たちで行い、この38年間(平成23年時点)町主催の
敬老会は開いていないとのことでした。

こうした実践例は高齢者の自主性や達成感、生きがいにつながり住民自治のモデル
になるのではないかと思います。

子ども俳句教室

2014-09-01 22:43:28 | 政治
ニセコ町が開いている「放課後子ども教室」に通う子どもたちを
対象に俳句教室が開かれ,私たちニセコ俳句会の会員7名が俳句の
作品作りのお手伝いさせていただきました。

小学校1,2年生の子どもたち13人が集まり、みな初めて俳句を作る
子どもたちばかりでしたが、5,7,5の17文字にそれぞれの思いを
託してを書いてもらい、書いた俳句は短冊に一人2作品を清書して
もらいました。

一人一人の子どもたちの感性が生き生きと俳句になって表れ、
初めてとはとうてい思われない良い作品がたくさんみられ、
私たちにとって良い刺激になり勉強の機会になりました。

この作品は来月開かれる文化祭に出展されます。