斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

一通のはがき

2019-02-26 22:36:52 | 社会
北方ジャーナル3月号が2月15日に発売されました。
それを読んだ30代の女性から匿名のはがきが届きました。
紹介します。

拝啓 斉藤様
 北方ジャーナル3月号の記事を読みました。
「許せない」の一言です。
 男女共同参画社会基本法が施行されたのは平成11年(私が小学生でした)、
 平成最後の今なおその理念とはかけ離れた社会です。
 支持政党がどうというのではなく、一人の女性として、斉藤先生の闘いを
 見守っていきたいと思います。
 応援しています。絶対に負けないでください。
                         敬具
               札幌市 30代 女です。

未だに女性蔑視の社会です。私は異常な社会に映ります。特に議会は。
100年前にタイムスリップした感じがします。
男性だけに問題があるわけではありません。この女性蔑視を生み出す一番の
原因は女性の意識が変わらないからと指摘する声がかなりあります。
“声”を挙げない。“男性をうまく操っている”、“適当にご機嫌を取る”と
勘違いしている女性の意識の低さを身近に見かけます。失望の極みです。
このままでは日本は世界から100年は遅れた国になるでしょう。現にそうですが。

かって上野千鶴子先生(日本のフェミニスト、社会学者)が大阪で講演した際、
日本の男女平等が実現するのに100年はかかるとおっしゃった言葉がいつも頭に
浮かんで来ます。あれから30年が経ちました。未だに変わったようで変わらない
ジェンダー不平等社会、あと70年?もかかるのでしょうか。

女性の再就職・チャレンジ支援セミナー

2018-11-06 23:40:11 | 社会
第175回まちづくり町民講座が10月26日(金)午前10時からニセコ町
中央倉庫群旧でんぷん工場で開催されました。
講師は相田良子さん:
スイッチプレス代表 キャリアコンサルタント・未来つくりアドバイザー

この講座は“主に子育て期の女性や子育てが落ち着く女性など”を対象に
開催され、託児も用意され、お二人の方が乳幼児を預けて参加されました。
私のこれまでの経験では午前中に開催されるまちづくり講座は初めて?
ではないかと思います。
この講座の目的からいくと私は対象外になりますが、これからの未来へ
向けてさらなるチャレンジへのヒントがあるかもしれない、また子育て中の
女性たちの再就職への思いについてのお話も聞きたいと参加しました。
参加者は8名で、また子育て期の女性はお二人で、役場職員と地域おこし
協力隊の女性たちが参加しました。

相田先生は講話『私の再就職体験談』とあるようにご自身の体験を元に
分かり易いお話で、参加者のミニワークや意見交換で発表の機会もあり、
もし再就職への不安を抱えている女性がいるとしたら、「大丈夫、私も
こんな経験をしてきました」と自信とやる気を起こさせてくれるお話でした。

今回のまちづくり講座は「女性就業支援全国展開事業」の協力と「北の輝く
女性応援会議」の後援で開催されました。

もしこれがイギリスだったら・・・

2018-06-05 23:59:25 | 社会
もしこれがイギリスだったら、10歳の子どもをたった一人家に残して
出かけていることが分かればこの子の保護者は間違いなく犯罪者として
刑務所行きです。

イギリスでは14歳以下の子どもだけを家に残して出かけることは許されません。
厳しい刑が処せられます。

日本とは法律が違うとはいえ、周囲に民家の全くない人目に付きにくい、
かなり奥まった場所で子どもが一人、出てきたら心配になるのは当たり前の
ことです。

「お父さんは、お母さんはいないの?」、「お姉さんか、お兄さんは?」
と聞いてみたくなります。本当にこの子が一人でいるなんて、驚いてしまい
ます。(私は自分の身分を相手に伝えています。)
これは個人情報云々の問題以前の問題です。

すべて真逆! とんでもない言い掛かりを付けられ、これこそが犯罪です!

後日話し合いに行ったところ、刈払機の歯2枚を両手で振り回して迫ってきて、
一瞬でも触れたら怪我をする所か、「殺されるかもしれない」という恐怖を
起こさせるような行為をし続けることは決して許されるものではありません。

これは明らかに犯罪行為そのものです!
刑事事件を視野に検討して行く考えです。
弁護士にも相談しています。


働き方改革

2018-04-05 23:56:50 | 社会
日本では長時間労働による健康被害や過労死などで「働き方改革」が
問題になり、労使共にこれまでの働き方を変える必要性が叫ばれています。

香港では平均して1日の労働時間は12時間、週1日の休みと聞いて驚きました。
しかし長時間労働による不満や「働き方改革」の問題は聞かれません。
何故か?働き方の内容が問題なのです。
わずか8日間の滞在で~何をか言わんや~ですが、確かにみな長時間働いて
います。しかし、日本では見られない光景を目にしてなるほどと思いました。

世界の一流ブランド店で働く店員たちがお客さんから見える店内で堂々と
お昼を食べていたり、飲食をしていました。ましてや一般のお店ではもっと
あからさまにゆったり、のんびり飲食をして休みながら働いているようです。
長時間労働でも健康に害が及ぶような働き方はしていないように見えます。

お国柄というのか、病気になるほど、死ぬほど働くことは考えられないの
かもしれません。街は活気に満ちていて、みな活き活きと元気なのが印象的
でした。

しかしながら労働者全てが必ずしもそうとは限らない所もあるようです。
娘の夫の従姉妹は20代で会計士をしているそうですが、叔母の話では「娘は
毎日休みなしで仕事が忙しく家に帰ってくるのが遅くて・・・」ついに一度
もお会いできませんでした。中には日本並みの働き方をしている人も少数
ながらいるようです。


文化の違い ?

2018-04-02 00:41:00 | 社会
Tai Po Market にある建築中の建物です。
足場がすべて竹で紐で縛っています。
軽くて簡単に足場が組めるので費用も安くて済むようです。
でも、本当に大丈夫かしら? 
日本でも竹がたくさん取れる本州では手軽に使える材料のように
思われますが、日本では見たことがありません。

超高層ビルでもなければ日本でも可能なような気がします。
これも文化の違いでしょうか。